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桐山照史(ジャニーズWEST)、松島聡(Sexy Zone)、高橋ひとみら出演。『赤シャツ』ゲネプロ&取材会レポート!

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――今回「噂話が独り歩きする」というのが舞台の肝だと思いますが、今何かグループ内で噂話になっていることはありますか?

桐山:あの……(咳払いしながら)まぁ、ちょっと名前を挙げてしまうと失礼になってしまうのですが、約一週間前ですかね? メンバーの一人が初日の幕を開けたときに、「メンバーのドラマを見ていないのに、見たと嘘をついてしまった」みたいなことを言っていて。これ、メンバー全員がそうなんじゃないかという雰囲気が出ていますが、私は全部見ております(笑)。それだけは言っておきます! 「メンバーみんな見てないんちゃう?」という噂が流れておりますが、私は重岡くんのも濵田くんのも、しっかり見させていただいております。これは言っておきましょう!

――去年、主演の舞台が途中で終わってしまい、エンタメの重要性などいろいろ感じられたことが多くあると思いますが、改めていかがでしょうか。

桐山:そうですね。僕はエンタメをお届けする立場に立たせていただいておりますが、お客さんとして観劇することや、家に帰ってテレビや映画を見たりすることもあります。そういったときに、たとえばお仕事で大変だった日でも、テレビを見てくすっと笑えて、ふと肩の荷が下りることがありまして。

あとは先ほども触れましたが、小瀧くんの舞台をこの前観劇させてもらって、そのとき笑ったり、感動したり、気持ちが動いたりしました。癒しの場でもあるんですよね。だからこういう場がなくならないように、絶えないように、エンタメを続けていきたいなと思っています。エンタメをやっている僕からしても、エネルギーをもらう元気の源でもあるので、そういうところに携われているのは本当に幸せだなと感じます。

僕らはエネルギーを出すのがお仕事ですが、実は意外とお客さまからいただいているもののほうが多いので、恩返しといいますか。僕たちのために時間を使って、足を運んで劇場に来てくださったお客さまに恩返しするつもりで、今回この明治の時代を楽しんでもらえたらなと思います。

――先ほどメンバーのお話がありましたが、松島くんはSexy Zoneのメンバーからアドバイスやメッセージはありましたか?

松島:全員から「楽しんできてほしい」とメッセージをもらいました。僕本当に緊張するタイプでして……。もちろん緊張することも大事ですが「とにかく楽しむことを忘れないで、ステージに立ってほしい」とアドバイスしてくれて。今月(佐藤)勝利も(菊池)風磨くんも舞台を控えているので、同時期にメンバー3人の舞台が被ることはなかなかないと思うので、違う場所ではありますが、メンバーが頑張っていることを感じながら、自分も一生懸命武右衛門を演じたいと思います。

――Sexy Zoneのメンバーは観に来てくれそうですか?

松島:どうなんでしょうね?

桐山:あ、それ知らんのや。

松島:知らないです。でも観に来てくれるとなったら、マネージャーさん僕に言わないでくださいね(笑)。緊張しちゃうんで。ひっそり観に来ていただきたい(笑)。

――ジャニーズWESTのメンバーはいかがですか。

桐山:今ドラマ撮影している人もいれば、本番中の人もいますし、稽古がもうすぐ始まる人もいますし、とても忙しいみなさんなので、来ていただけるかどうかは分かりませんが……。でも僕らのグループって、メンバーの作品は絶対に観に行くという文化があるので、何かしら来てくれるでしょうね。「言わないでください」といっても、勝手に楽屋で座っているので(笑)。たまに僕の楽屋にあるお菓子とか食べていて、そういう家族っぽい和気あいあいとしたグループです(笑)。来てくれたらもちろんとてもありがたいですが、集中してほしいことが入っているみなさんですから、そっちのほうを優先してほしいなと思います。

――改めて、初日の意気込みとファンのみなさんにメッセージをお願い致します。

高橋:二人を包み込めるドラえもんになりきって頑張りますので、この明治の時代を楽しんでいただけたらと思います。宜しくお願い致します。

松島:このご時世の中、無事に初日を迎えることができて大変うれしいです。千穐楽まで怪我することなく突っ走っていきながら、とにかく楽しく演じられたらと思います。宜しくお願い致します。

桐山:聡ちゃんも、ひとみさんも言ってくれたのですが、本当にこの時期に舞台に立てる喜びをカンパニー全員で感じながら、そして感謝しながら頑張っていきたいです。

『坊っちゃん』や夏目漱石さんのファンの方はもちろん、実は『坊っちゃん』を読んだことがないという方にも楽しんでいただける作品になっていると思います。

令和とは違う明治時代の空気感や、『坊っちゃん』のサブストーリーとして「実は赤シャツこうなっていたんだ」とか、「本当は悪いやつだったのか? いいやつだったのか?」と今ふうに言うと謎解きっぽくもなっているので、そちらも楽しんでもらえたらうれしいです。

文・撮影:矢内あや

小瀧望(ジャニーズWEST)さん主演。『検察側の証人』取材会レポートはこちら

公演概要

「赤シャツ」

■東京公演
日程:9月5日(日)〜9月20日(月・祝)
会場:東京建物 Brillia HALL

■大阪公演
日程:9月25日(土)〜9月28日(火)
会場:森ノ宮ピロティホール

【作】マキノノゾミ  【演出】宮田慶子

【出演】
桐山照史(ジャニーズWEST) 赤シャツ(教頭)

松島聡(Sexy Zone) 武右衛門(赤シャツの弟)
おかやまはじめ 狸(校長)
矢柴俊博 福地記者(「四国新聞」の記者)
桜咲彩花 小鈴(芸者)
植本純米 金太郎(宿屋兼料理屋「角屋」の番頭)
神農直隆 山嵐(数学教師 堀田)
越村友一 野だいこ(画学教師 吉川)
北香那 マドンナ(代議士令嬢 遠山はる子)
吉村卓也 うらなり(英語教師 古賀)
パシャ・ペチコ ウラジミール(捕虜となったロシア人将校)

高橋ひとみ ウシ(「赤シャツ」家の下女)

主催・企画製作:東京グローブ座

公式サイト:https://www.aka-shirt.com/

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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