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相葉雅紀主演舞台『ようこそ、ミナト先生』フォトコール・取材会レポート!

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相葉雅紀主演舞台『ようこそ、ミナト先生』が、本日6月4日から6月19日まで新国立劇場・中劇場、6月29日から7月3日まで梅田芸術劇場メインホールにて上演となる。

本作は町や人生の“再生”をテーマにした物語で、12年ぶりの舞台出演となる相葉は、主人公の湊孝成を演じる。共演には秋元才加、忍成修吾、濱田龍臣、須藤理彩、青木さやか、中山祐一朗、松平健といった多方面で活躍する個性豊かな面々が揃った。

脚本は『恋はつづくよどこまでも』(TBS)、『着飾る恋には理由があって』(TBS)など、近年の人気ドラマを手掛ける金子ありさ。演出は青年座公演のほか、翻訳劇・古典・ミュージカルやオペラなど多種多様な作品を手掛ける宮田慶子。

金子ありさ、宮田慶子、相葉雅紀の3人は、2010年に上演された舞台『君と見る千の夢』ぶりの再タッグとなる点にも注目だ。

今回は相葉雅紀、松平健、金子ありさ、宮田慶子が登壇した取材会とフォトコールの様子をレポート!

取材会レポート

今の気持ちを聞かれると、相葉は「舞台はずっとやりたいと思っていました。素敵な皆さんに囲まれてできることを誇りに思いながらも、毎日吸収できるものは吸収しようという気持ちです。楽しんでいただけるように精一杯やるというのは大前提で、僕はお客様の前に立ちたかったので、緊張しますが楽しんでやりたいと思っています」と述べた。

12年ぶりの舞台の稽古については「こんな話を初日に言うことではないのですが……結構しごいていただいて、しんどかったです(笑)。12年間分のダメ出しをしていただいて、なかなかハードな期間でした。でも今日を迎えられて光栄です。ハードな役で、自分の気持ちをそこに持っていきつつ自分に寄せてはいけないという作業が大変で、手取り足取り愛のあるしごきをしていただきました。たまに金子さんが稽古場に見に来られて、褒めてくださって嬉しかったです。宮田さんから怒られて、金子さんからは褒められてという感じでした」と正直に話す相葉。

相葉のそんな言葉を聞いて、宮田は「稽古の途中で”ごめんね12年分のダメ出ししてるよね、消化できないよね”と言いました。12年間たくさんのすごい経験をされて、ものすごく素敵な大人の男性になられて中身が充実したということを感じました。金子先生が書いてくださったレベルの高い脚本を真摯に受け止めて、きちんと重ねていかないとできない設定で。大人になって中身が充実した分、大変だったと思います。どう受け止めて、どう表現していけばいいんだろうという部分を日々話し合って、探しながら深めていくという稽古でした。ハードだけど楽しいと思ってほしいと思いながら、しごいていました」と相葉に微笑みかけた。

すると、相葉は「しごいていただけるのは本当にありがたいことです。お母さんみたいな存在です。稽古に入っていない時にご飯に行った時は本当に優しくて、本当に優しくて……稽古の時だけ鬼の顔をしていて……」と言うと、会場は笑いに包まれた。

松平は「私が若い時はしごかれることはなかったのですが。相葉さんはすごく努力家だったので、頼もしかったです」と、相葉を褒める。

本作の脚本は書き起こしであることについて、金子は「私の持っている相葉さんのイメージ・テーマは”ファンタジーとリアリティーの融合”です。いそうでいない、身近に感じるけども存在しない、みたいな。そこを意識して、ドラマや映画では見られない役柄・表現方法を意識して書きました」と述べると「僕自身は”ファンタジーとリアリティーの融合”と意識したことはないのですが、嬉しいです。”商店街にいそう”って言われるんですけどね(笑)」と、相葉らしい回答。

そして、同じジャニーズ事務所所属で親友の風間俊介について聞かれた相葉は「風間くんも今日が舞台初日なので、連絡しました。返事は返ってきませんでした(笑)。忙しいんでしょうね。お互い嬉しい反面、観に来てもらえないのは寂しいです。個人的に風間くんに会った時に、長台詞を披露します!」と、ここでも仲の良さが垣間見られた。

また、嵐のメンバーからの反応については「松本くんは”時間を見つけて観に行くから”と言ってくれました。二宮くんとはご飯行こうと話していますし、櫻井くんとはご飯行きました。みんな忙しいので…リーダーは、観に来てくれてもいいのになぁ(笑)」と、5人の仲は相変わらずの模様。

最後に相葉は「体一つでの勝負になるので、厳しく甘くない場所ですが、自分がお芝居をやっていく上で宮田先生の指導はすごく大きいので定期的に受けたいというのも本心。なかなかタイミングが合わず時間がかかってしまった分、今回は必死の想いで挑んでいます。全力でみんなで作ってきた舞台なので、来ていただけるという方は楽しみにしていてください。頑張ります。よろしくお願いします」と意気込みを述べ、取材会は終了した。

舞台写真

文・撮影:水谷かな子

公演概要

ようこそ、ミナト先生

脚本:金子ありさ
演出:宮田慶子

出演:
相葉雅紀
秋元才加 忍成修吾 濱田龍臣 須藤理彩 青木さやか 中山祐一朗
横堀悦夫 森田甘路 大沼百合子 田中利花 天野はな 野口俊丞 吉村卓也 谷 花音
松平 健

《東京公演》
2022年6月4日(土)~6月19日(日)  
新国立劇場 中劇場

《大阪公演》
2022年6月29日(水)~7月3日(日)  
梅田芸術劇場メインホール

公式サイト:https://www.minatosensei.com

主催・企画製作:東京グローブ座

THEATER GIRL編集部

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