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新劇場「EX THEATER ARIAKE」が誕生。注目作が集う、オープニングラインナップ発表会レポート!

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テレビ朝日が有明に開業する複合型エンタテインメント施設「東京ドリームパーク」内にオープンする新劇場「EXシアター有明」のオープニングラインナップ発表会が実施された。

4月25日(土)に開場するEXシアター有明は、演劇、ミュージカルに最適な自由度の高い舞台構造と、セリフや歌詞を聞き取りやすい音響設計を備え、華やかなラインナップで心躍る舞台の数々を生み出していく。 

今回は、こけら落とし公演『AmberS -アンバース-』より、演出の河原雅彦、W主演を務める大橋和也と寺西拓人。劇団☆新 感線46周年興行・夏公演『アケチコ!〜蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島〜』より、演出のいのうえひでのり、出演の 古田新太。ミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』より、翻訳・演出の小山ゆうな。ミュージカル『タイムトラベラーズ・ワイフ』より、主演の岩本照。『ノッキンオン・ロックドドアTHE STAGE』より演出の堤幸彦、W主演の上田竜也と川島如恵留。ミュージ カル『ミー&マイガール』より、演出の小林香と主演の三浦宏規。ミュージカル『モンティ・パイソンの SPAMALOT』より、演出の 福田雄一、主演の岩田剛典が駆けつけ、作品に関する思いと新劇場への期待を語った。

『AmberS -アンバース-』

演出・河原雅彦

この劇場の印象について

三階席までしっかりあって大きな劇場だと聞いていましたが、実際に立ってみると想像以上にお客様との距離がとても近い印象があります。この“近さ”は良い劇場の大きな条件だと思いますので、非常に魅力的です。それから、新しい劇場ならではの香りがします(笑)。この大きな劇場のスケールに見合うダイナミックな作品をお届けしたいと考えています。

大橋和也

公演に向けての意気込み

めちゃくちゃ緊張しています。寺西拓人くんとのW主演ということもありますし、河原さんの演出を受けること、さらにこけら落とし公演という点でも緊張しています。そして脚本が加藤シゲアキさんということで、その世界観をどれだけ表現できるかも大きな挑戦です。ただ、それ以上に「こんな世界もあったのか」と思っていただけるくらいすごいものを作りたいと考えています。キャスト、スタッフの皆さんとともに、W主演として頑張りますので、よろしくお願いします。

寺西拓人

稽古の雰囲気について

稽古はとても順調に進んでいます。順調すぎて少し怖いくらいですが(笑)、和気あいあいとした空気の中で進んでいます。NEWSの加藤くんのオリジナル原作を、一から立ち上げていく感覚があり、ディスカッションを重ねながら皆で作品を作り上げている実感があります。

劇団☆新感線46周年興行・夏公演『アケチコ!〜蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島〜』

演出・いのうえひでのり

新しい劇場での上演で、どのような作品になりそうか

今回はこれまでの座付き作家の本とは違い、新しい作家による脚本なので、これまでとは少しテイストが異なります。ドタバタはドタバタなのですが、少し気持ち悪い感じも面白いので。新感線では生バンドを使う作品を“Rシリーズ”と呼んでいますが、今回はこれまでのメタル寄りの音楽とは違い、少し懐かしさを感じるロックでやってみようと思っています。

古田新太

豪華共演陣を迎えるにあたって楽しみにしていることは

みんながちゃんと客を呼んでくれればいいなと(笑)。これまでの新感線はヘヴィメタルのような劇団だったのですが、今回は少しアングラ的な匂いもさせようとしています。生バンドで音響設備も良い劇場なので、その点は非常に楽しみです。

ミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』

翻訳・演出 小山ゆうな

この劇場の印象について

客席数が多い一方で、登場人物も少なく、割と小さいテーマの作品なので、どうなるのかと感じていました。ただ、実際に見ると客席がとても近く感じられて、お客様のことをよく考えて設計された劇場だと思います。さらに音響にもこだわりがあると伺って、とても楽しみです。

