高杉真宙主演、ヒロインに藤野涼子。『ロミオとジュリエット』矢部昌暉、新原泰佑、三浦獠太、佐伯大地ら全キャストが解禁!
高杉真宙主演、藤野涼子ヒロインで贈るウィリアム・シェイクスピアの代表作、『ロミオとジュリエット』の全キャスト、詳細が解禁された。ベンヴォーリオ役に矢部昌暉、マキューシオ役に新原泰佑、ティボルト役に三浦獠太、パリス役に佐伯大地という勢いのある若手実力派俳優が決定。それぞれ意気込みコメントを寄せた。
さらに、キャピュレット夫人役に冨樫 真、キャピュレット役に廣田高志、モンタギュー夫人役に一谷真由美、モンタギュー役に松澤一之、乳母役に星田英利、僧ロレンス役に石井愃一と、個性豊かな俳優陣が揃った。
公演の詳細も発表され、東京公演は2023年9月13日(水)~9月24日(日)有楽町よみうりホールにて、大阪公演9月30日(土)~10月1日(日)森ノ宮ピロティホールにて、富山公演は10月7日(土)~10月8日(日)富山県民会館にて、愛知公演は10月14日(土)~10月15日(日)東海市芸術劇場 大ホールにて、福岡公演は10月21日(土)~10月22日(日)キャナルシティ劇場にて、仙台公演は10月28日(土)~10月29日(日)電力ホールにて上演される。
東京公演は、有楽町よみうりホールから発信する演劇プロジェクト、「有楽町よみうりホール×シーエイティプロデュースステージシリーズ」の最初の作品となる。
若者の、疾走する激しくもたった5日間の恋の結末を描いたこの作品は、映画・バレエ・音楽など様々な芸術に影響を与えた傑作として知られている。
シェイクスピアがこの作品を執筆していたといわれている1590年代のロンドンでは、ペストと呼ばれる感染症が流行し、人々は不自由な生活を強いられていた。
2020年のコロナ禍の対策で劇場が閉鎖されたように、シェイクスピアの時代も劇場が封鎖されたという。そのような時代にシェイクスピアがこの作品に託した夢とは?今だからこそ、シェイクスピアの思いを紐解けるかもしれない。
あらすじ
ヴェローナにはキャピュレット家とモンタギュー家という敵対する名家があった。
モンタギュー家のロミオは、キャピュレット家の仮面舞踏会に友人のベンヴォーリオとマキューシオとともにしぶしぶ忍び込むが、キャピュレット家の令嬢・ジュリエットの従兄弟であるティボルトに見つかり、一触即発となる。舞踏会で偶然、ジュリエットと出会ったロミオ。二人は、お互いに何者かを知らぬまま、出会った瞬間に恋におちる。すぐにお互いの家が敵同士であることを知るが、二人はお互いの想いを知って愛を誓い合う。 ロミオから恋の相談を受けたロレンス神父は、二人の恋には両家の不和を終わらせる希望の光があると考え、二人だけの結婚式を挙げさせる。その帰り道、ティボルトと出くわしたロミオは、血縁関係となったティボルトとのいさかいを避けようとするのだが、その場にいたマキューシオは、ロミオの煮え切らない態度に苛立ちティボルトと喧嘩となる。そして…
コメント
高杉真宙: ロミオ
この度、舞台『ロミオとジュリエット』にて、ロミオ役を演じさせて頂くことになりました。さまざまな方達が演じてきた、さまざまな方達が知っている物語。若さゆえの葛藤と愚直さが愛おしく、僕も僕自身がどのように演じるのか楽しみです。藤野さんと一緒に真っ直ぐ、未来を見たロミオとジュリエットを知っていきたいと思います。
藤野涼子: ジュリエット
出演が決まったと聞いたとき、あまりにも嬉しくて、大きな声を出してしまい、周りの人がびっくりしていました(笑)。14歳のジュリエットの純粋で情熱的にロミオを愛する気持ちを、自分が持っているものに重ねて演じられたらと思っています。シェイクスピアはすごく難しそうなイメージがあると思いますが、今の自分たちの悩みなどがそのまま台詞として出ていてリンクすることもあり、お客様は、この作品を通して共感できる部分や自分の体験を重ねるものがたくさんあるのではと思っています。演出の井上さんともロミオ役の高杉さんとも初めてお仕事をさせて頂きます。スチール撮影で初めてお二人とお会いしてお二人ともやわらかな雰囲気で、心を通わせることができそうだなと今から稽古が楽しみです。
