内海啓貴主演。ウォーリー木下演出。VR演劇「僕はまだ死んでない」新感覚の演劇体験。2021年2月誕生!
最新テクノロジーのVR(ヴァーチャルリアリティ)技術を活用し、舞台上を360度ぐるりと見渡せるVR演劇「僕はまだ死んでない」が2021年2月に誕生する。
緊急事態宣言の改めての発出により、劇場に観客が参集して観劇する従来型の演劇にとっては、 現在とても厳しい状況にある。演劇は本来、実際に人が集まることでー舞台上から感じられる演者の息遣いや、観劇に専心するお客様との間に漂う情味があってー初めて完成される芸術。
しかし、場所も時間も固定されている上演スタイルは、どうしても「観劇できるお客様」を制約してしまう側面もあった。コロナ禍の今だからこそ、届けられる作品もあるはず、という出発点から企画が立ち上がり、本作が誕生した。
本作は、演劇のオンデマンド配信作品ではなく、映像で演劇を楽しむことを目的に誕生した作品。演劇の醍醐味のひとつに、舞台上のどこに注目して観劇するか、観客の自由に委ねられていることが挙げられるが、VR(ヴァーチャルリアリティ)技術を用いた本作は、360度自由に観られるため、「自分のカメラワーク」で物語を楽しむことができる。
さらに、対応デバイスは、専用のヘッドマウントディスプレイをはじめ、PC・タブレット・スマートフォンなど、幅広く対応可能。デバイスを整えてこれ以上ない臨場感に没入するもよし、演劇を観たことはないけれど、気軽にお手元のスマートフォンでお試し視聴するもよし、と、入り口も楽しみ方も、従来型の演劇よりずっと幅広いところも特長だ。
これまでシーエイティプロデュースは、STAGE GATE VRシアターと銘打って、vol.1『Defiled-ディファイルド-』、vol.2『Equal-イコール-』と、リーディングスタイルの演劇とVR作品を制作してきたが、これまでの演劇制作・VR作品制作の蓄積を生かしながら、まったく新しいVR演劇を誕生させる。
劇場での上演を収録するのではなく、「収録のための収録」を劇場で行うことで、360度の視点をはじめとする桁違いの臨場感を生み出す。
イントロダクション
新型コロナウィルス感染症は、人生の重大な局面―この世にいられる時間が残りわずかという、極めて貴重な瞬間―であっても容赦はしません。最期の別れであっても、大事な人、親族でさえ、対面で会うことが叶わずに、身を裂かれる思いをしている人が大勢います。
もしも、自分の大事な友人が、親族が、最愛の人が、倒れて生死の境をさ迷う状態になったら…。
そのとき人は、何を想い、何を選択するのか。奇しくもこのコロナ禍は、「言霊信仰」のある日本では目を背けがちで、殊更話題に上りにくい、終末医療の問題にも人々の意識を向かせることになりました。誰もがいつかは終焉を迎える以上、避けては通れない大事な問題。100人いれば100通りの状況と考えと感情があり、何より自分に関わることとして考えることが大事な、終末医療の問題。
エンターテイメントとして、ときにコメディタッチに描かれている本作は、物語に引き込まれるうちに、構えることなくすぅっと「人生の最期」について思いを巡らすことのできる作品です。
360度自由な視点のVR演劇
最新テクノロジーのVR(ヴァーチャルリアリティ)技術を活用し、舞台上を360度ぐるりと見渡せる自由な視界。自在なズームイン・アウトはもちろん、劇場上演の演劇では味わえない、舞台上で主人公の視点で物語が楽しめます。物語の間、ずーっと一人の人物にフォーカスするも良し、天井を見上げて主人公の気持ちに寄りそうも良し!何度も、幾通りも楽しめる作品です。
★ヘッドマウントディスプレイ(VRグラス・VRゴーグル)だけでなく、
スマートフォン、タブレット、各種ブラウザでご視聴いただけます。
★VRゴーグル対応機種=Pico G2、G2Pro、G2 4K/Oculus Go/Windows Mixed Reality
動画配信サービス「Blinky Live」
https://blinky.jp/
配信概要
VR演劇「僕はまだ死んでない」
配信チケット販売:1月17日(日)18:00~2月28日(日)23:59 ※期間中何回でも購入可。
