イリュージョン×プロジェクション・マッピング。超体感型演劇『真Ninja Illusion LIVE The REAL〜正義忍者vsゾンビ忍者〜』開戦！

2021.07.02

REPORT

7月3日（土）より浅草九劇にて、イリュージョン×映像×ジャパンカルチャーの新体感イマーシブ・ライブショー『真Ninja Illusion LIVE The REAL〜正義忍者vsゾンビ忍者〜』が開催される。

「浅草から世界へ！」をテーマに立ち上げたこの演目は、世界中でも愛されるジャパンカルチャーのひとつ「NINJA」に、世界で人気の「ゾンビ」を掛け合わせ、日本国内のみならず世界中で愛されるショー・コンテンツを目指す。

このプロジェクトを一手にまとめ上げる総合演出には、演劇界でひときわ異彩を放つ劇団、劇団鹿殺しから菜月チョビが担当。イリュージョン演出には、マジック界のアカデミー賞といわれる「マーリン・アワード」で最も独創性のあるパフォーマンスを行うイリュージョニストに与えられる“Most creative illusionist”を日本人初受賞し、ラスベガスを始め世界中を驚かせているイリュージョニストHARA、作品を彩るプロジェクション・マッピングには、そのパフォーマンス能力はアメリカでも高く評価され、人気番組「世界の果てまでイッテQ!」など日本のテレビ番組にも多数取り上げられている、今までにないエンターテインメントを創り出すパフォーマンス集団SIRO-A、振付には、AKB48グループや乃木坂46などの国民的アイドルや人気アーティストのMVやCMなどの振り付けを多数手がけるCRE8BOYなど、豪華クリエイター陣がここ浅草に大集結した。本公演は、このコロナ禍において世界中へ日本発のエンターテインメントを発信していく。

さらに、今回、週刊少年ジャンプで『Dr.STONE』を連載中の漫画家・Boichi先生が特別にメインキャラクターを描き下ろし、そのキャラクターを演じるメンバーも凄いパフォーマーが勢揃いした。

舞台『ハイキュー！』『テニスの王子様』など話題作に多数出演している俳優・佐川大樹、東京パフォーマンスドールとして活躍中の脇あかり、全日本新体操学生選手権で個人総合準優勝の実績を持つパフォーマー佐久本歩夢、さらにはトリッキングパフォーマーなど超身体能力の高い、多彩な出演者の面々が大迫力のショーをチーム透破（すっぱ）・乱破（らっぱ）のダブルキャストで所狭しと舞台を盛り上げる。

今回は、初日に向けて意気込みを語ったクリエイター・キャストコメントと舞台写真をお届けする。

菜月チョビ(劇団鹿殺し)

昨年から数えると、丸二年この作品と一緒にいる感じがしているのですが、いよいよお客様に観ていただけます。ずっといすぎて生活の一部になっているので、感慨も喜怒哀楽も失った感じになっているのですが、幕が開いて10日くらいしたら、本当に開けたんだなと感じて、とても感動するのではないかと思います。

HARA

2年前にこのお話をいただいたのですが、最初、この劇場に来たときに、この空間でどんなことができるのだろうとすごくワクワクしました。他のクリエイターの皆さんもクレイジーな方ばかりなので、それぞれ好き勝手にいろんなアイデアを出し合っても、全てチョビさんがうまいことまとめてくださったので本当に感謝しています。やっと今日実際のゲネプロができて、さらに本公演が7月3日からスタートするので、僕自身もとてもワクワクしています。

菱沼勇二（SIRO-A）

最初は自分たちSIRO-Aも東京に拠点があったので、このプロジェクトにがっつり入っていたのですが、コロナ禍で今僕たちのチームも分散して活動しておりまして、僕は今日仙台から来ました。一部メンバーは、広島だったり沖縄だったり、日本中バラバラな状態でチーム活動をしています。そんな中、再開した今作のコンテンツ制作は、日本中リモートで繋がりながら作りました。こういったコロナ禍ですごく独特な作り方をしたなという思いもありますし、絵コンテや映像では観ていたのですが、今日現場で初めて観まして、リアルにあるのがすごく嬉しくて感動しました。このコロナ禍で、すごくニューノーマルに対応して作ったショーだと思いますし、ショー自体も新しいものができたと思うので、2021年新しいエンタメが新しい体制で新しい形でできたなと思っているので、ぜひ観てください。

秋元類（CRE8BOY）

キャストの方々は2年重なっている人もいれば、今回から入った人もいるのですが、本当に過酷な稽古を潜り抜けた、忍者のような修行を経てステージに立ったときに貫禄が出ているような、そんなメンバーになっているなとこの稽古を経て感じました。ぜひ、皆さんの命を懸けた稽古をしてきた姿を本番を通して感じていただけたら嬉しいなと思います。

佐久本歩夢

正直なところ、この稽古期間はきつかったなという思いがすごくあるのですが、それ以上に、ダブルキャストでお互いに意見を出し合いながらやっている日々がすごく楽しかったと今感じています。本当なら2020年に公演するはずだったこの公演が、2021年の今夏にようやく幕が開くんだなというのを実感していて、とてもワクワクしています。僕自身も今までに体験したことのないエンタメの世界をこの劇場でできることにすごくワクワクしているので、皆さんにそれが伝えられたらと思っています。

佐川大樹

まずは、ついにこのときが来たかという気持ちでいっぱいです。僕と歩夢は今回からの参加なんですが、僕ら的には去年公演がなくなったことによって参加できているので、すごく巡り合った奇跡と感じています。そして、チョビさんを始めとするクリエイターの皆さまにすごく熱心に指導していただき、もちろん過酷ではありましたが、それを120％発揮できるように出演者一人ひとりと話し合ってここまで来たので、ぜひ楽しみにしていてください。