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千葉雄⼤、⼾塚純貴、牧島 輝、坂元愛登ら出演。『⼆階堂朝陽は助けに来る』男8⼈の熱⾎お仕事コメディが開幕!

REPORT

2026年10⽉17⽇(⼟)から、東京・EXシアター六本⽊にて、モチロンプロデュースのオリジナル新作舞台『⼆階堂朝陽は助けに来る』が開幕した。

主⼈公・⼆階堂を演じるのは千葉雄⼤。さらに、⿊川グループで働く野⼼家・清⽔健太役の⼾塚純貴、⼆階堂を激しく嫌悪する同僚・佐久間 亮役の牧島 輝、⼆階堂を慕う純粋な後輩・野間栄太郎役の坂元愛登、エブリウォーターの厳格な経理担当・冨岡 楓役の篠原悠伸、誠実な社員であり、常にやる気に満ちた熱い男・真⽥進⼀郎役の⽇⾼由起⼑、事なかれ主義の⽩井課⻑役の⼤⽔洋介(ラバーガール)、そしてすべてを⽀配下に置こうとするワンマン会⻑・⿊川天⼭役の皆川猿時らが集結。

作・演出は細川 徹が⼿がけ、笑いと⼈間ドラマを⾃在に⾏き来する細川ならではの世界観のもと、歌やダンスも織り交ぜながら、笑って泣ける全⼒エンターテインメント作品をお届けする。

初⽇前⽇の16⽇に開幕直前取材会が⾏われ、千葉雄⼤、⼾塚純貴、牧島輝、坂元愛登、篠原悠伸、⽇⾼由起⼑、⼤⽔洋介(ラバーガール)、皆川猿時と、作・演出の細川徹が登壇した。

⼆階堂朝陽役を演じる千葉は、開幕を翌⽇に控えたカンパニーについて「結束⼒はばっちりでございます」ときっぱり。⾃⾝の役を、仕事ではうだつが上がらないものの、⼈助けに対しては「本当に脊髄反射で動いてしまうような⼈物」と説明した。

その⾏動によって周囲と軋轢が⽣まれることもあるが、物語の中ではそれぞれが成⻑していき、⼆階堂もその⼀つのピースになっていると語った。本作にちなみ、俳優としての“熱⾎の源”を尋ねると、千葉は「やっぱり応援してくださる皆様」と回答。すかさず⼾塚から「嘘つけ︕」とツッコミが⾶び、互いに遠慮なく⾔葉を交わすカンパニーの空気ものぞかせた。

また、客席との近さも本作の魅⼒の⼀つだという。「肩の⼒を抜いて観ていただけると思う」としながら、「個⼈的には、⾔葉にしないと伝わらないことってあるよなとか、そういうことも考えたり」と、作品から受け取った思いにも触れた。最後は「本当に汗だくで、みんなで⼀⽣懸命、元気よく頑張っておりますので、その元気を皆様におすそ分けできたらいいなと思っておりま
す」と呼びかけた。

⿊川グループで働く野⼼家・清⽔健太役の⼾塚は、男性だけで作り上げる舞台に新鮮さを感じている様⼦。「とにかく暑苦しいですし、⼀⼈ひとりが全⼒で⽬的に向かって突き進んでいる」と語り、その姿に感動してもらえるはずだと⼒を込めた。その必死さが次第に美しく、格好よく⾒えてくるといい、観客のさまざまな感情が揺さぶられることに期待を寄せる。

稽古場には「男⼦校みたいな、部室感みたいな」楽しさもあったそうで、周囲からどう⾒られるかを気にしすぎず、気負わずに取り組めたという。客席を巻き込んで盛り上げる“参加型”の要素についても、「楽しみにしていただけたら」と語った。

⼆階堂を激しく嫌悪する同僚・佐久間亮役の牧島は、8⼈という出演者の数に着⽬。「きっと『8⼈しかいなかったの︖』って思うと思います」と語った。その理由は、俳優たちが本役以外にもさまざまな役を担うから。⾃⾝もメインの役以外で登場する時間がこれほど多い舞台は初めてだといい、佐久間以外を演じる時間も楽しく、観客にも楽しんでもらえるのではないかと、多彩な姿を⾒せることを予告した。

⼆階堂を慕う純粋な後輩・野間栄太郎役の坂元は、本作が初舞台。「昨⽇ここに初めて来て、すっごいテンション上がりました」と、劇場に⼊った時の⾼揚を⾔葉にした。⼀⽅、客席で眠っていたと共演者から指摘されると、「居⼼地が良すぎて」と返しつつ、それほど疲れるぐらい頑張っているのだとアピール。「お客さんとすごい距離が結構近くなる瞬間とかもあったりして」と、観客との距離の近さも楽しみにしてほしいと呼びかけた。

