海宝直人、岡宮来夢ら出演、小林一茶の“空白の10年”を描く。ミュージカル『ISSA in Paris』開幕!「一日一日が驚きと発見、成長にあふれた時間でした」
2026年1月10日(土)より東京・日生劇場、2月7日(土)より)大阪・梅田芸術劇場メインホール、2月21日(土)より愛知・御園座にて、ミュージカル『ISSA in Paris』が上演される。
世界中で「HAIKU」として知られている日本の文学の文化の一つ、「俳句」。本作は現代と過去を交錯させながら、小林一茶の知られざる10年 を大胆に描くオリジナルミュージカル。
本作の原案・作詞・作曲を担当するミュージカル界の巨匠モーリー・イェストン。脚本・訳詞にはディズニー映画「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」の訳詞をした高橋知伽江が務める。
そして、演出には同じモ ーリー・イェストンの作品でもあるミュージカル『ナイン』にて第28回読売演劇大賞最優秀演出家賞と第42回松尾芸能賞優秀賞演劇部門を受賞し、モーリーからの信頼も厚い藤田俊太郎がこの最新作を託される。
出演者には、正体を隠して「ISSA」として活動するシンガーソングライター の主人公・海人役を海宝直人、日本を代表する俳人で、歴史が語らない「空白の10年」を持つ若き日の小林一茶を岡宮来夢 、海人が旅先のパリで出会い、一茶の謎を一緒に探すルイーズを潤花、一茶がパリで出会い、密かに革命運動にも身を投じているテレーズを豊原江理佳が演じる。
今回は、囲み取材のコメントとゲネプロの舞台写真をお届けする。
囲み取材コメント
海宝直人
シンガーソングライターの大町海人役を演じさせていただきます。海人は、先ほどもお話にありましたが、楽曲がバズり大きな評価を受けたものの、それ以降は曲が書けずに苦しんでいる人物です。
その根底には、家族、とりわけ母との軋轢があり、心の奥にずっと引っかかっているものがあります。母は俳人・小林一茶の研究をしており、その原稿を海人に読んでほしいと願っていましたが、ある日、母がパリで亡くなったという訃報が突然届きます。
そこから海人は、母が原稿に何を残し、どんな思いを託そうとしたのかを読み解くためにパリへ向かい、さまざまな出会いを通して、多くの発見と変化を重ねていきます。特に、一茶の旅路を共にたどる中で成長していく、そんな人物を演じさせていただきます。
岡宮来夢
若き日の小林一茶を演じさせていただきます、岡宮来夢です。小林一茶には、史実にはない空白の10年間がありまして、本作では、その間に鎖国中の日本を飛び出してパリに行っていたのではないかという、世界初の設定のもとで生きています。
先ほど海宝さんがお話しされたように、海人のお母様が書いた原稿の中の一茶という存在でもあるので、その思いも背負った一茶だと解釈しています。海人にとってどんな一茶でありたいかを意識しながら、稽古を重ねてまいりました。
舞台稽古を拝見して、本当に素敵な作品になっていると実感しています。映像で観ているだけでもとても楽しく、早くお客様にお届けしたいという気持ちでいっぱいです。
潤花
フランス・パリで日系人として暮らしているルイーズ役を演じさせていただきます。副業がガイドで、本業は振付家であり、ダンサーとしても活動している女性です。
ガイドの仕事をしている中で大町絹子さんと出会い、その出会いをきっかけに、彼女自身の人生も大きく変化していきます。そして、そこから海人との出会いへとつながり、パリで絹子さんの物語に触れながら、小林一茶やテレーズの物語とも関わっていくことになります。
さまざまな出会いを重ね、時間を積み上げていく中で、最後にはとても温かいものが心に染みてくる作品だと感じています。衣装やセット、音楽が加わった舞台稽古を通して、さらに新しい魅力が見えてきました。
この作品をお客様に観ていただくことで、また新たな表情が生まれると思っています。精いっぱい頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
豊原江理佳
私はフランス・パリで女優として活動する一方で、裏では革命に身を投じる女性の役を演じさせていただきます。テレーズ役の豊原江理佳です。
私の役は、フランス革命がまさに始まろうとしている時代を生きる人物で、小さな家の中での議論から、少しずつ社会を良くしようとする動きが広がり、それが革命へとつながっていく、その火種の時代に身を置いています。
その中で、一茶の空白の10年間に、一茶がパリを訪れた際に出会い、互いに影響を与え合う関係として描かれています。私の役が一茶にどのような影響を与えられるのか、そして二人の物語が海人にどんな結末をもたらすのかが、大きな見どころの一つになっていると感じています。
場当たりを重ねる中で、自分が出演していないシーンも拝見しているのですが、江戸時代の人々と現代の人々が同じ舞台に存在し、交差していく様子がとても印象的でした。幸せの形の違いや、今の時代を生きる私たちにとっての居場所や幸せとは何かを考えさせてくれる作品になっていると感じています。
個人的にも心を強くつかまれた部分なので、お客様にどのように届くのか、少しドキドキしながらも、とても楽しみにしています。
演出・藤田俊太郎
二か月にわたるリハーサル、そして舞台稽古を重ね、いよいよ本番を迎えますが、新作ならではのこの期間は、一日一日が驚きと発見、そして成長にあふれた時間でした。
プランナー、スタッフ、キャスト、オーケストラの皆さんとともに、私にとって本当に大好きなこのカンパニーが一丸となって、新作ミュージカル『ISSA in Paris』を作り上げてきました。
この作品は、一つの言葉を通して、劇場で喜びやものを作るという真実に出会う物語だと思っています。お客様お一人お一人が、自分にとって大切な言葉を思い出しながら、この素晴らしい音楽や、思わず口ずさみたくなる楽しい歌を、ぜひ劇場から持ち帰っていただけたらうれしいです。
舞台写真














文・撮影:THEATER GIRL編集部
海宝直人、岡宮来夢、潤花、豊原江理佳ら登壇。ミュージカル『ISSA in Paris』制作発表記者会見レポート!
公演概要
ミュージカル『ISSA in Paris』
■原案・作詞・作曲:モーリー・イェストン
■脚本・訳詞:高橋知伽江
■演出:藤田俊太郎
■出演:海宝直人 岡宮来夢 潤花 豊原江理佳
中河内雅貴 染谷洸太(Wキャスト)
彩吹真央 藤咲みどり(Wキャスト)
内田未来 阿部裕 他
■公演日程:
2026年1月10日(土)~30日(金)東京・日生劇場
2月7日(土)~15日(日)大阪・梅田芸術劇場メインホール
2月21日(土)~25日(水)愛知・御園座
■公演HP:https://www.umegei.com/issa2026/
■企画・制作:梅田芸術劇場