Wキャストの柿澤勇人と吉沢 亮の印象について

本格的な稽古というわけではなく、翻訳の言葉が適切かどうかを確認するために、皆さんの声で読んでいただく機会を設けたのですが、ほぼ全員の方が参加してくださり、非常に熱量のある時間になりました。一幕は吉沢亮さんのエヴァンで、二幕は柿澤勇人さんで読んでいただいたのですが、最初の吉沢さんの第一声から「こういうアプローチなのか」と驚きました。とても繊細だけれども慈悲もあるアプローチをされていて、柿澤さんはまた全く異なるアプローチで、力強く説得力のあるエヴァンを見せてくださいました。まったく違う魅力のエヴァンになると感じています。

ミュージカル『タイムトラベラーズ・ワイフ』

岩本照

自身が演じる主人公について

僕が演じるヘンリーは、自分の意思とは関係なく時間を行き来してしまう運命を背負った人物です。ある女性との出会いを通して人生が変化していく中で、時間に翻弄されながらも、自分の人生をしっかり生きていく姿を表現したいと考えています。

舞台ならではのタイムトラベルの表現について

この劇場はフライングができたり下が空いたりするとのことなので、そういった舞台装置などを駆使しながらさまざまな演出が取り入れられると思います。どのように表現されるのか僕自身も楽しみです。

『ノッキンオン・ロックドドアTHE STAGE』

演出・堤幸彦

舞台化するにあたりどのような作品になりそうか

ストーリーとしてはドラマを踏襲する部分もありますが、それよりもど真ん中にすごいミステリーがどんと構えています。その内容は舞台では表現が難しいのではと思うほどの脚本をいただきました。皆さんのお話を聞きながらどう表現しようか考えていましたが、この素晴らしい機構を利用してありえない表現ができればと考えています。

上田竜也

堤幸彦の演出の魅力について

緊張感のあるミステリーの中に、ふんだんに笑いが組み込まれているところが魅力だと思います。一見ミスマッチですが、堤監督がやることによって素晴らしい作品になるので。現場でも常に面白いことを考えていらっしゃる印象があります。

川島如恵留

上田竜也とW主演を務めることへの意気込み

普段から「竜にい」と呼ばせていただくほど本当にお慕いしています。ここ3年くらい毎年10月は竜にいとお仕事をさせていただいていて、この作品も10月上演ということで、とても運命を感じています。普段は先輩と後輩の関係ですが、今回、役柄としては同級生の探偵同士という関係になりますので、舞台上で同じ視線で同じ立場としてどう存在できるかが楽しみです。大好きな先輩と同じ視線で作品を作れることに、とても期待しています。

ミュージカル『ミー&マイガール』

演出・小林香

この作品に取り組むにあたっての思い

この作品は、約90年前、1937年という非常に鬱々とした時代に誕生しました。当時の時代背景の中で、庶民のたくましさや生命力、そして笑いに満ちた作品としてウエストエンドで支持を得てきた作品です。 ただ、長い歴史を持つ作品だからこそ、古き良き部分を大切にしながら、なぜ今この作品をここで上演するのかをしっかり考えて作りたいと思っています。また、王道中の王道の作品でもありますので、2026年における“王道”とは何かという点も探りながら取り組んでいきたいです。新しい劇場の魅力と、この作品の90年磨かれてきた魅力が出会えていることを光栄に感じながら作っていけたらと思います。

三浦宏規

本作への意気込み

これまで多くのスターの方々が演じてきた役なので、非常に緊張しています。ただ、サリー役の上白石萌音さんとは、以前、『千と千尋の神隠し』という作品でご一緒して、何の運命かロンドン公演があったんです。そのときに物語の舞台であるランベスの街を実際に訪れることができました。その経験が一つの説得力ではないですが、実際にランベスという街を肌で感じられたのは良い経験だったと思います。

ミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT』

演出・福田雄一

今回日本で4度目の上演となる本作が、愛され続ける理由について

本当に愛されているんですかね(笑)。僕だけが愛しているんじゃないかなと。ただ、僕の知る限りでは、ミュージカル史上もっともくだらない作品であることは間違いありません。実際、この作品を作ったエリック・アイドルからも「台本は全部変えていいから、日本のお客さんが大爆笑できるものにして」と言われています。ミュージカルは通常、台本を変えることは許されないのですが、この作品に関しては特別です。その時々で、僕の周りにいる“笑いに特化したメンバー”を集めて作っています。僕自身、ミュージカルというフィールドで、劇団☆新感線と、いかに“くだらなさ”で戦うかということをずっと思っていて。その意味で、この作品は唯一戦える存在だと思っています。今回も最高のメンバーが揃ったので、とことんくだらない笑いを追求していきたいです。

岩田剛典

今回がミュージカル初出演となるが、今の話を聞いてどのような思いか

本当に寝耳に水というか(笑)、そもそもミュージカルに出演した経験がない中で、2年ほど前に直接オファーをいただきました。L「ミュージカル興味ある?」とメッセージをいただいて、「はい、あります」と答えたら、すぐに日程が送られてきたんです。とてもスピード感のあるやり取りでしたが、やると決めたからには思い切り飛び込もうと思っています。精一杯取り組みたいです。

公演ラインナップ

『AmberS -アンバース-』

公演期間:2026年4⽉25⽇(⼟)〜5⽉24⽇(⽇)

クリエイティブプロデューサー・原作・脚本:加藤シゲアキ 演出:河原雅彦

出演:⼤橋和也 寺⻄拓⼈ 猪狩蒼弥 嶋﨑⽃亜 川﨑皇輝 松尾⿓ ⼭﨑玲奈 渡部豪太
真⾵涼帆/市川右團次 ほか

公式サイト:https://tdp.tv-asahi.co.jp/ambers/

『アケチコ!〜蒸気の⿊ダイヤ、あるいは狂気の島〜』

公演期間:2026年6⽉12⽇(⾦)〜7⽉12⽇(⽇)

作:福原充則 演出:いのうえひでのり

出演:宮野真守 神⼭智洋/⽯⽥ニコル 浜⽥信也 志⽥こはく 粟根まこと/古⽥新太 ほか

公式サイト:https://www.vi-shinkansen.co.jp/akechico/

ミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』

公演期間:2026年7⽉25⽇(⼟)〜8⽉23⽇(⽇)

翻訳・演出:⼩⼭ゆうな 訳詞:⾼橋知伽江

出演:柿澤勇⼈ 吉沢亮 安蘭けい 堀内敬⼦ ⽊下晴⾹ 松岡茉優 ほか
(各役Wキャスト、各役五⼗⾳順)

公式サイト:https://horipro-stage.jp/stage/dearevanhansen2026/

ミュージカル『タイムトラベラーズ・ワイフ』

公演期間:2026年9⽉

⽇本版上演台本・演出:ウォーリー⽊下

出演:岩本照 / 和希そら ほか

公演公式サイト:https://tdp.tv-asahi.co.jp/timetravellerswife/

『ノッキンオン・ロックドドア THE STAGE』

公演期間:2026年10⽉

原作:⻘崎有吾『ノッキンオン・ロックドドア』(徳間⽂庫)
脚本:浜⽥秀哉 演出:堤幸彦

出演:上⽥⻯也 川島如恵留 ほか

公式サイト:https://tdp.tv-asahi.co.jp/knockinon/

ミュージカル『ミー&マイガール』

公演期間:2026年12⽉

演出:⼩林⾹

出演:三浦宏規 上⽩⽯萌⾳ ほか

公演公式サイト:https://www.tohostage.com/me_and_mygirl/

ミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT』

公演期間:2027年1⽉

演出:福⽥雄⼀

出演:岩⽥剛典 ほか

公演公式サイト:https://www.spamalot.jp/

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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