エブリウォーターの厳格な経理担当・冨岡楓役の篠原が、お気に⼊りとして挙げたのは「千葉くんと⼾塚くんが壮絶なバトルを繰り広げるところ」。詳しい内容は明かされなかったが、「お気に⼊りと⾔わざるを得ませんね」と語り、⼆⼈の対決への期待を⾼めた。

誠実な社員であり、常にやる気に満ちた熱い男・真⽥進⼀郎役の⽇⾼は、稽古前から歌やダンスがあると聞いていたものの、「思ったより歌って、思ったより踊るので最初は困惑した」と率直に振り返る。それでも、取り組むうちに楽しさが増していったそう。全⼒で取り組む出演者たちの熱意が、観客に伝わればうれしいと語った。

事なかれ主義の⽩井課⻑役の⼤⽔は、歌やダンスに加え、⾛ったり転んだりと、とにかく⾝体を動かす舞台だと紹介。

「みんな頑張って笑いを取ろうとがむしゃらにやっていますんで、そのがむしゃらさを⾒てほしい」と呼びかけた。皆川とともに汗だくで取り組んでいるといい、⾝体のあちこちが痛むという話からも、本作の運動量がうかがえた。

すべてを⽀配下に置こうとするワンマン会⻑・⿊川天⼭役の皆川は、共演者たちの歌やダンスについて「そんなにダンスも歌も上⼿じゃないっていうところがいいですよね」と、愛情たっぷりの⾔い⽅で紹介。⾃分が出ていない場⾯でも、懸命に歌い踊る姿を楽しみに⾒ているそうで、その⼀⽣懸命さを「すごく愛らしい」と表現した。そして「みんな最⾼です」と、仲間たち
への信頼をにじませた。

作・演出を⼿がける細川は、作品の仕上がりについて「⼿応えしか感じていないです」と⾃信を⾒せた。「全開で笑えて、全開で泣ける」舞台になっているといい、とりわけお気に⼊りなのは後半の感動的な場⾯。場当たりでも俳優たちが本気の芝居をしていたことを、冗談を交えながらたたえた。

観客にも参加してもらう仕掛けがあることから、「お祭り気分で皆さん来ていただけると」と呼びかける細川。「劇場でしか楽しめない」という⾔葉で、この8⼈と客席が⼀緒に作り上げる時間への期待を語った。

ゲネプロレポート

業績を伸ばしたい。競合には負けられない。取引先へのプレゼンは成功させたい。けれど、社内には⾜並みのそろわない同僚がいて、予定通りに進まない仕事もある。本作には、会社で働いたことのある⼈なら、どこか⾝に覚えのある状況が詰まっている。そんな職場の⽇常を、男8⼈が歌もダンスも交えて、とびきりにぎやかなコメディにしていく。

社員たちが業績や今後の⽅針について話し合う⼀⽅、⼆階堂は⼈助けに忙しい。困っている⼈を⾒つければ、仕事も顧みず⾛り出してしまう。⼈としては好ましくても、⼀緒に働く相⼿としては、なかなか厄介かもしれない。彼の善意を、職場の全員が無条件に歓迎するわけではないところに、この物語の⾯⽩さがある。考え⽅も性格も違う⼈々が、会社として⼀つの成果を求められる。その難しさがあるからこそ、社員たちのすれ違いを他⼈事ではない気持ちで楽しめるのだ。

しかも、彼らには社内の⼈間関係だけに頭を悩ませている余裕などない。競合とのプレゼン対決に、映像をめぐるトラブル、SNSの炎上、鳴りやまないクレーム電話。準備してきたものが思わぬ形で台無しになり、社員たちは次々と対応に追われる。⾃分の担当業務さえこなしていれば済むわけではない、という会社勤めの⼤変さまで顔を出す。

そうした仕事の場⾯に、ふんだんに盛り込まれた映像表現が⽣きている。商品のCMやプレゼンテーションは、社員たちにとって⼤切な営業の道具。だからこそ、⽤意した映像が思いがけない内容に差し替わっていれば、⼀⼤事になる。さらに、エブリウォーターの社内にはスパイが潜んでいたことまで明らかに。競合との争いに社内の思惑も絡み合い、物語の⾏⽅がますます気になってくる。

そんな切⽻詰まった状況さえ、この舞台では歌とダンスになる。クレーム電話への対応に追われる社員5⼈によるパフォーマンスは、その象徴だ。オフィスの騒動は机を挟んだ会話だけでは収まらず、俳優たちの⾝体を使った表現へと広がってく。

