堂本光一×井上芳雄共演。ミュージカル『ナイツ・テイル -騎士物語‐』 ARENA LIVE上演決定!

2025年8月2日(土)より東京ガーデンシアターにて、ミュージカル『ナイツ・テイル -騎士物語‐』 ARENA LIVEの上演が決定した。
シェイクスピア最後の作品として知られる「二人の貴公子」(共作・ジョン・フレッチャー)を、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクターであり、『レ・ミゼラブル』初演を演出した世界的演出家ジョン・ケアードの脚本・演出により、堂本光一と井上芳雄の初タッグをえて、2018年7・8月に帝国劇場にてミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」が世界初演を果たした。
堂本光一と井上芳雄にインスパイアされて、ジョン・ケアードが企画したのは、数多くのシェイクスピア劇を演出したジョン自身にとって初演出となる「二人の貴公子」のミュージカル化だった。
ジョンは、『ジェーン・エア』『ダディ・ロング・レッグズ』を共に手掛けた世界的に活躍する作曲家、ポール・ゴードンら、日英米のスタッフと全く新しいミュージカルを構想。
2000 年に帝劇最年少座長として、『MILLENNIUM SHOCK』に主演し、『SHOCK』を磨き上げ、現在の『Endless SHOCK』を日本が誇るオリジナルミュージカルへと導いた、堂本光一。
同じく2000年に帝劇『エリザベート』ルドルフ役で鮮烈なデビューを飾り、高い歌唱力と端正な出で立ちでミュージカル界の話題をさらい、たちまちスターダムを駆け上がった井上芳雄。
二人は、「演劇の殿堂」である帝劇のラインナップの主演俳優として実力を高め、押しも押されもせぬトップスターの座を獲得。異なりながらも、互いを認めあい、友情を育んでいましたが、2018年の『ナイツ・テイル』で奇跡のタッグが誕生した。
音月桂、上白石萌音、島田歌穂、岸祐二、大澄賢也・・・・現代で考えられうる最高のキャストが集まった初演は、劇場を熱狂の渦にまきこみ、大絶賛を博した。
初演の長丁場で絆が生まれたメインキャスト7名がそのままに、2020年の夏に上演されたのが、ミュージカル『ナイツ・テイル』inシンフォニックコンサート。
全ナンバーをリアレンジし、堂本と井上が演じるパラモンとアーサイトそれぞれの新曲も初披露。新型コロナ感染予防に備えた演出で、入場者数を半数にして上演し、稽古場や舞台上も感染予防を徹底し、演出家はロンドンから、音楽監督はニューヨークからリモートで稽古に参加し、3都市またがってクリエイターが力を合わせ、作り上げたコンサートバージョンだった。
2018年の世界初演、そしてコロナ禍がはじまった2020年のオーケストラ、キャスト共に大人数でのシンフォニックコンサートを新型コロナ対策を徹底して成功させたコンサートバージョンを経て、コンサート版で新たに生まれた新曲も盛り込んだ『ナイツ・テイル』の「完成形」ともいえる再演が、2021年に帝国劇場、大阪・梅田芸術劇場に加え、福岡・博多座での初上演が実現した。
さらに、4年の歳月を経て、帝劇も再開発のための休館を迎えた2025年――『ナイツ・テイル -騎士物語-』 ARENA LIVE の上演が決定。
東京を代表するARENAとして知られる「東京ガーデンシアター」に張りだし舞台を設けて、毎公演6000名超の観客を前にかつてないスケールで、ミュージカル『ナイツ・テイル -騎士物語』ARENA LIVE として甦る。12回公演で75000人を超える動員を予定。
自身の演出作、舞台『千と千尋の神隠し』が、世界最高の演劇賞ローレンス・オリヴィエ賞に今年度の最優秀新作演劇作品賞(エンタテイメント部門)にノミネートされた、ジョン・ケアードが、ARENAに合わせて脚本・演出を手掛け、新たな『ナイツ・テイル』が届けられる。
そして、堂本光一、井上芳雄、音月桂、上白石萌音、大澄賢也、島田歌穂ら、お馴染みの豪華キャストに、新たに宮川浩が加わった。

演奏は、東京フィルハーモニー交響楽団の魅惑のフルオーケストラ! 初演以来の音楽監督、ブラッド・ハークが自ら指揮を手掛ける。
邦楽をさらに充実させるべく、堂本光一と『Endless SHOCK』の輝かしい歴史を共にした石川直と日野一輝が新たに加わり、4名の太鼓奏者、篠笛・能管、尺八、津軽三味線奏者が、オーケストラと競演を果たす。
東京ガーデンシアターの名に相応しく、舞台は森の中で演奏されるような荘厳な世界観で、ダンスとアクションも再現し、コンサートの枠を超えた、まさにARENA LIVEとなる。

