松岡昌宏主演。『家政夫のミタゾノ THE STAGE ～お寺座の怪人～』開幕！「舞台バージョンの『ミタゾノ』を楽しんでいただけたら」

2022.11.18

REPORT

2022年11 月 17 日（木）より東京・EX シアター六本木、12 月 3（土）より大阪・森ノ宮ピロティホールにて、『家政夫のミタゾノ THE STAGE ～お寺座の怪人～』が開幕した。

女装した大柄な家政夫・三田園薫が、派遣された家庭・家族の内情を覗き見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく痛快“覗き見”ヒューマンドラマシリーズ「家政夫のミタゾノ」。松岡昌宏主演で 2016 年 10 月に金曜ナイトドラマとしてスタートし、過去に放映された 5 つのシリーズ全てが深夜帯としては異例の高視聴率をマーク、“家政婦（夫？）ドラマ界”に確実に新たなページを刻み込み続けている。

このドラマが、今年いよいよテレビを飛び出し観客の前へ現れる。脚本はこれまでの「家政夫のミタゾノ」シリーズを手掛け、ミタゾノの魅力を知り尽くす八津弘幸が、演出は「私のホストちゃん」「けものフレンズ」シリーズなどを手掛け、既存の原作イメージを崩さない作品作りに定評がある村上大樹が務める。

寡黙で神出鬼没、何を考えているかわからない上に女装しているため不気味な面もあるが、家事のスキルはプロ級の、むすび家政婦紹介所に所属する家政夫・三田園薫を演じるのは、もちろん松岡昌宏。自身の代表作ともいえる「家政夫のミタゾノ」で 1 年ぶりに主演舞台に挑む。

共演に、矢作穂香、原嘉孝、六角精児、更に、矢島舞美、本折最強さとし、奈良原大泰、浦嶋りんこと舞台版の新キャストに加えて、余貴美子、平田敦子、しゅはまはるみとドラマでお馴染みのキャストもむすび家政婦紹介所を飛び出し大活躍！多方面で活躍する個性豊かなキャストが結集した。

今回は、松岡昌宏、矢作穂香、原嘉孝、六角精児、余貴美子が登壇した取材会の様子と舞台写真をお届けする。

初日を迎えるにあたって主演の松岡昌宏は「ドラマのシリーズを何本かやらせていただいて、その中でこの作品は舞台にするとより面白いんじゃないかという意見がチラホラ出てきたんです。今回、新たなキャストの方も加わり今日初めて劇場で通し稽古をやらせてもらったのですが、「ああ、なるほど」と。ドラマとは全く違う、舞台バージョンの『ミタゾノ』を楽しんでいただけたらと思っていたので、ゲネプロでこれだけの作品を皆様にお届けできて嬉しい気持ちでいっぱいです。この後、お客様にお見せできることをとても幸せに思います」と初日に向けての思いを語った。

余貴美子は「賑やかで、ちょっと仮装しているみたいな感じ。少し早い忘年会に参加する気持ちで、皆さんに喜んでいただけるようにしたいです」と豊富を述べた。

六角精児は「この『家政夫のミタゾノ』という作品に、映像としては出演したことがないのですが。今回この舞台の中で、美田園、そして家政婦の皆さんにも世界観があるので、それをしっかりと受けながらこのストーリーの構造を支えていきたいなと思います」と意気込む。

矢作穂香は「最初にお話をいただいてから、あっという間に初日でびっくりしていますが、美田園さんの相棒として、この舞台に立ててすごく楽しいです。相棒にしては、ちょっと頼りなさすぎるキャラクターではあるので、邪魔しないように頑張ります」とコメント。

原嘉孝は「僕も『家政夫のミタゾノ』の世界に入るのは今回が初めてなんですが、最近はシリアスな作品が多かったので、こういうファンタジーな世界に思い切り飛び込んで、この世界観を楽しもうと思っています」と作品挑む思いを述べた。

舞台版の見どころについて松岡は「ロケ中にちょっと見たよという方はいるかもしれませんが、生の美田園をご覧になったことのある方って多分いないと思うんです。ぜひ生の美田園と、このカンパニーの強さ、そして袖で頑張ってくださっているスタッフ全員が頑張って作り上げている舞台ですので、その熱を素直に楽しんでいただければ」と熱く語った。

さらに最後に松岡よりメッセージが語られ「12月4日まで突っ走っていきたいと思いますので、ぜひご覧ください。痛み入ります」と美田園おなじみのセリフで取材会は終了した。