横田龍儀インタビュー「いろんなことを新鮮に感じて生きていきたい」【シアダンフォト vol.04】

2022.04.27

INTERVIEW

THEATER GIRLだけの撮り下ろし写真が手に入る「シアダンフォト」企画。第4回にお迎えしたのは、ミュージカル『刀剣乱舞』や、MANKAI STAGE『A3!』、舞台「炎炎ノ消防隊」など様々な作品に出演している「横田龍儀（よこた・りゅうぎ）」さん。

爽やかな笑顔からクールな表情まで、様々なカットが満載です。インタビューでは、普段撮影で心がけていることや今年中に実現したいこと、最近のマイブームについてお話をうかがいました。

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撮影中は、カメラの奥にいる誰かを想像したりする

――今回は、フォト企画になりますが、横田さんが撮影の時に意識していることや心がけていることはありますか。

どの角度が一番良く見えるか意識はしていますが、まだ自分ではあまりよく分かっていないので、いろんな角度、ポージングで撮っていただくようにしています。自分自身が好きな角度やポーズというよりは、カメラマンさんに好きだなと思ってもらえたその時々の角度でポージングをするように心がけていますね。

――いろいろと工夫されているんですね。

そうですね。カメラマンさんの顔やカメラの奥を見るようにしています。写真の種類にもよりますが、カメラの奥にいる誰かを想像したり、架空の存在を置いて撮ってもらったり。

あとは、目線を外したりもしますね。基本はカメラ目線が多いですが、目線を外すことでまた違う姿が写ると思っているので。

コロナ禍で考え方や動き方が変わってきた

――次に近況をお伺いしたいのですが、ここ最近で役者として印象的だった出来事はありましたでしょうか？

やっぱりコロナですね……。昨年の緊急事態宣言が出たばかりの頃と比べて、自分も他の人も考え方や動き方が変わってきた気がします。舞台が中止になったりしたこともあり、一層考えるようになりました。人は慣れると考え方も変わっていくもので、人間の芯をさらに見るようになったので、それはお芝居にも活かせるなと思いました。

――前回のインタビューはまさに緊急事態宣言明けだったのですが、コロナ禍が続く日々で改めて思うことはありますか。

まだまだ油断ができない状況なので、ごはんや飲みには行けないですし。そうなると、何を楽しみに生きればいいんだろうと思うようになりました。人に接しないで、自分一人で楽しめる趣味を考えるようになって、最近は自分で動画編集をしたりして、それを楽しみに生きています。

――コロナ禍になってプライベートでの過ごし方も変わってきますよね。具体的に今年中にやりたいことはありますか。

ソロキャンプです！

――まさにおひとり様の趣味ですね！

そうですね。普段からいろいろと考えてしまうタイプなので、仕事のことも考えずに、1人でただ火を眺めて、自分を見つめなおしたいなと思いますね。

外に出た方がインスピレーションが湧く場合もありますし。動画に撮って、ファンの方に共有もできたりもするので。ソロキャンプ動画を撮って、自分で編集して、上げたいなというのが今年の目標です。

――お仕事にも繋げられそうですしね。

編集の作業をしていると、裏の仕事がすごく大変で、こう動く方が編集しやすいんだなといった発見もあります。経験であり、自身もリフレッシュしていけたらいいなと思っています。

最近のマイブームはYouTubeで見ている……

――やってみたいこととは別に、最近のマイブームはありますか？

YouTubeでキャンピングカーで車中泊をしているチャンネルをよく見ているんですが、それを見ていると「キャンピングカー欲しいな、旅をしたいな」と思います。テントを張らなくても、キャンピングカーで過ごせるし、楽しそうですよね。

何年か前に、歩いて日本を縦断していたのですが、またそういう旅をして、人生を見つめなおして、リフレッシュしたいなと考えています。

――遠出するのもいいですね。

自然に触れたいですね。自然の景色や違う仕事をしている方々が楽しんでいる様子を見て、もし自分が今の仕事に就いていなかったらどうなっていたかな……などと考えて楽しんでいます。

カンパニーの誰よりも努力して、いい作品を作りたい

――4月から上演される、MANKAI STAGE『A3!』ACT2! ～SPRING 2022～への意気込みをお願いします。

新しい章に入って、新しいメンバーも増えて、今まで観てくださったファンの方々はもちろん今回が初だというお客様にも楽しんでいただけるように、全力で作り上げていきたいです。新しいメンバーが入っても、空気感は今まで通りで家族のようなあったかい雰囲気ですので、ぜひ観に来ていただける方々は楽しみにしていてください。

――今回から新しいキャストの方も加わるとのことでますます楽しみですね。

春組が5人から6人に変わって、できることも増え、僕たち自身も考えながら探りながら楽しんでいけたらなと思っています。

その中で中心として任せてもらっているので、期待に応えられるように全力を尽くします。カンパニーの誰よりも努力して、いい作品を作りたいです。