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市川海老蔵、戸塚祥太(A.B.C-Z)ら出演。「六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』(『青砥稿花紅彩画』より)」開幕! コメントと舞台写真が到着

REPORT

2022年2月18日(金)より東京・EXシアター六本木にて「六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』(『青砥稿花紅彩画』より)」が開幕した。

今回は、三池崇史が監修として参加し、演出は日本舞踊の宗家藤間流八世宗家で舞踊・振付・演出と幅広く活躍する藤間勘十郎が務める。出演は市川海老蔵、歌舞伎初出演となるA.B.C-Zの戸塚祥太、そして中村児太郎、市川右團次ほか実力派歌舞伎俳優が揃った。

題材として取り上げるのは『青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)』。弁天小僧菊之助を含む五人から成る盗賊団の結成から捕縛までを描いたこの作品は、『白浪五人男』の通称でも知られる歌舞伎の名作。立廻りなど見どころを活かしながら、新しい解釈で上演される。

今回は、市川海老蔵と戸塚祥太のコメントと舞台写真をお届けする。

コメント

市川海老蔵

現代社会に生きる戸塚さんが、その満たされない部分を、江戸に生きる人々から学んでいくお話なのですが、
「これは戸塚さんの夢の中!?」と不思議な感覚になる作品になっています。
新しい試みも取り入れていますが、古典の通し狂言をベースにしています。実は古典の方が新しいのではないか、とその奥深さを改めて感じています。
稽古場での戸塚さんは、いい意味でフラットでしたね。目の前にあるものを分け隔てなく受け入れ、貧欲に吸収されていました。
前作まではアドリブをたくさん入れていましたが、今回アドリブはほぼ入れません!
六本木歌舞伎も4回目、感染対策も万全ですので安心して劇場にお越し下さい。

戸塚祥太

回僕は六本木でお宝を盗む泥棒です!悪い役です(笑) 。突然、江戸時代からの声が聞こえて、タイムリープしてしまうという役どころです。アクロバットもちょっと披露します!バク転も実は久しぶりなんです(笑)
歌舞伎の稽古場は、稽古がすでに本番という感じで、僕としては稽古のための稽古が欲しかったくらいです(笑)
今は、歌舞伎ならではのスピード感と歌舞伎の伝統を肌で感じております。これは僕の財産です。
海老蔵さんはまさに歌舞伎の歴史です!贅沢なことに見得を切る姿を間近で拝見して、「写楽の役者絵みたい!!」と興奮しました。
僕はこの「六本木歌舞伎」に初参加となります。これまでもジャニーズから歌舞伎の世界へ交ざることもありましたが、僕も次に繋いでいけるようにしっかりと自分の勤めを果たしたいと思います。六本木で観られる歌舞伎をお見逃しなく!

舞台写真

あらすじ

時は現代。 “弁天小僧菊之助”と名乗る窃盗犯の戸塚(戸塚)が博物館から美術品を盗み出し、警官に追われていた。逮捕されそうになった時、どこからともなく声が聞こえ、その声に従うように博物館から飛び降り、気が付いた戸塚は江戸時代にタイムリープしていた。そこで、浜松屋幸兵衛に息子の宗之助と勘違いされ、店に連れていかれる。

巷を騒がしている盗賊の頭、日本駄右衛門(男女蔵)とその仲間の弁天小僧菊之助(海老蔵)、南郷力丸(右團次)、赤星十三郎(児太郎)、忠信利平(九團次)ら白浪五人男が浜松屋で盗みを企てる。そこで浜松屋の主、幸兵衛と駄右衛門が出会い、駄右衛門の腕にある痣をきっかけに二人の息子が幼いころに取り違えられていたことが判明する。。。

仲間の裏切りにあい、白浪五人男は窮地に立たされ。。。

公演概要

「六本木歌舞伎2022『ハナゾチル』(『青砥稿花紅彩画』より)」

<東京>
2022年2月18日〜3月6日 EXシアター六本木

<福岡>
2022年3月11日〜3月13日 福岡サンパレスホテル&ホール

<大阪>
2022年3月18日〜3月21日 フェスティバルホール

出演:市川海老蔵、戸塚祥太(A.B.C-Z)、中村児太郎、市川右團次、他
 
脚本:今井豊茂
演出:藤間勘十郎
監修:三池崇史

製作:松竹株式会社
協力:全栄企画株式会社/株式会社ちあふる

HP:http://roppongikabuki4.com

©松竹

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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