鳥越裕貴、植田圭輔、村田 充インタビュー 舞台「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE」 「今作は“不可能はない”ということを、強く示しているような作品」
INTERVIEW
――鳥越さん、植田さんは約1年半ぶりの作品出演となりますが、役への取り組み方で前作までと変わったことがあれば教えてください。
鳥越:初演から、敦ってけっこう動いてましたけど、今回は意外と潜伏期間があると言いますか。
植田:ウイルスみたいに言うやん(笑)。
鳥越:ほんまに潜伏期間がすごいあるから、いつも出てる感覚がないというか。今回に関しては、体力の低下がぜんぜんないので。だから「こんな動かんでええのかな」って今、不安になってます(笑)。
植田:今回は、オリジナルの描き方というか、劇場版で描かれてないルートでの描かれ方もあったりするので。中原さんはすごく説明台詞が多くて、いつもの5倍ぐらい喋ってます(笑)。あとは基本的にはいつも通りというか、大好きな中原中也をしっかりと演じさせていただけたらなと思っています。
――村田さんは、今作で澁澤龍彦を演じられますが、役作りで何か意識したことなどありますか?
村田:シリーズもので続いている作品で、初演を観劇しているというのもありますし。特に、鳥越くんと植田くんとは共演経験もあって、この作品の中での二人のお芝居のテイストも見ているというアドバンテージがあるので、作品のテイストに馴染めるようにというのは意識してます。役に関しては、僕はこれから仕上げていくというか。まだ、一歩踏み出したかどうかぐらいの段階なので、みんなに迷惑を掛けながら試行錯誤をして、存在感が出せるようにしっかりとやっていこうと思っています。