リーディングアクト「一富士茄子牛焦げルギー」2024年上演版上演決定!
その温かくユーモアに富んだ作風で全国に多くのファンを持つ明石在住の画家・絵本作家のたなかしん。2019年正月に毎日新聞で小説連載開始、同年に単行本として出版された「一富士茄子牛焦げルギー」(BL出版)は、第53回日本児童文学者協会新人賞を受賞した。
目を引くタイトルは、一見おめでたそうでいて意味はわからない。ただページを開けば一瞬にしてその関西風味な世界にハマり、笑っているうちに涙を流していた…そんな家族の物語。リーディングアクト「一富士茄子牛焦げルギー」は、この小説を原作にして、3人の俳優が“ぼく”と“おとん”と“おかん”を演じ、時に“語り部”や“ぼくの親友”となり物語を紡いでいく。
この作品は、2021年の初演版では “おとん”を生瀬勝久、“おかん”を沢口靖子が、2022年の再演版では、“おとん”を橋本さとし、“おかん”を羽野晶紀が演じた。
そして昨年2023年の再演版では、橋本さとしと羽野晶紀が続投、“ぼく”をLil かんさいの岡﨑彪太郎が演じ、好評を博した。
そして、4度目となる今年2024年上演版では、“ぼく”を昨年に続き岡﨑彪太郎が演じる。昨年の本公演で単独主演かつ初めての外部舞台出演となった岡﨑が1年を経て、更なる進化に挑む“ぼく”に是非期待してほしい。
また、“おかん”は舞台「千と千尋の神隠し」湯婆婆/銭婆役も好評で、女優としての活躍はもとより、情報バラエティ番組で見せるチャーミングなキャラクターが魅力の羽野晶紀が引き続き出演する。
“おとん”は昨年の「エンジェルス・イン・アメリカ」「闇に咲く花」で読売演劇大賞最優秀男優賞と芸術選奨演劇部門文部科学大臣賞をW受賞し、俳優としての確かな実力が改めて高く評価された山西惇が新たに務める。
「生で味わう感動」を知ってもらい、俯きがちな生活に「笑い」を届け、「人との繋がりの暖かさ」を一冊の本とともにそれぞれの生活に持ち帰っていただきたい、そんな思いを込め4回目の上演がされる。
演出は初演から引き続き、演劇界の第一線で活躍し、コンサートの演出なども手がける河原雅彦が務める。
公演概要
リーディングアクト「一富士茄子牛焦げルギー」2024年上演版
【STAFF】
原作:たなかしん
演出:河原雅彦
脚本:野上絹代
音楽:瓜生明希葉
【出演】
岡﨑彪太郎、羽野晶紀、山西 惇
【公演日程・劇場】
<大阪公演>2024年11月7日(木)〜11月10日(日) 松下IMPホール
<豊橋公演>11月12日(火) 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
<東京公演>11月19日(火)〜11月21日(木) ヒューリックホール東京
【一般発売日】
2024年9月予定
企画制作:リコモーション、キューブ
協力:サンライズプロモーション大阪
主催:リーディングアクト「一富士茄子牛焦げルギー」製作委員会
お問い合わせ:リコモーション 06-6923-3535(平日10:00-18:00)
https://www.ricomotion.com/1fuji2024/