閲覧可能期間:2月1日(月)18:00~3月7日(日)23:59
※最終閲覧は3月7日(日)23:59までとなります。
閲覧期限:7日間
配信チケット価格:3,500円(税込)
チケット販売窓口
◆Blinky
販売期間:2月1日(月) 18:00~2月28日(日) 23:59
購入先:https://blinky.jp/contents/20210112_122256.html
視聴期間:購入から7日間
◆ぴあ
販売期間:1月17日(日) 18:00 ~2月28日(日) 22:00
購入先:https:/w.pia.jp/t/madashindenai/
視聴期間:
シリアルコード登録から7日間
シリアルコード登録:https://serial.blinky.jp/cat/top.html
◆楽天チケット
販売期間:1月17日(日) 18:00 ~2月28日(日) 22:00
購入先:http://r-t.jp/bmsn
視聴期間:
シリアルコード登録から7日間
シリアルコード登録:https://serial.blinky.jp/cat/top.html
◆チケットペイ
販売期間:1月17日(日) 18:00 ~2月28日(日) 22:00
購入先:https://www.ticketpay.jp/booking/?event_id=31632
視聴期間:
シリアルコード登録から7日間
シリアルコード登録:https://serial.blinky.jp/cat/top.html
◆イープラス
販売期間:1月22日(金) 18:00 ~2月28日(日) 22:00
購入先:https://eplus.jp/stagegatevrtheater/
視聴期間:
シリアルコード登録から7日間
シリアルコード登録:https://serial.blinky.jp/cat/top.html
あらすじ・作品概要
僕は病室にいた。
父と、僕の友人が何やら話をしている。が、体がぴくりとも動かない。一体僕に何が起こった?
医師らしき声も聞こえる。「現状、一命を取り留めていることがすでに大きな幸運なんです」
……なるほど。そういうことなのか。
デザイナーとしての会社務めを半年前に辞め、油絵に打ち込んで夢だった画家への道を歩み始めた矢先だった。脳卒中で倒れ、自分の意志で動かせるのは眼球と瞼だけ。「やってられるか、バカ野郎!」とたった一言伝えるのに5分以上かかる。
そして病室には、
飄々と振る舞い軽口も叩く父、慎一郎。
兄貴分の幼馴染で、親身になって回復を願っている碧。
離婚の話し合いが進み、新たな生活に踏み出し始めていた妻、朱音。
そして、担当医である青山。
「良く死ぬことも含めての良く生きること」
直人と、直人を取り巻く人々それぞれに、胸に去来する想いがあり…。
VR演劇「僕はまだ死んでない」
【原案・演出】ウォーリー木下
【脚本】広田淳一
【音楽】吉田能
【出演】
白井直人役:内海啓貴 白井慎一郎役:斉藤直樹 児玉碧役:加藤良輔
青山樹里役:輝有子 白井朱音役:渋谷飛鳥 白井直人(幼少期)役:瀧本弦音 児玉碧(幼少期)役:木原悠翔
企画・製作:シーエイティプロデュース
【公式サイト】https://stagegate-vr.jp/
クリエイタープロフィール
【原案・演出】ウォーリー木下
93年、神戸大学在学中に演劇活動を始め、劇団☆世界一団を結成し、現在は「sunday(劇団☆世界一団を改称)」の代表として全ての作品の作・演出を担当。外部公演も数多く手がけ、役者の身体性に音楽と映像とを融合させた演出を特徴としている。また、ノンバーバルパフォーマンス集団「THE ORIGINAL TEMPO」のプロデュースにおいてはエジンバラ演劇祭にて五つ星を獲得するなど、海外で高い評価を得る。10ヶ国以上の国際フェスティバルに招聘され、演出家として韓国およびスロヴェニアでの国際共同製作も行う。2018年4月より「神戸アートビレッジセンター(KAVC)」舞台芸術プログラム・ディレクターに就任。2017年18年手塚治虫生誕90周年記念MANGA Performance「W3(ワンダースリー)」ではノンバール作品として、構成・演出を、2019年20年デイヴィッド・アーモンド作「スケリグ」の演出を手掛ける。
