向井康⼆＆室⿓太構成・出演。『ムロムカイ』開幕！「のほほんとした世界観を味わってもらえたら」

2025.01.27

REPORT

1⽉27⽇より東京グローブ座にて、2⽉15⽇からサンケイホールブリーゼ（⼤阪）にて、『ムロムカイ』が上演される。

本作は、構成・演出を向井康⼆、室⿓太の⼆⼈が務めるほぼノンフィクション︕︖に近い彼らの⽇常を覗き⾒しているような作品。

今回は、向井康⼆、室⿓太が登壇した囲み取材会の様子と舞台写真をお届けする。

初日を前にゲネプロを終えた今の心境について、室⿓太は「純粋に楽しもうと思ってやりましたが、始まる前に裏にいるときの康⼆がめちゃくちゃ緊張していて。そんな顔を初めて見たので、逆に僕も緊張してすごく新鮮な気持ちでした」と語り

それに対して向井康⼆は「自分たちの舞台だし、やっぱりゲネプロでも楽しんでいただきたいという気持ちがあったので。楽しんでもらえるかなという緊張感とリハーサルも少なかったから失敗しないかなと、そういうことを考えたら……不安じゃないですか」と本音を漏らした。

本作でのアドリブについて室は「今日はもうひどいですよ。俺がアドリブしだしたら、康⼆が急に困った顔して『それなに？　それなに？』って」と裏側を語り、

向井は「アドリブも本番で混ぜつつ、楽しんでもらえたら」と意気込んだ。

“素”の二人が届けられる舞台とのことで向井は「けっこう実話を元にした話もちょこちょこ出てくるので、“ミドルフィクション”と言っています」と本作の内容について触れた。

ジュニア時代から一緒にステージ立つことが多かった二人。改めて二人の関係性について聞かれると室は「“いて助かる存在”が一番しっくりくると思います」と回答。向井も「それ！　だから隣にいて安心するし、ジュニアの頃から一緒にやってた人もいるけど、ここまでは多分ないのでそれも理由だと思います」と、改めて絆の強さを見せた。

本作についてお芝居なのかコントライブという位置づけなのかという問いに、向井は「新しいですよね！　皆さんも一緒に考えてほしいんです」と語り、室も「役柄的には自分たちなので、めちゃくちゃ芝居ってわけでもないし」と語ると

向井も「僕らがしゃべっているのをファンのみんなが見ている感じ、シルバニアファミリーみたいな。そういう僕らの世界観をちょっと覗き見するぐらいのイメージで作った舞台ですね」と本作について述べると、「最初は歌はなかったけど、⿓太くんが最近歌っていないから、ファンの方が歌っているところを見たいのではと思って入れました」と作品の裏話も飛び出した。

改めて楽しみにしているファンの方へ、室は「Snow Manのファンの方は僕を知らない方もたくさんいると思いますので、これを機に『ムロムカイ』という2人の関係性を知ってもらって、今回成功した際には、次回Vol.2ができるように盛り上げたいと思いますので、ぜひ劇場でお待ちしています」と

向井は「Snow Manでいろんな活動をさせていただいて、この前は5大ドームをやって5周年を迎えて、次はスタジアム公演が決まって。ここに来れてよかったと日々感謝していますが、Snow Manが大きくなればなるほど、昔の自分を知らない方が増えていくというか。やっぱり今の僕があるのは、10数年間、関西でやってきた自分がいるからなので。いろんな愛をいただいたこの何十年を忘れてほしくないので、こうして室くんとやることによって、『康⼆くんこんな時代あったんや』と思い出してもらえたら。昔のことを知っていた方も今知ってくれた方も、この『ムロムカイ』の、のほほんとした世界観を味わってもらえたらうれしいです。今回会えない方もたくさんいると思うので、また来年も再来年もできるように頑張ります」と意気込みが語られ、取材会は終了した。