福士蒼汰「坂元裕二 朗読劇2021」合同取材会オフィシャルレポートが到着！

4月13日（火）より東京・よみうり大手町ホールで上演中の「坂元裕二 朗読劇2021」。この春スタートしたドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」、映画「花束みたいな恋をした」などのヒットで知られる脚本家の坂元裕二が作・演出を手掛け、高橋一生×酒井若菜、千葉雄大×芳根京子、林遣都×有村架純、風間俊介×松岡茉優、福士蒼汰×小芝風花、仲野太賀×土屋太鳳の6組が読み手となることも話題の本公演の4月22日（木）の東京公演と、4月30日（金）～5月2日（日）の大阪公演に出演する福士蒼汰を招いて、合同取材会が行われた。

参加が決まったときは「嬉しかった」という福士だが、「朗読劇が初めてなので、どんな感じになるのか、僕にできるのか」という不安もありつつ、「挑戦してみたい気持ちが強くて。是非やりたい」とオファーを快諾。あとわずかとなった本番に向けて、「緊張もするし、どうなるかわからない」と話しながらも、「稽古１日を通して楽しみになってきました」といまの心境を語る。

共演する小芝風花は、「凄くナチュラルではつらつとした方。彼女の持つ声質は本当にきれいで、一緒に心地よくお芝居ができる人」、作・演出の坂元については、「厳しい方かなと思っていたんですが、フラットでナチュラルな印象を受けました。一緒に居て相談をしやすい環境を作ってくださる方です」と、それぞれの印象を語った福士。今回上演する「忘れえぬ　忘れえぬ」「不帰の初恋、海老名SA」「カラシニコフ不倫海峡」では、境遇も年齢も異なる3人の男性をそれぞれで演じるが、「人間の本質を描いたような作品なので、捉え方が色々ある。捉え方が人によって違うであろう作品を、この瞬間に朗読劇としてできることが嬉しいという感覚が大きいです」と意気込んだ。

エンターテインメント・シーンにとって、厳しい日々が続くが、舞台を楽しみにしている方々に向け、「本当にありがたいなと思います。朗読劇や舞台をやってほしいという声があって、実際にやることができて、ありがたいです」と感謝の気持ちを述べた福士。小芝風花とのタッグで、個性豊かな3作の朗読劇をどのように展開するのか、期待が高まる。

公演概要

坂元裕二 朗読劇2021「忘れえぬ、忘れえぬ」、「初恋」と「不倫」

出演 高橋一生×酒井若菜、千葉雄大×芳根京子、林遣都×有村架純、
風間俊介×松岡茉優、福士蒼汰×小芝風花、仲野太賀×土屋太鳳
（出演日順）

●東京公演
公演期間：2021年 4月13日（火）～ 25日（日)
会場：よみうり大手町ホール

出演者
A.高橋一生×酒井若菜 B.千葉雄大×芳根京子 C.林遣都×有村架純 D.風間俊介×松岡茉優
E.福士蒼汰×小芝風花 F.仲野太賀×土屋太鳳

上演作品 ① 「忘れえぬ 忘れえぬ」 、 ② 「不帰（かえらず）の初恋、海老名ＳＡ」 、③「カラシニコフ不倫海峡」

チケット料金
全席指定￥ 6,800 （税 込） ※未就学児入場不可

主催 フジテレビジョン / MA パブリッシング / サンライズプロモーション東京
お問合せ サンライズプロモーション東京 0570-00-3337（平日12:00～15:00）

●大阪公演
公演期間：2021年4月28日（水）～5月2日（日）
会場：松下IMP ホール

出演者
D 風間俊介×松岡茉優 E.福士蒼汰×小芝風花

上演作品 ① 「忘れえぬ 忘れえぬ」 、②「不帰（かえらず）の初恋、海老名ＳＡ」、③「カラシニコフ不倫海峡」

チケット料金
全席指定 ￥6,800（税込） ※未就学児入場不可

チケット発売日：4月10日（土）AM10:00～

チケット発売所
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/sakamoto2021/
0570-02-9999＜P ｺｰﾄﾞ：505‐555＞
イープラス https://eplus.jp/sakamoto2021/
ローソンチケット https://l-tike.com/sakamoto2021/
CN プレイガイド http://www.cnplayguide.com/sakamoto2021/
0570-08-9999

主催 関西テレビ放送 / サンライズプロモーション東京

●札幌公演
公演期間：2021年 5月7日（金）～ 5月8日（土)
会場：道新ホール

出演者
D 風間俊介×松岡茉優

上演作品 ① 「忘れえぬ 忘れえぬ」 、 ② 「不帰（かえらず）の初恋、海老名ＳＡ」 、③「カラシニコフ不倫海峡」

チケット料金
全席指定 ￥6,800 （税 込） ※未就学児入場不可
チケット発売日：4月 15日（木） AM 10:00～

チケット発売所
道新プレイガイド https://doshin-playguide.jp/ 0570-00-3871
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/sakamoto2021/
ローソンチケット https://l-tike.com/sakamoto2021/

主催 道新文化事業社 / 道新スポーツ / エフエム北海道
お問合せ 道新プレイガイド https://doshin-playguide.jp/ 0570-00-3871（月～土10:00～17:00）

公式サイト：http://www.sakamotoroudoku.com
公式twitter：@sakamotoroudoku

上演内容

■第1作品「忘れえぬ 忘れえぬ」

書き下ろし新作。

■第2作品「不帰（かえらず）の初恋、海老名ＳＡ」

男のもとに初恋の女からの手紙がふいに届いた。東京に向かう高速バスの車中で書かれた手紙だった。わたしは東京で結婚し、その相手はこのバスの運転手ですと書いてある。しかしその手紙が届いた頃、男は既にあるニュースを目にしていた。

“東名高速道路高速バスの横転事故。死者8名。運転手は逃亡中”

生き残った女は婚約者である運転手の行方を捜しはじめた。男もまた女を救おうとしていた。二人は再びあの海老名サービスエリアで交錯する。幾つかの悲しみの川がより深い悲しみの海に流れ込む。

■第3作品「カラシニコフ不倫海峡」

平凡な夫婦だった。ある時妻がアフリカへ地雷除去のボランティアに行くと言い出した。数ヶ月後、妻は少年兵の持つカラシニコフに撃たれて死んだ。男が悲劇の夫として注目を浴びた時、見知らぬ女から手紙が届く。

“あなたの妻は生きています。アフリカの地でわたしの夫と暮らしています。わたしたちは捨てられたのです”

男は真偽を確かめるため、女と待ち合わせる。互いの伴侶が密会を繰り返していた円山町。ホテルの名前は、『カテドラル』。残された男と女が今、雑居ビルの谷間の海に溺れてゆく。