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佐藤勝利(Sexy Zone)、松下由樹、入野自由ら出演。『ブライトン・ビーチ回顧録』ゲネプロ&取材会レポート!

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――思春期の少年を演じるという点ではいかがでしょうか。

佐藤: 実年齢よりも10歳若い年齢をやりますが、無理して子どもっぽくしないようには気を付けています。というのも14歳のときの自分は自分のことを大人だと考えていたと思うし、変に子どもっぽくしないほうが逆に14歳という役が純粋に伝わるかなと思いました。あと、僕は童顔なので(笑)。

それから14歳は僕がジャニーズ事務所に入ったときの年齢で、グループが10周年。そして今回初舞台で10年前の年齢の役をやるというのは感慨深いなと思いました。

――佐藤さんと入野さんは兄弟役を演じますが、実際に演じてみてどうでしょうか?

入野:ユージンとスタンリーの役柄と、まさに一緒だなと思っています。観ていただくと分かると思うのですが、兄ではあるけれども基本的にユージンにいろいろ助けてもらったり、サポートしてもらったり、弟に立ててもらっているところがありまして……。

佐藤:めちゃくちゃ助けてます(笑)。

入野:めちゃくちゃ助けてもらってます(笑)。

佐藤:自由くんはゲネプロ前や出番前、わざわざ近付いてきて「大丈夫だよ」と言いに来てくれたり、「お前ならいけるよ」みたいにアドバイスをしてくれたり、そういったことを毎回やってくださるんですよ。それで僕が本番入って、スタンリーの自由くんは後から登場なので、僕が捌けて出番前の自由くんが袖にいるとき、この世の終わりかなというくらい緊張した面持ちをしていて(笑)。「あれ? 誰がさっきアドバイスしてくれたんだろう?」っていう(笑)。

入野:昨日やらかしたからね。

佐藤:本当にかなり緊張していたんですよ! 僕もとても緊張しやすいタイプなのですが、僕よりも緊張している自由くんを見て、逆に緊張しなくなって(笑)。でもこうやってお互いに励まし合いながらやっています。

入野:先ほど年齢の話もありましたが、僕も18歳の役なので年齢感というものを意識するよりも、家族全員、稽古場でコミュニケーションを取ってきた感じをありのまま舞台上で繋いでいけばきっといい作品になると信じてやっています。なので、楽しくやらせていただいています!

――松下さんはお二人をご覧になっていかがでしょうか。

松下:かわいい息子たちなので、見惚れないように気を付けながらやっています(笑)。年齢の意識をしないで演じている姿が、日に日に生き生きとしていて、それに私も助けられてお母さん度もアップできる感じがしています。初日を迎えるにあたって、家族感をより見せていけたらと思っています。

――稽古場ではどんなふうにコミュニケーションを取っていたのですか?

松下:こういう時期なのでみなさんマスクをしていて、あまり多くを語ることはできていませんでしたが、それでも稽古の合間に全然違う話でコミュニケーションを取ったり、あとはニール・サイモンの作品を通して話したりしていくことで、より一層家族感が深まっていったように思います。

――そういう経験は、初舞台の佐藤さんにとっても貴重ですね。

佐藤:僕にとっては全てが初めてだったので、稽古の始め方からどういうふうに進めていくかなど、みなさんに支えてもらいながら質問しながらの毎日でしたね。あとは差し入れも新鮮でした。

――ちなみに差し入れはしましたか?

佐藤:しました。こういう時期なので、個包装になっているお団子を。神保さんの年齢に合わせてみました。

入野:神保さん、2つか3つかいっぱい食べてたよ。

佐藤:落ち着いた和菓子がいいかなと思って、和菓子にしてみました。

入野:何種類も食べていらっしゃいましたね(笑)。

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THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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