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小瀧望(ジャニーズWEST)、瀬奈じゅん、成河ら出演。『検察側の証人』開幕! 取材会レポート

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8月28日(土)より、東京・世田谷パブリックシアターにて『検察側の証人』が開幕する。

本作はミステリーの女王と呼ばれるアガサ・クリスティが手がけた戯曲で、法廷ミステリーの決定版と称賛されている。この不朽の名作を、新進気鋭の演出家・小川絵梨子が翻訳から手がけ、新たな『検察側の証人』としてよみがえる。

主演は、ジャニーズWESTの小瀧望。資産家の婦人を撲殺した殺人容疑をかけられ、法廷に立つ青年・レナード役を演じる。そのレナードの妻・ローマイン役には、ミュージカルからストレートプレイまで多彩なステージで活躍し、常に高く評価される瀬奈じゅん。検察官・マイアーズ役に、幅広い演技力で作品を魅了する実力派俳優の成河がそろう。

今回は小瀧望、瀬奈じゅん、成河が登壇した取材会の様子と舞台写真をお届けする。

『検察側の証人』成河さんのインタビューはこちら

『検察側の証人』瀬奈じゅんさんのインタビューはこちら

――いよいよ初日を迎えますが、いかがですか。

小瀧:信じられない気持ちが大きいです。これまでまさにギリギリの状態でやってきました。毎日のように抗原検査やPCR検査を受けて……、やっとここまで辿り着いたような感じですね。幕が開いたからには、綺麗に閉じたいと思いますし、まずは初日いいスタートを切りたいです。

瀬奈:ここまで来られたのが、本当に一つの奇跡でした。千穐楽まで奇跡を起こし続けていきたいです。キャストとスタッフ全員がそろってゴールできるよう、緊張感を持って大切に演じてまいりたいと思います。

成河:初日を迎えられるだけでも感謝はもちろん、奇跡のような出来事なのですが、それと同時に「こんなもんじゃないだろう」という欲望も湧いてくるような複雑な気持ちでいます。ですが、一日一日をとにかく精一杯やっていくだけだと思っていますので、宜しくお願い致します。

――今回小川さんの演出ということで、みなさん「どうしても出たい」というお気持ちが強かったそうですね。

小瀧:大人気の演出家さんですし、「いつか小川さんの作品に出たいな」という思いはありましたね。多分みなさんそうだと思いますが。

――迷わず、という感じでしょうか? 瀬奈さん。

瀬奈:はい! 私はお話をうかがったとき、迷わず「出ます!」という感じでした。

――有名な戯曲を今回新しい演出で公演するということになりますが、成河さんはどのように感じていらっしゃいますか?

成河:この戯曲の中で、現代の人間が聞いても違和感のない会話をすることに対して、難しさと面白さがありまして。それをどこまでお客さまに伝えられるかということだと思います。

――今回の舞台で苦労された点について教えてください。

小瀧:感情を作って、その感情を持ったまま、台詞を言うのが僕は一番苦労しましたね。小川さんに「台詞はプレゼントだから相手にちゃんとあげないと」と言っていただきまして、その言葉を頭の真ん中に置いてやっています。

――成河さんも、うんうんと頷いていらっしゃいますね。

成河:小瀧さんは口だけではないので、本当に素晴らしいですよ。小川さんは「相手からの台詞を大切に、自分の感情に溺れないように」と導いてくださって、小瀧さんはそれを率先してやってくれるので、素晴らしい座長だと思います。座長って今初めて呼んでみました(笑)。

小瀧:(笑)。

――お稽古場の雰囲気はどんな感じでしょうか?

小瀧:ずっと感染対策やマスクをしたままだったので、コミュニケーションは限られてしまうのですが、そんな中でも気を付けながらお稽古を重ねてきました。顔が見えるようになってきて、より仲良くなってきた感じです。

成河:顔を初めて見ることがこの2、3日で多かったんだよね。

小瀧:舞台稽古からマスクを外すとなったので、お互い「初めまして」というふうにはなりましたね。顔が全部見えたほうが、よりダイレクトにその相手の方の台詞とかを受け取れるので、今はストレスフリーにお芝居ができています。

――ご夫婦役ということで、瀬奈さんは小瀧さんにどんな印象をお持ちですか?

瀬奈:私ですみません。私が妻役なんて……、すみませんと思っていました(笑)。お稽古場ではそれこそずっとマスクを着けていて、お稽古場の席は隣でしたが私語も慎んでいまして。舞台稽古で初めてお顔を拝見したときに、「本当にジャニーズの方だったんだ!」と思って(笑)。素敵な方です。

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THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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