林 一敬(ジャニーズJr.)、濱田龍臣、手島麗央(ジャニーズJr.)ら出演。ノサカラボ 神津恭介シリーズより『呪縛の家』上演決定!
世界の名作ミステリーを丁寧に舞台化するプロジェクト「ノサカラボ」が、⾼⽊彬光の推理⼩説・神津恭介シリーズの初の舞台化に挑む。第1弾は『呪縛の家』、天才探偵神津恭介が新興宗教⼀族を襲う連続殺⼈事件に⽴ち向かう物語である。神津恭介シリーズは短編・⻑編合わせて実に数多くの作品があり、ノサカラボでは本公演を⽪切りに、続々と舞台化していく予定だ。
公演は、8⽉26⽇(⼟)〜9⽉3⽇(⽇)に東京・サンシャイン劇場、9⽉16⽇(⼟)・17⽇(⽇)には福岡・キャナルシティ、9⽉21⽇(⽊)〜24⽇(⽇)には⼤阪・サンケイホールブリーゼで上演される。
『呪縛の家』は、明智⼩五郎、⾦⽥⼀耕助と並ぶ「⽇本三⼤名探偵」の1⼈と⾔われる「神津恭介」を主⼈公に書かれたシリーズの初期の作品で、1950年に発表されている。主役となる神津恭介は、美⻘年のうえに頭脳明晰で、東京⼤学医学部法医学教室に所属。そんな神津恭介と⾼校からの同級⽣である親友・松下研三が、息の合ったコンビぶりで事件の謎を解いていくのが、このシリーズの⾒どころの1つで、本作でも神津・松下コンビと犯⼈との頭脳戦は⾒逃せない。
物語の舞台となるのは、奥武蔵野の⼋坂村。新興宗教の教祖を⼤伯⽗に持つ旧友の依頼で、村に出向いた松下が遭遇した事件をきっかけに、恐ろしい連続殺⼈が幕を開け、松下に助けを求められた神津恭介の登場となる。
全編に流れるまがまがしい空気や、それぞれ秘密を隠し持つ登場⼈物たち、そして⼿の込んだ殺⼈トリックなど、ミステリーの王道をいく⾯⽩さが満載で、まさに神津恭介が初めて舞台に登場するのにふさわしい華麗なミステリーとなっている。
脚本を⼿がけるのは、演劇ユニット「Moʼxtra」を主宰する須⾙英。昨年11⽉には新国⽴劇場演劇公演『私の⼀ヶ⽉』で脚本を担当するなど気鋭の脚本・演出家として活躍中だ。そして構成・演出は「ノサカラボ」の主宰で、海外戯曲から漫画原作まで幅広いジャンルの舞台を⼿がけている野坂実。その緻密で洞察⼒に富んだ演出に期待が⾼まる。
次々に難事件を解決する神津恭介(かみづ きょうすけ)役に抜擢されたのは、ジャニーズJr.の林⼀敬。22年4⽉に新橋演舞場公演『流星の⾳⾊』で初の本格舞台に出演、本年7⽉には、『Arcana Shadow』で初主演を飾るなど、期待の若⼿俳優として注⽬を集めている。
神津恭介の⼀⾼時代からの親友で、探偵助⼿的な存在でもある松下研三(まつした けんぞう)には濱⽥⿓⾂。ドラマやテレビのみならず、2021年にギリシア劇『オレステスとピュラデス』でW主演、昨年11⽉のミュージカル『東京ラブストーリー』でもW主演を務めている。
この事件の依頼⼈である⼘部鴻⼀(うらべ こういち)には、本格舞台は今回が初出演となるジャニーズJr.の⼿島麗央。⼋坂村の開業医・菊川隆三郎(きくかわ りゅうざぶろう)には、元光GENJIで今は俳優として活躍中の内海光司。そして鴻⼀の祖⺟の兄で紅霊教の教祖である⼘部舜斎(うらべ しゅんさい)には、演技派のベテラン⽚岡鶴太郎が特別出演で名を連ねる。
殺⼈事件の不吉な予⾔を受ける舜斎の孫娘三姉妹には、⽇本とメキシコを⾏き来しながらグローバルに活躍の幅を拡げる元AKB48の⼊⼭杏奈、グループ在籍当時から舞台⼥優としても注⽬を集めてきた元HKT48の神志那結⾐、舞台『新サクラ⼤戦 the stage』シリーズで主演を務める関根優那と、三⼈の実⼒派⼥優が華やかに並んだ。さらに紅霊教の元⾨弟で不吉な予⾔者・⽊下六郎(きのした ろくろう)には『仮⾯ライダーアギト』で知られる俳優・賀集利樹。事件を担当する警部・楠⼭秀雄(くすやま ひでお)は、演劇集団キャラメルボックスの実⼒派俳優・岡⽥達也が務める。
あらすじ
⼤伯⽗の舜斎と三⼈の⼜従妹が奇怪な死を遂げる予感がする。できるなら神津さんと⼀緒に来て欲しい…。旧友の⼘部鴻⼀からの⼿紙を受け、松下研三は⼋坂村を訪れる。その旅の途中で怪しげな男と出会い、「今宵、汝の娘は⼀⼈、⽔に浮かびて殺さるべし」という⼘部家への予⾔を告げられる。その夜、舜斎の孫娘のひとりが浴槽の中で死体となって⾒つかった。
この事件を発端に連続殺⼈の幕が開く。はたして神津恭介はこの凶事の連鎖を⽌めることができるのか……。
コメント
神津恭介役: 林 一敬(ジャニーズJr.)
