生田斗真主演作『偽義経冥界歌』など、劇団☆新感線3作品Blu-ray化決定!
劇団☆新感線の3作品『偽義経冥界歌』、『乱鶯』、『けむりの軍団』のBlu-rayパッケージ化が決定した。
劇団☆新感線旗揚げ39周年にあたる2019年に“39サンキュー興行”と称して上演された生田斗真主演舞台『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』。本作は大阪、金沢、松本公演を行い、明けて2020年に東京、福岡公演を予定していたものの、コロナ禍により東京は一部中止、福岡は全公演中止となった。そして、昨年10月にゲキ×シネ上映を行い、ついに2021年内にBlu-rayパッケージとして発売されることが決定。
『偽義経冥界歌』は、源義経が実際に奥州に匿われていたという史実をベースに、中島かずきが書き下ろしたオリジナル作品。中島ならではのファンタジーも散りばめたストーリーを、いのうえひでのりがキャストの魅力を最大限に活かしつつ極上のエンターテインメントに昇華させた。ゲキ×シネ上映された、上質なクオリティと臨場感溢れる映像を、今度はご自宅で楽しむことができる。
『偽義経冥界歌』Blu-ray化に続き、『乱鶯』、『けむりの軍団』のBlu-rayパッケージも2022年に発売される。
『乱鶯(みだれうぐいす)』(2016年上演)は、テレビドラマや映画でも脚本を手掛けるなど、活躍の幅を広げている倉持裕が初めて劇団☆新感線に書き下ろした本格時代劇舞台。本作は、新感線の看板俳優、古田新太が元・盗賊の頭で自分を救ってくれた人たちに必死に恩返しをしようとする、渋さと軽妙さとを併せ持つ<鶯の十三郎>を演じ、新たな魅力を開花させた。江戸時代を生きる市井の人々の姿を生活感たっぷりに、深い人間ドラマをメインにすえ、着々と年齢を重ねてきた劇団員たちの実年齢にも相応しい、“大人でビターな味わい”の“苦みばしったハードボイルド時代劇”が、Blu-rayに凝縮して届けられる。
『けむりの軍団』(2019年上演)は、倉持裕が『乱鶯』に続いて、新感線とタッグを組んだ第2弾。主演は同じく古田新太!本作では、古田新太が頭のキレる軍配士役、そして古田とバディを組む池田成志がズル賢い謎の浪人役に扮して、戦乱の世、とある国を舞台に珍道中する作品。倉持脚本ならではの会話の妙に、ダイナミックさと緻密さを兼ね備えた、ひと味違った王道路線の娯楽時代劇を、いのうえひでのりが新感線ならではのオモシロ要素も詰め込み、カタルシスもたっぷりに演出した。ハイレベルなアクション、チャンバラ、歌や踊りなど、隙間なく見どころを盛り込んだ徹底したエンターテインメント作品がそのままBlu-rayに収録される。
劇団☆新感線は、昨年、NetflixやAmazonプライムビデオでの配信も始めるなど、時代に応じた新しいデバイスでの提供も活発化しているが、ファンからの根強いパッケージ化の要望があり、今回3作品のBlu-rayパッケージ化が決定した。
劇団☆新感線のパッケージとしては、2019年に期間限定・数量限定で発売された『髑髏城の七人』花鳥風月極Blu-ray BOXより約2年ぶりとなるファン待望の新作発売となる。
今後もBlu-rayパッケージの特典内容など詳細が発表されるとのことなので、続報を待とう。
新感線作品・3作品Blu-rayパッケージ化概要
■1.『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』
作:中島かずき 演出:いのうえひでのり
出演: 生田斗真 / りょう 中山優馬 藤原さくら /粟根まこと 山内圭哉 早乙女友貴 / 三宅弘城 / 橋本さとし 他
[発売時期] 2021年内
[仕様] ブルーレイ版1商品のみ(本編ブルーレイディスク+特典ブルーレイディスクの2枚組)
[著作] 東京グローブ座/ヴィレッヂ
※上演/上映記録: 2019年3-4月 大阪・金沢・松本公演、2020年2-4月 東京・福岡公演(東京は一部、福岡は全公演中止)、2020年10月 ゲキ×シネ上映
■2. 『乱鶯(みだれうぐいす)』
作:倉持裕 演出:いのうえひでのり
出演: 古田新太 / 稲森いずみ 大東駿介 清水くるみ / 橋本じゅん 高田聖子 粟根まこと / 山本 亨 大谷亮介 他
[発売時期] 2022年(予定)
[仕様] ブルーレイ版1商品のみ 詳細未定
[著作] 松竹/ヴィレッヂ
※上演/上映記録:2016年東京・大阪・北九州公演、2017年4月ゲキ×シネ上映
■3. 『けむりの軍団』
作:倉持裕 演出:いのうえひでのり
出演:古田新太 / 早乙女太一 清野菜名 須賀健太 高田聖子 粟根まこと / 池田成志 他
[発売時期] 2022年(予定)
[仕様] ブルーレイ版1商品のみ 詳細未定
[著作] ヴィレッヂ・劇団☆新感線
※上演/上映記録:2019年7-10月東京・福岡・大阪公演、2020年7月ゲキ×シネ上映
■ 劇団☆新感線公式サイト:http://www.vishinkansen.co.jp/UserArticle/Detail/490