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佐藤勝利(Sexy Zone)、松下由樹、入野自由ら出演。『ブライトン・ビーチ回顧録』ゲネプロ&取材会レポート!

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――松下さんはこれまでのご経験を活かして、今回新しいチャレンジはありましたか?

松下:私が20代のころニール・サイモンの舞台に出させていただいて、ちょうどローラみたいな「映画に出たい」というお話でした。それが今、今度はお母さん役でニール・サイモンの作品に出させてもらえることがまず一つ挑戦というよりは、こういう機会って本当にあるのだなとすごくうれしく思っています。

今回の舞台はとてもスピードやテンポがよく、間合いや感情をいかにお伝えできるかを大切にしています。丁寧に小山さんに作っていただいたので、毎回気持ちを込めてできるようにしていきたいです。一回一回、家族のあり方を大事にしたいなというのが一つの挑戦になりますかね。

――入野さんもニール・サイモンには元々ご興味があったとうかがっています。

入野:そうですね。作品はもちろん拝見していましたし、戯曲も読んだことがあるので、いつか挑戦してみたいと思っていました。今回の作品は初めて知ったのですが、ニール・サイモンらしいこの台詞量とテンポ感。恐ろしいけどそれがうまくハマると気持ちがいいですし、観てくださったみなさんにも伝わるものがあるのではないかなと思っています。すごく楽しみです。

――これから舞台が開幕していきますが、小山さんからみなさんに「こうしてほしい」ということはありますか?

小山:佐藤さんはじめ、みなさんすごい方々が集まっているのに、稽古場の雰囲気がとても良かったんですよね。みなさん多分いっぱいいっぱいだったとは思いますが、余裕がなくなってしまう方が一人もいらっしゃらなくて。とてもいい雰囲気だったので、このまま体に気を付けて、お客さまと交流しながらいい作品を作ってくださればと思います。

――ご兄弟のお二人から見た松下さんの印象はいかがですか。

佐藤:僕は本読みのときからとても緊張していて心が震えていたのですが、松下さんはコメディということでそのトーンで最初から読んでいらして。もう……松下さんに付いていこうと。その時点で、お母さんに付いていこうと思っていました。なので、本当に支えていただいてありがたかったです。

松下:そんなふうに思ってくれていたなんて、今日初めて知りました! 頑張ります。

入野:勝利くんも言っていましたが、本当に家族のお母さんという感じです。僕はもうお母さんとしか思っていないです。シンプルにお母さん。僕が長台詞をやったあとに、お母さんに「助けて」とハグするシーンがあるのですが、あれが全てといいますか。「お母さん……大好きです」という感じです(笑)。

松下:あのとき力が抜けているもんね。

入野:本当に安心します。一緒にいるだけで安心感があって、すごく助けていただいています。

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THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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