【脚本】広田淳一
2001年、東京大学在学中に「ひょっとこ乱舞」を旗揚げ、主宰する。以降、全作品で脚本・演出を担当し、しばしば出演。さりげない日常会話ときらびやかな詩的言語を縦横に駆使し、身体性を絡めた表現を展開。随所にクラッピングや群舞など音楽・ダンス的な要素も節操なく取り入れ、リズムとスピード、熱量と脱力が交錯する「喋りの芸」としての舞台を志向している。簡素な舞台装置と身体的躍動感を必須としながらも、あくまでも相互作用のあるダイアローグにこだわりを見せる。
2009年、2010年と連続して「アジア舞台芸術祭(Asian Performing Arts Festival)」に演出家として招聘される。2011年、韓国演出家協会主催の「アジア演出家展」に参加。ソウルに一ヶ月滞在して現地俳優と共にモリエール「ドン・ジュアン」を発表。好評を博す。
キャストプロフィール
内海啓貴(うつみ あきよし):白井直人役
2012年頃から映像作品やバラエティ番組のレギュラーなどで活動し、現在は舞台・ミュージカルや情報番組のレギュラーとしても活躍中。近年の主な出演作品は【舞台】「35MM:A MUSICAL EXHIBITION」「アナスタシア」(20)「いつか~one fine day」(19)、ミュージカル「黒執事」-Tango on the Campania-(18)、ミュージカル『テニスの王子様』(16~20)【映画】「BLOO-CLUB DOLLS 2」(20)、2021年3月にはミュージカル「BARNUM」の出演も控えている。
斉藤直樹(さいとう なおき):白井慎一郎役
安室奈美恵、TRFなどのバックダンサーを経て、俳優として活動。現在ストレートプレイなど舞台を中心に活躍中。近年の主な出演舞台作品に【舞台】「FORTUNE」(20)、「WILD」「スペインの戯曲」「くろねこちゃんとベージュネコちゃん」(19)、「蝶のやうな私の郷愁」「ヘッダ・カーブレル」「人形の家」(18) 「いま、ここにある部屋」(16)「女学生とムッシュ・アンリ」「アドルフに告ぐ」(15)など
加藤良輔(かとう りょうすけ):児玉碧役
2004年ミュージカル『テニスの王子様』でデビュー。近年は舞台を中心に活躍し、作品ごとに違った存在感を出し活躍中。近年の主な出演作に、【舞台】『RICE on STAGE「ラブ米」〜Rice will come again〜』、音楽劇「夜のピクニック」「『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.2-」浪漫活劇譚「艶漢」第四夜(20)、THE CONVOY SHOW vol.38「ONE!」、「GRIEF7 Sin#2」(19)など
輝 有子(きい ゆうこ):青山樹里役
文学座付属演劇研究所卒業後様々な作品に出演している、近年の主な出演作品は、【舞台】「ボノボたち」(20)、「下町のヘップバーン」(19)【TV・ドラマ】「ハラスメントゲーム」(18)、「名もなき復讐者ZEGEN」(19)【映画】Amazon Prime Video「緊急事態宣言-孤独な19時-」(20)、「まほろ駅前多田便利軒」(11)など。園子温監督「プリズナーズ・オブ・ゴーストランド」(ニコラス・ケイジ主演)、「エッシャー通りの赤いポスト」、竹中直人・斎藤工・山田孝之監督作品「ゾッキ」の公開が控えている。
渋谷飛鳥(しぶや あすか):白井朱音役
2002年第8回『全国国民的美少女コンテスト』にてグランプリを受賞しデビュー。最近はバラエティー番組「プレバト!」などにも出演し活動の場を広げる。主な出演作品は、【舞台】「君はどこにいるの」(17)、「菊次郎とさき」(12)、「最後の忠臣蔵」(09)【映画】「仮面ライダーW」(09)、「神の左手、悪魔の右手」(06)、「FLY, DADDY, FLY」(05)
【TV・ドラマ】「ハンチョウ」「渡る世間は鬼ばかり」、Amazonプライム・ビデオ『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』(16〜17)