影山拓也（IMP.）ら出演、坂東玉三郎演出・補綴。舞台『星列車で行こう』待望の再演決定！

2025.07.01

THEATER

2025年10月4日（土）～26日（日）東京・新橋演舞場、 10 月30日（木）～11月9日（日）大阪・大阪松竹座にて、舞台『星列車で行こう』の上演が決定した。

本作は、夜空を駆ける“幻の列車”を舞台に、人生の岐路に立つ人々が出会い、悩み、そして希望を見出していく姿を描いたオリジナルストーリー。

初演に引き続き、脚本は小説家の真山仁、演出・補綴は坂東玉三郎が手がける。歌、芝居、美術、照明、そのすべてを玉三郎の美学と感性が貫き、観る者を幻想的で繊細な世界へと誘う。初演は2024年に、京都・南座、名古屋・御園座にて上演され、多くの観客の心を掴んだ。

劇中の楽曲は、越路吹雪の「一寸おたずねします」、堀内孝雄の「家を出てゆきたい」、浜田省吾の「MONEY」、ベン・E・キングの「Stand by Me」といった往年の名曲の数々とダンスシーンを交えてアレンジされ、舞台を彩った楽曲群が大きな反響を呼び、“歌が心に残る作品”として、各方面から絶賛を浴びた。

出演は、初演に引き続きIMP.としてのアーティスト活動から、『有頂天作家』や『波涛を越えて』などの舞台で幅広い表現力を見せた影山拓也。

さらに、2012 年の『ふるあめりかに袖はぬらさじ』や『日本橋』などで玉三郎との共演歴を持つ松田悟志、2.5 次元舞台や社会派演劇や映画など多彩に活躍する松村龍之介、そして、『レ・ミゼラブル』『デスノート THE MUSICAL』など数々の名作で主役・重厚な脇役を勤め、その圧倒的な歌唱力と演技力で舞台界を牽引する石井一孝と、個性豊かなキャスト陣が揃った。

また、『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』や「坂東玉三郎特別公演」など人気作への出演で知られ、爽やかな笑顔と実直な演技が魅力の小波津亜廉が本作から新たに参加することとなった。

“夢が見つかる”という伝説を持つ星列車を舞台に、迷いを抱えた若者たちが再び走り出すまでの心の旅路——劇場内には満天の星空が広がり、観客は列車とともに壮大な宇宙の物語を体験することとなる。幻想的で心あたたまる舞台『星列車で行こう』に、ぜひ期待してほしい。