横浜流星主演、中村隼人共演。『巌流島』オンライン製作発表会見レポート!
2023年2月10日(金)より東京公演を皮切りに、金沢、新潟、秋田、名古屋、神戸、高松、福岡と巡演される舞台『巌流島』。
本作は、武蔵と小次郎はどこで出会い、どんな人生を歩んで来たのか、なぜ戦わなければならなかったのか…。闘いの裏に隠された人間ドラマ、決闘の真実を捉え、関門海峡に浮かぶ「巌流島(船島)」で繰り広げられた大勝負、その壮絶な戦いを、壮大かつ画期的なアクション時代劇として、新解釈、新設定をもとに新たに脚本を創り上げ、オリジナル作品(新作)として、描き出す。
脚本は深みのある描写を得意とし、時代物の舞台に敏腕を振るうマキノノゾミ、演出は大型スペクタクルエンターテインメントを次々と世に送り出し、人物造形に定評がある堤幸彦が担当する。2人はこれまでに『真田十勇士』や『魔界転生』などの大ヒット作を産み出しており、今回も最強のタッグが実現した。
主演の宮本武蔵は、アクションにも抜群の冴えを魅せる若手ナンバーワン俳優、横浜流星が演じる。TVドラマでは『DCU』や『私たちはどうかしている』『着飾る恋には理由があって』など、映画では今年秋公開の『線は、僕を描く』、来年公開予定の『ヴィレッジ』『春に散る』をはじめ、『流浪の月』『アキラとあきら』など、主演作・注目作への出演が続いている。演技、実力ともに高い評価を得ており、舞台への出演は2017年以来6年ぶりとなる。
佐々木小次郎は、若手歌舞伎俳優の中でも活躍目覚ましく注目度抜群の中村隼人が扮する。古典歌舞伎はもちろん、『スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース』や『新作歌舞伎 NARUTO-ナルト-』などにも出演し、歌舞伎の可能性を追求しており、TVドラマ『大富豪同心』にも主演し、新たなファン層を開拓している。歌舞伎公演以外での大規模な舞台への出演は今回が初めてとなる。
今回が初共演となる横浜流星と中村隼人、火花散る剣豪2人のぶつかり合い、語り継がれて来た名勝負が新脚本、新演出でどのように生まれ変わるか期待が高まる。
今回は、主演の横浜流星、共演の中村隼人、演出の堤幸彦が登壇したオンライン製作発表会見のコメントをお届けする。
コメント
横浜流星
武蔵と小次郎が世紀の一戦を行った巌流島に実際に立ち、同じ空気を吸っているのかと思うととても感慨深いですし、必ず役作りに影響してくると思うので、来ることが出来て良かったです。今回小次郎を演じる中村隼人さんは舞台の世界の大先輩なので、胸を借りる気持ちでぶつかっていきたいです。脚本では新解釈ということで、武蔵の闘う意味や葛藤を濃く書いていただいているので、史実を大事にしながらも自分にしかできない宮本武蔵を演じたいです。それぞれの生き様や生々しい殺陣など見所はたくさんありますので、スタッフ・キャストの皆さんと一致団結して最高に熱い作品に出来たらと思います。
中村隼人
今日戦いの舞台である巌流島に降り立ち、厳かな雰囲気とパワーを感じました。今回歌舞伎公演以外での大規模な舞台に出ることは初めてなので、テレビや舞台など様々な場所で活躍されている方々が集まっていて楽しみです。本作は新解釈ということもあり、武芸者としての葛藤を色濃く出すことができる作品になっています。沢山の都市で、数々の名優が演じた佐々木小次郎を演じさせていただきますが、自分が持てる全てを出したいと思っています。
堤 幸彦(演出)
今日の巌流島は天候も晴れていて、きっと実際の戦いの時もこんな感じだったのだと思いますので、この空気感・熱を舞台で再現できればと思っています。史実では一瞬で勝負がつくと言われていますが、新解釈なのでそうはさせません。かなりしつこく決闘させます。基本は2人の汗と血と涙の力強さを表現しつつ、映画を見ているように背景が自由自在に変わる最新型のテクノロジーを駆使してお見せできたらと思っています。
公演概要
『巌流島』
東京公演 2月10日(金)~22日(水) 明治座
金沢公演 2月25日(土)・26日(日) 本多の森ホール
新潟公演 3月1日(水) 新潟県民会館
秋田公演 3月4日(土) あきた芸術劇場 ミルハス
名古屋公演 3月8日(水) センチュリーホール
神戸公演 3月11日(土)・12日(日) 神戸国際会館 こくさいホール
高松公演 3月15日(水) レクザムホール(香川県県民ホール)
福岡公演 3月18日(土)~27日(月) 博多座
【脚本】 マキノノゾミ 【演出】 堤 幸彦
【出演】
横浜流星、中村隼人、猪野広樹、荒井敦史、田村 心、岐洲 匠、押田 岳、宇野結也、俊藤光利、横山一敏、山口馬木也、凰稀かなめ 他
【公式HP】 ganryujima-ntv.jp
【企画・製作】 日本テレビ