矢部 昌暉: ベンヴォーリオ
舞台『ロミオとジュリエット』でベンヴォーリオを演じます。今日まで数多く上演され、多くの方々に愛されているこの作品に関わる事ができてとても光栄です。当時の熱い気持ちを持った若者のように、自分もがむしゃらにこの作品と向き合い、役と向き合っていきます。皆様がご観劇してくださる日を心よりお待ちしております。
新原 泰佑:マキューシオ
この度、マキューシオを演じます。僕自身2度目となるストレートプレイ作品、シェイクスピア不朽の名作と言われるこの作品に出演出来る事をとても光栄に思っております。〝死〟と隣り合わせのなか常に何かと闘いながら、そして〝愛〟に生きる人々の姿を、井上さんや高杉さんを初めとした素敵なキャストの先輩方の背中を見て模索して創りあげていきたいです。
三浦 獠太:ティボルト
舞台『ロミオとジュリエット』でティボルト役を演じさせていただくことになりました!このような時代と共に引き継がれている作品に参加できること本当に嬉しく思っています。今でも信じられません!今作は、自分としては初舞台ということもあり、既にとても緊張しているのですが、日々稽古を重ねながらティボルトという人間を見つけ、自分の中に落とし込んでいけたらと思います。全身全霊で頑張ります。みなさん!ぜひ!見に来てください!
佐伯 大地:パリス
久しぶりの舞台が、シェイクスピアのロミオとジュリエットで、とても気持ちが昂りました。
舞台上でお客様と空間と熱を共有できる時間、あの感覚が好きなので、今まで演じたどの役よりも難解な言葉を、セリフをどれだけお客様に共感してもらえるか、役者人生をかけて臨もうと思います!
難しいことをならべましたが、言いたいことはめちゃたのしみ!ということになります。
演出: 井上尊晶
演劇は、開演したら誰にも止めることができない。ヤジが飛ぼうが、石が飛んでこようが…役者たちは、全てを曝して突っ走らなければならない―――これは、ロミオとジュリエットそのものの姿じゃないか。
ならば、僕らスタッフ、高杉くんと藤野さんとで、このシェイクスピアの言葉を全身全霊で劇場に起ち上がらせ、千人の観客の眼差しに耐え得る作品にしなければと考えています。
劇場で、お待ちしています。
「世界はすべて一つの舞台、人はみな役者にすぎぬ。」(W・シェイクスピア)
画: AKI山(AKIY)
私が作品に込める《ヒビ》とは全ての物事の始まりであり、一人一人が覗き込むことのできる無限の可能性のきっかけです。
私の役割とは、そんな可能性を受け取ってもらうための新しい日々を作っていくことだと想います。
私の作品、コンセプトともに、今回の宣伝ビジュアルを作成される際に気に入っていただき大変光栄に思います。
公演概要
ロミオとジュリエット
出演:
高杉真宙 藤野涼子 矢部昌暉 新原泰佑 三浦獠太 佐伯大地
皇希 田中 亨 皆藤空良 菅 彩美 木村咲哉 牧野彩季 松浦慎太郎 村井友映
冨樫 真 廣田高志 一谷真由美 松澤一之 星田英利 石井愃一
<東京公演>
有楽町よみうりホール × シーエイティプロデュース ステージシリーズ
2023年9月13日(水)~9月24日(日) 有楽町よみうりホール
料金(税込):全席指定 9,800円 / U-20チケット 5,500円(20歳以下対象・枚数限定)
・チケット一般発売:2023年6月25日(日)
<大阪公演> 2023年9月30日(土)~10月1日(日) 森ノ宮ピロティホール
<富山公演> 2023年10月7日(土)~10月8日(日) 富山県民会館
<愛知公演> 2023年10月14日(土)~10月15日(日) 東海市芸術劇場 大ホール
<福岡公演> 2023年10月21日(土)~10月22日(日) キャナルシティ劇場
<仙台公演> 2023年10月28日(土)~10月29日(日) 電力ホール
※地方公演チケット詳細は後日発表
【公式HP】 https://2023-romeoandjuliet.com
【公式Twitter】 @2023RandJ