神津恭介役を演じさせていただきます、林一敬です。主演をつとめさせていただけることを、本当に嬉しく思います。神津恭介は「日本三大名探偵」のひとりと称されていて、そんな役を僕が演じられるのかと不安もありますが、出演者の皆さんの力をお借りしたくさん成長したいです。よろしくお願いします。
松下研三役:濱田龍臣
今回は、神津恭介シリーズの『呪縛の家』という名作ミステリーを舞台化するということで、舞台で作るからこそ見せることができる事件のトリックや伏線の作り方が今からとても楽しみです。
自分自身、舞台のお仕事が増えてきていてとても嬉しい限りなので、今作も全力で駆け抜けて行ければと思っています。
卜部鴻一役:手島麗央(ジャニーズJr.)
ジャニーズJr.の手島麗央です。この度は、卜部鴻一として出演させていただきます。初めての舞台をノサカラボさんの作品に出演することができとても嬉しいです!共演者の方から沢山のことを学びながら、みなさんに「来てよかった」と思っていただけるように一生懸命に演じます。是非、劇場にお越しください。
菊川隆三郎役:内海光司
僕自身、久しぶりのミステリーとなります「呪縛の家」
作品との出会いに感謝しています。
舞台化に向け、原作の世界観を大切にしつつ
自分なりの人物像を創り上げられたらと意気込んでいます。
神津恭介役の林一敬くんとは、二度目の共演なので
今から楽しみにしています。
卜部舜斎役:片岡鶴太郎(特別出演)
高木彬光さんの原作を舞台化。
また、ミステリーを舞台にするということで私としても初の試みです。
私は横溝正史さんの『金田一耕助シリーズ』にて金田一耕助を約10年演じておりました。その時は謎を解く側でしたが、今回の舞台では「呪縛の家」の当主といいましょうか
信仰宗教の教祖の役でございます。
この役はどのように事件に絡んでくるのか。それを楽しみに謎解きの舞台を観ながら推理していただけたらまた、舞台の楽しみ方もより一層深まるのではないでしょうか。
どうぞ沢山のお客様にご覧いただけることを願っております。
演出・構成:野坂 実
演出の野坂実です。
満を持して、神津恭介シリーズをお届けできることをとても嬉しく思います。
神津恭介は、他の【日本三大名探偵】である明智小五郎、金田一耕助とは全く違う個性を持ち、推理力はこれまでのどの探偵とも違います。
初の舞台化のこの機会に、彼を知らない多くの方の目に触れて欲しい。
是非、これからの神津恭介の活躍を見届けてください。
公演概要
神津恭介シリーズより『呪縛の家』
演出・構成:野坂 実
脚本:須⾙ 英
原作:⾼⽊彬光『呪縛の家』
出演:
林 ⼀敬(ジャニーズJr.)/濱⽥⿓⾂ ⼿島麗央(ジャニーズJr.)/
⼊⼭杏奈 神志那結⾐ 関根優那 賀集利樹 福室莉⾳
岡⽥達也/内海光司/⽚岡鶴太郎(特別出演)
太⽥秀介 東井隆希
【東京】
2023年8⽉26⽇(⼟)〜9⽉3⽇(⽇)
場所:サンシャイン劇場
【福岡】
2023年9⽉16⽇(⼟)〜17⽇(⽇)
場所:キャナルシティ劇場
【⼤阪】
2023年9⽉21⽇(⽊)〜24⽇(⽇)
場所:サンケイホールブリーゼ
チケット料⾦(全席指定・税込):
S席 前売 9,500円/当⽇ 10,000円
A席 前売 8,500円/当⽇ 9,000円
⼀般発売予定:2023年7⽉22⽇(⼟)