鈴木福×川平慈英共演。アミューズ×世田谷パブリックシアターミュージカル『カラフル』上演決定!
2023年7~8月に世田谷パブリックシアターにて、アミューズ×世田谷パブリックシアターミュージカル『カラフル』の上演が決定した。
本作は、直木賞作家・森絵都の累計発行部数 120 万部を超えるベストセラー小説「カラフル」(第 46 回産経児童出版文化賞受賞)を原作として、株式会社アミューズと世田谷パブリックシアターの共同制作によって上演される。
小説「カラフル」はアニメ化や実写化がされるたびに話題となってファンを増やし続け、出版から 20 年以上経ったいまもなお多くの世代から愛される児童文学の金字塔。
多くの読者に身近な家族や学校をテーマとしながらも、斬新で予想外な設定のストーリー展開で、“生きることが面倒になってもそれでも選択を続けながら生きていくこと”をポジティブに伝えてくれるこの物語は、主人公と同世代の中高生はもちろん、“かつて中学生だった”大人たちをも引き付ける。
脚本・作詞・演出を担うのは世田谷パブリックシアター初登場となる小林香。『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』や『モダン・ミリー』、『MEAN GIRLS』など数々の海外ミュージカルの演出を手がける一方、『Indigo Tomato』『The Parlor』のように作・演出を一手に担うオリジナルミュージカルの創作も得意とする気鋭の劇作家・演出家。
「カラフル」をミュージカル化するにあたり小林は、原作ではいわゆる【天使】として登場する主人公のガイド役・プラプラを【プラプラと、さまざまに姿を変えて真を見守る存在】と捉え直すことで、子どもも大人も楽しめる歌と踊りがふんだんに盛り込まれたミュージカルならではの新たな『カラフル』を生み出す。
作曲・編曲は、ミュージカルのみならず、TV や映画、アニメ、CM、ラジオ、式典など多岐にわたるジャンルで活躍する大嵜慶子が手がける。小林と数々の作品でタッグを組んできた大嵜による透明感あふれる美しい楽曲たちが今作を彩る。
主人公<ぼく>役を演じるのは、幼少期から類稀な才能を発揮し、近年は映像作品のみならずラジオやナレーションなど多方面で活躍する鈴木福。舞台『きっとこれはリハーサル』への出演が記憶に新しい鈴木が、思春期の悩みや葛藤と向き合い成長する少年を等身大で演じる。
さまざまに姿を変え主人公を導くガイド役のプラプラを演じるのは、『雨に唄えば』(第 4 回読売演劇大賞男優賞受賞)や『ビッグ・フィッシュ』(第 45 回菊田一夫演劇賞受賞)などのミュージカルをはじめ数々の名舞台に出演しているほか、映像作品でも唯一無二の個性を発揮し続ける、言わずと知れたエンターテイナー川平慈英。
大きな過ちを犯して死んだ主人公<ぼく>は、ガイド役のプラプラに導かれて、自殺を図った“ある中学生”の体に乗り移って再び生きることになる。“彼”を取巻くさまざまな問題に直面する中で、思春期ならではの大人に対する不信感や、孤独感、恋愛や家族、将来への不安など、多くの悩みや葛藤と向き合いそして成長していく。そんな主人公の姿に子どもだけではなく誰もが共感し、やがてたどり着くラストシーンに明日への希望を見出す。
鈴木福と川平慈英、多彩な才能を持つ俳優たちの共演と、小林香の魅力あふれる演出で、“モノクロだった世界をカラフルに変える”ミュージカルの「魔法」を、いまを生きるすべての世代に向けて届ける。
あらすじ
「おめでとうございます!抽選にあたりました!」
死んだはずの<ぼく>(鈴木福)の魂は、ガイド役のプラプラ(川平慈英)に導かれ、自殺を図った小林真として人生の再挑戦をすることに。家族やクラスメイトとの関わりの中で、モノクロだった世界のイメージが少しずつカラフルな色に変わりはじめたとき、<ぼく>の生前の罪が明らかになる…。
公演概要
せたがやこどもプロジェクト 2023
アミューズ×世田谷パブリックシアター
ミュージカル『カラフル』
【原作】森絵都「カラフル」(文春文庫)
【脚本・作詞・演出】小林香
【作曲・編曲】大嵜慶子
【出演】鈴木福 / 川平慈英 ほか
【日程】2023 年 7 月~8 月
【会場】世田谷パブリックシアター
※兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、茨城・水戸芸術館 ACM 劇場、愛知・春日井市民会館 にてツアー公演あり
【お問合せ】世田谷パブリックシアターチケットセンター 03-5432-1515 (10:00~19:00) https://setagaya-pt.jp/
【主催】株式会社アミューズ 公益財団法人せたがや文化財団
【企画制作】株式会社アミューズ×世田谷パブリックシアター
【後援】世田谷区