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堂本光一主演。ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』製作発表レポート!

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2023年10月に帝国劇場、2024年1月に福岡・博多座、1~2月に大阪フェスティバルホールにて、 ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』日本版初演が上演される。

ロアルド・ダールの原作小説『チョコレート工場の秘密』は、1964年の出版以来、児童文学 として長らく世界的なベストセラーとなっている。 1971年と2005年に2度の映画化を果たし、後者はティム・バートン監督、ジョニー・デッ プ主演の映画で、その独創的なビジュアルは高い評価を得た。

今回は、小説を原作にしたミュージカル版の日本初上演となる。2013 年 6 月から英ウェストエンドで初演され、ウェストエンドの週間チケット売り上げ最高を記録。以降 2017 年1月までロングラン上演された。2017 年 4 月から、米ブロードウェイで改編上演され、その後全米ツアー、オーストラリア公演、他を経て、現在は全英とアイルランドをツアー上演中。

今回、日本版初演でウィリー・ウォンカ役を務めるのは、2018年初演の『ナイツ・テイル-騎士物語-』 以来5年ぶりの新作ミュージカル挑戦となる堂本光一。

日本版翻訳・演出は、東京2020パラリンピック開会式の演出を手掛け、全世界から好評を博したウォーリー木下が担当する。

共演者には、チャーリーの母、バケット夫人役に観月ありさ、グループ夫人役に森公美子/鈴木ほのか(Wキャスト)、ボーレガード氏役に芋洗坂係長、ソルト氏役に岸祐二、ティービー夫人役に彩吹真央、ジョーじいちゃん役に小堺一機とバラエティ豊かな豪華キャストが揃った。

さらに、チャーリー・バゲット役に、小野桜介、チョウ シ、涌澤昊生のトリプルキャストも決定。

今回は、ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』製作発表でのそれぞれのコメントをお届けする。

堂本光一

ウォンカ役をやると聞いた時に、初めはびっくりしました。数年前に少し話を聞いていて、そのまま流れるのかと思っていましたが、今こうして形になっていくことに、すごくワクワクしています。観月さんとウォーリーさんも『おもちゃ箱をひっくり返すような』と、おっしゃってましたが、ひっくり返して壊すような、とんでもない作品になるのではと思ってワクワクしています。

きっと皆さん映画のイメージが強いと思いますが、これからみんなで稽古を積み上げて、この日本版のミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』をみんなで形にしていくのがすごく楽しみです。

内容的には、ひっくり返してぶっ壊すような作品ですが、その中に人間のエゴも愛情もあって、たくさんのものが詰まっている作品だと思います。それをどうやって皆さんに伝えて、そしてお客様一人ひとりがどんな感想を持ってくださるのか、すごく楽しみです。

日本版翻訳・演出 ウォーリー木下

本当に今は感無量で、これだけ素晴らしいキャストの皆さんと一緒に作品を作れるということで、キャスティングの時から本当にワクワクしていました。物語の一つのテーマが「家族」で、今回、たくさんの面白い親子が出てくるので楽しみで仕方ありません。また今回、「空想すれば叶う」ということを一つのテーマとしてやっています。

ここ何年か、僕らも自由に動き回ったり遊んだりできない時期が続きましたが、やっぱり好きなものは好きと言って楽しみたいというか、人間が持っているエネルギーやパッションみたいなものは、失いたくないなと思っていて。この作品はまさに音楽も振り付けも演出も役者の演技も全部ひっくるめて、総合芸術として楽しいことをやるぞというもので溢れています。 

『おもちゃ箱をひっくり返した』という言葉がありますが、日本版の『チャーリーとチョコレート工場』は、世界一ポップでカラフルなおもちゃ箱をひっくり返した作品にしたいと思っています。

観月ありさ

私は、ミュージカル出演が今回で2作目なので、とにかく皆さんの足を引っ張らないようにしたいと思います。おもちゃ箱をひっくり返したような世界観の中で、癒し的な存在になれたら。今からとても楽しみです。