その勢いを客席まで届けるのが、中央部分がランウェイ状にのびた、ユニークな舞台形状。俳優たちは舞台の前⽅へと踏み出し、さらに客席通路も使って芝居を展開する。冒頭から、客席に現れた迷惑な客と⼆階堂が携帯電話の使⽤をめぐってやり取りし、観劇時の注意事項まで芝居の⼀部に。観客は早々に、⼆階堂たちの世界へと巻き込まれる。

この距離の近さは、1幕後半の「ウォーターエキスポ」でも発揮。エブリウォーターの社員たちは客席側から試飲を勧め、⿊川は舞台前⽅を広く使って⾃社の商品をアピールする。映像を⽤いた宣伝と、⽬の前で繰り広げられる営業活動が重なり、客席も展⽰会場の⼀部になったよう。“参加型”の楽しさが、仕事の物語とつながっている。

こうしてオフィスから展⽰会へと舞台が広がる⼀⽅、⼆階堂の⼈助けを追えば、アパートや焼⾁屋にもたどり着く。そこで待っているのが、俳優たちの変⾝だ。会社員だった⾯々が、アパートの住⼈である⼤きなおばあさんたちや、焼⾁屋の店⻑、客へと次々に姿を変える。牧島が語ったように、限られた顔ぶれから、にぎやかな⼈々の暮らす世界が⽴ち上がる。次は誰がどんな姿で現れるのかも楽しみになる。

そんな⼈々の間を駆け回る⼆階堂とは対照的なのが、清⽔だ。焼⾁屋では周囲に絡み、仕事では野⼼をあらわにしてプレゼンに熱を⼊れる。ワンマン会⻑の⿊川とともに、エブリウォーターの社員たちを翻弄する存在である。利益や勝利を求めて突き進む彼らと、⽬の前の誰かのために動く⼆階堂。会社同⼠の競争が激しくなるほど、⼆階堂の⾏動は、その争いの中で異なる意味を持ち始める。

会社にとって役に⽴つことと、⽬の前の⼈の役に⽴つことは、いつも⼀致するわけではない。だから⼆階堂は周囲を困らせるし、⼈助けをしたからといって、すべてがうまく運ぶわけでもない。それでも差し伸べられる⼿を、仲間たちはどう受け⽌めるのか。栄太郎の視線とともに、仕事ができる、できないだけでは測れない⼆階堂の姿が⾒えてくる。

仕事に追われる慌ただしさも、職場の⼈間関係の⾯倒くささも、思い切り笑いに変えてしまう。その騒動の真ん中を、不器⽤な“サラリーマンヒーロー”が⾛り抜ける。歌い、踊り、いくつもの役を演じる8⼈の奮闘もまた、⼆階堂のひたむきさと重なる。仕事帰りに劇場へ駆け込んだ⼈にも、明⽇への元気を分けてくれそうな舞台だ。

牧島 輝×坂元愛登インタビュー 『二階堂朝陽は助けに来る』「みんなで一緒に一つのものを楽しめる空間にしたい」

公演概要

『⼆階堂朝陽は助けに来る』

【作・演出】 細川 徹

【出演】
千葉雄⼤、⼾塚純貴、牧島 輝、坂元愛登、
篠原悠伸、⽇⾼由起⼑、⼤⽔洋介(ラバーガール)、皆川猿時

<東京公演>
10⽉17⽇(⼟)〜11⽉1⽇(⽇)
EX シアター六本⽊

■アフタートーク開催概要
【対象公演・登壇者】
10 ⽉20⽇(⽕)18:00公演 千葉雄⼤ × 野呂佳代
10 ⽉23⽇(⾦)13:00公演 坂元愛登 × 阿部サダヲ
10 ⽉27⽇(⽕)18:00公演 牧島 輝 × 三浦宏規
10 ⽉28⽇(⽔)13:00公演 ⼾塚純貴 × じろう(シソンヌ)
10 ⽉29⽇(⽊)13:00公演 出演者全員

※アフタートークは、各対象公演の終演後に開催いたします。
※対象公演のチケットをお持ちの⽅は、そのままのお席でご参加いただけます。
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

《チケット料⾦(全席指定・税込)》
■指定席 10,900 円
■ヤング券 5,500 円(22歳以下/チケットぴあのみ取扱)

<⼤阪公演>
11⽉7⽇(⼟)〜9⽇(⽉)
COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

<富⼭公演>
11⽉14⽇(⼟)〜15⽇(⽇)
富⼭県⺠会館

【公式HP】 https://mochiron-ltd.com/stage/nikaidoasahi/
【公式X】 @mochiron_ltd

【企画製作】 モチロン/テレビ朝⽇

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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