堂本光一コメント
『ナイツ・テイル』アリーナライブ上演決定について
アリーナライブには驚きましたが、どんな形になるんだろうと楽しみになりました。
前回のコンサートはコロナ禍でいろいろな制約もあったので、
今回はお客様も思いっきり楽しんでいただけると思います。
『ナイツ・テイル』楽曲の魅力について
ポール(・ゴードン)の楽曲はどれも素晴らしいです。
稽古場で出来上がっていく芝居と共にアレンジが加えられて完成していったその音楽世界に入っ
ていくとミュージカル『ナイツ・テイル』が広がっていくんですよね。またその世界に入れることが待
ち遠しいです。
アリーナライブへの期待について
芳雄くんはもちろん、またみんなで『ナイツ・テイル』に挑めることがとても嬉しいです
。実はジョン(・ケアード)、『ナイツ・テイル』を創っている時、「帝劇は大きすぎる」と言っていたんで
す。それが帝劇より更に大きく広い東京ガーデンシアターでやるという、この不思議な流れ(笑)。
アリーナライブで『ナイツ・テイル』のどんな世界観が広がるのか、
ジョンの魔法を楽しみにしているところです。
井上芳雄コメント
『ナイツ・テイル』アリーナライブ上演決定について
2020年にコンサートバージョンをやらせてもらい、
音楽も素晴らしい『ナイツ・テイル』だからこそコンサートも成立したなと感じていました。
とはいえ、今回の6000人のアリーナライブは驚きました。
ジョン(・ケアード)が考えている全体像はまだわからないですが、
装置家も来日予定で衣裳も本番同様につけるみたいなので、
舞台上での動きも含めて本公演に近いライブになるのではないかと想像しています。
『ナイツ・テイル』楽曲の魅力について
オーヴァーチュアを聞くだけでその景色を思い出し、
感情が高まるポール(・ゴードン)の音楽はスケールが大きく、
テーマパーク的な別世界感があるように感じています。
素敵なメロディばかりで、また歌えることが嬉しいです。
アリーナライブへの期待について
再び『ナイツ・テイル』で、光一くんはじめ仲間たちと集まれることは大きな喜びです。
きっとジョンはアリーナライブとして新しい『ナイツ・テイル』を創るでしょう。
僕も全力でそこに乗っかっていくことを楽しみたいですし、
お客様にも存分に楽しんでいただけるようにベストを尽くします!
公演概要

ミュージカル『ナイツ・テイル -騎士物語‐』 ARENA LIVE
2025年8月2日(土)~10日(日) 東京ガーデンシアター
アーサイト 堂本光一 パラモン 井上芳雄
エミーリア 音月 桂 牢番の娘 上白石萌音 ヒポリタ 島田歌穂 シーシアス 宮川 浩 ジェロルド 大澄賢也
牡鹿 松野乃知 / 穴井 豪 岩下貴史 大山五十和 佐藤セイガ 西口晴乃亮 石井亜早実 遠藤 令 酒井比那 塩川ちひろ 知念紗耶 富田亜希
植木達也 神田恭兵 小西のりゆき 茶谷健太 照井裕隆 中井智彦 広瀬斗史輝 本田大河
青山郁代 岩瀬光世 咲花莉帆 田中真由 堤 梨菜 原 梓 藤咲みどり 水野貴以
邦楽 武田朋子(篠笛・能管) 小濱明人(尺八) 織江 響(津軽三味線) 松橋礼香(津軽三味線)
三浦公規(太鼓) 内藤哲郎(太鼓) / 石川 直(太鼓) 日野一輝(太鼓)
脚本・演出 ジョン・ケアード
作詞・作曲 ポール・ゴードン
日本語脚本・歌詞 今井麻緒子
原作 ジョヴァンニ・ボッカッチョ[Teseida]
ジェフリー・チョーサー[騎士の物語]
ジョン・フレッチャー/ウィリアム・シェイクスピア[二人の貴公子]
音楽スーパーバイザー・オーケストレーション・編曲・指揮 ブラッド・ハーク
振付 デヴィッド・パーソンズ
追加オーケストレーション コナー・キーラン
振付助手 大澄賢也/西岡憲吾
アクションコーディネーター 諸鍛冶 裕太
歌唱指導 中井智彦
装置 松井るみ
照明 中川隆一
音響 山本浩一
映像 栗山聡之
衣裳 ジーン・チャン
ヘアメイク 宮内宏明
稽古ピアノ 宇賀村直佳
演奏 東京フィルハーモニー交響楽団 東宝ミュージック ダット・ミュージック
演出補佐 今井麻緒子
演出助手 小貫流星
舞台監督 北條 孝
通訳 今井麻緒子/内藤章子
制作 斎藤凌子
制作助手 水島由季菜
プロデューサー 齋藤安彦/塚田 淳一
製作 東宝
宣伝美術 小西玲子 駒井茂
撮影 ハービー・山口
撮影協力 成田ゆめ牧場
協力:住友不動産商業マネジメント株式会社・東京ガーデンシアター