森公美子

映画を見る度に、『これがミュージカル化されたらオーガスタスの母親を演じるのは私だよな』と思っていましたが、本当に役をいただけてありがたい限りです。どういう演出になるのか、詳しいことはまだウォーリーさんから聞いていませんが、今から本当に楽しみです。

鈴木ほのか

堂本光一さんとは、2000年の『SHOCK』初演以来23年ぶりにご一緒させていただくので、ゴールデンチケットが当たったような気分で、本当に感無量です。役としては、とにかく骨組みをしっかり作って、肉作りをたっぷりして血を通わせていきたいと思っております。子供だけではなく、大人も子供心に帰って楽しめるチョコレート工場、私も今からワクワクしています。

芋洗坂係長

映画ではバイオレットの親はお母さんでしたが、今回はお父さんとして出演させていただくので、 非常にファンキーなお父さんを演じられたらと思います。どう見ても面白くなるだろうというキャストの皆さん、そして演出のウォーリーさん、スタッフの皆さんの足を引っ張らないように頑張りたいです。今回の課題は、痩せすぎてしまうと、ちょっと岸さんとキャラが被ってしまう可能性があるので、そこはキャラを維持しながら、森公美子さんと一緒に美味しいものを食べながら頑張っていきたいと思います。

岸祐二

この作品は、元々映画も大好きです。ファンタジーで、さらに社会風刺のような、 少しドキッとするようなシーンもあったりする。こういうエンターテインメントが本当に大好きなので、日本初演に関わることができて本当に嬉しいです。この素晴らしい共演者の方々とご一緒できて幸せですし、光一くんとは『ナイツ・テイル-騎士物語-』以来の共演で、また光一くんの挑戦に一緒に向かえることが幸せです。

彩吹真央

この作品にはチャーリーをはじめ、たくさんの子役の方たちが出ていて、その親たちもたくさん登場します。それぞれ親バカっぷりがキャラクターとして表現されてると思いますが、中でもティービー夫人は、ぶっ飛んだ親バカだと思っています。お酒が好きで、楽しいことが好きで、息子を愛するがゆえにぶっ飛んだ息子に育ててしまった、そんなぶっ飛んだ母親役をぶっ飛んで演じたいと思います。

小堺一機

ジョーじいちゃんはこの作品で要となる大事な役で、お話をいただいた時に非常にびっくりしました。近くの神社に行って、『お願いします』と言ったら、『頑張ってください』という言葉が聞こえたような気がしまして。こんなに可愛いトリプルキャストの孫と一緒に素晴らしいおもちゃ箱の冒険をさせていただきたいなと思います 。

小野桜介

チャーリーはみんながやりたかった役だと思うし、みんなが憧れる帝国劇場なので、 最初から最後まで頑張って演じ切れるように頑張ります。

チョウ シ

今回チャーリーとして舞台に立てることがとても嬉しいです。よろしくお願いします。

涌澤昊生

最近、野球をやるのも見るのもハマっていて、オリックス・バファローズを応援しています。チャーリーはダンスをいっぱいやると聞いたので、いっぱい手を伸ばして元気に踊りたいです。

撮影:くさかべまき

公演概要

ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』

2023年10月帝国劇場
2024年1月福岡・博多座
20241~2月大阪フェスティバルホール

出演:
ウィリー・ウォンカ:堂本光一
バケット夫人:観月ありさ
グループ夫人:森公美子/鈴木ほのか
ボーレガード氏:芋洗坂係長
ソルト氏:岸祐二
ティービー夫人:彩吹真央
ジョーじいちゃん:小堺一機
チャーリー・バケット:小野桜介、チョウ シ、涌澤昊生

脚本:デイヴィッド・グレイグ
音楽:マーク・シェイマン
歌詞:スコット・ウィットマン/マーク・シェイマン
原作:ロアルド・ダール
映画版楽曲 レスリー・ブリカッス/アンソニー・ニューリー
日本版翻訳・演出:ウォーリー木下
訳詞:森雪之丞
振付:YOSHIE・松田尚子
アートディレクション:増田セバスチャン

製作:東宝

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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