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三浦宏規・高野 洸ら出演。舞台『キングダム』開幕!「伝説が今始まりました」

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2023年2月5日より帝国劇場にて、舞台『キングダム』が開幕した。

2006 年に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載が始まると次第に人気を獲得し大ヒットに、既刊67巻の累計発行部数は9500万部を突破。著者である原泰久先生は本作がデビュー作ながら、2013 年には第 17 回手塚文化賞マンガ大賞を受賞。昨年、TV アニメ第 4 シリーズも放送された。

2019 年 4 月には待望の実写版映画が公開。2022 年 7 月公開の『キングダム 2遥かなる大地へ』も大ヒットを記録し、様々なメディアミックスを経て、常に社会現象といえる盛り上がりを巻き起こし続け、ついに2023年2月、「演劇の殿堂」帝国劇場で満を持しての初舞台化がついに開幕。

演出は、ミュージカル『ローマの休日』の世界初演、大ヒットミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』等、帝国劇場で多数の作品を演出した山田和也、脚本は、プレミア音楽劇『VOICARION』シリーズの原作・脚本・演出をつとめる藤沢文翁が手掛ける。

天下の大将軍を夢見る、戦災孤児の少年「信」を演じるのは三浦宏規と高野 洸。中華統一を目指す若き秦国王「嬴政」と、信の親友でともに天下の大将軍を目指す「漂」の二役を、映像・演劇で鮮烈な活躍を見せる小関裕太と牧島 輝が務める。

今回は、三浦宏規、高野 洸、小関裕太、牧島 輝、華 優希、梅澤美波(乃木坂46)、美弥るりか、有澤樟太郎、梶 裕貴、鈴木大河(IMPACTors/ジャニーズJr.)、神里優希が登壇した開幕記念会見の様子と舞台写真をお届けする。

三浦宏規さん・高野 洸さん、小関裕太さん・牧島 輝さん、鈴木大河(IMPACTors/ジャニーズJr.)さん・神里優希さんのインタビューはこちら

開幕記念会見レポート

まずは、全キャストより開幕に向けての挨拶が述べられ、信役の三浦は「それぞれ無事に初日を迎えることができ、なんとかスタートすることができました。最後まで怪我のないように、全公演走り切れるようみんなで頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。

同じくWキャストで信を演じる高野は「昨日カーテンコールでようやく実感しましたが、憧れていた歴史ある帝国劇場に立てて本当に初日を迎えられてよかったです。キングダムの熱き時代が始まるので、ぜひ壮大な世界観を体感していただけたら」と語った。

嬴政・漂役の牧島は「稽古が始まる前からキングダムが大好きだったんですが、大好きなキングダムの世界に毎日どっぷり浸かれてとても幸せです」と今作への思いを述べた。

楊端和役の梅澤は「稽古からキャラクターの言葉に心を動かされて、出演者の皆様の姿勢にすごく力をもらいました。稽古場でも何度涙を流したか分からないぐらい、すごく胸に来るものがある作品。それをしっかりと受け取ってもらえるよう最後まで走り抜けたいと思います」と意気込む。

壁役の有澤は「帝国劇場に初めて立つことができ、すごく感極まる瞬間がありました。地方からは僕一人で戦うことになりますが、梶さんの思いもしっかり受け取って最後まで頑張りたいと思います」と熱く語った。

成蟜役の鈴木は「高校生の頃から『キングダム』は大好きな作品で、こうして成蟜役として出演できることをすごく嬉しく思います。IMPACTorsとしては、名前のとおりインパクトを残せるように一生懸命成蟜を演じたいです。一公演、一公演素敵なキャストさんと共に演じられる喜びを噛み締めながら頑張りたいと思います」とアピールした。

同じくWキャストで成蟜を演じる神里は「今回舞台『キングダム』という熱い作品に出演できて、そしてその熱さと正反対のまた別の魅力に溢れている成蟜という役を演じられていることを本当に嬉しく思います。ロングラン公演ですが、一公演、一公演キャストの組み合わせも違いますし、毎公演真摯に丁寧に大胆に演じていけたらと思います」と述べた。

Wキャストで壁を演じる梶は「改めて帝国劇場で公演させていただけることのありがたさと感慨深さを感じています。僕は舞台経験が浅く、本格的な殺陣も初めてだったのですが、同じ壁役の有澤くんをはじめ、このカンパニーに入れて幸せです。最後まで原作にリスペクトを込めて演じ抜きたいと思います」と思いを語る。

楊端和役の美弥は「初日のカーテンコールでお客様からの熱い拍手をいただいて、この帝国劇場でお客様と私たちの思いが一つになり初めてこの 舞台『キングダム』 がスタートしたんだと実感しました」と感慨深く話した。

河了貂役の華は「Wキャストの川島海荷さんと一緒に力を合わせてこの役を作ってきました。5月の大千秋楽まで最高にカッコ良くて熱くて素晴らしいキャストの皆様と一緒に高みを目指して、一回一回を大切にしていきたいです」と語り

Wキャストで嬴政・漂を演じる小関は「この作品は、まさに戦いの作品です。映画版、アニメ版、もちろん原作も戦っていますが、それに負けず、舞台版ではみんなが肉体を屈指して戦っています。僕は殺陣も初めてですし、この歴史ある帝国劇場という舞台も初めて。実際に立つと、様々な場所に過去の作品のお客様の残響や役者さんたちの苦労や喜びなどが残っているのだろうと想像しながら過ごしています。国王として鼓舞するシーンは、お客様からエネルギーをもらって自分自身も踏みしめて頑張ることができています」と自身の思いを話した。

さらに原作の原先生から『舞台『キングダム』、圧巻でした!目の前で繰り広げられる壮絶なアクション、白熱のドラマ、とにかくキャストさんたちの圧倒的な熱量がダイレクトに伝わってきて、想像を遥かに超える感動がありました』とメッセージが寄せられ、 牧島が代表して読み上げる場面も。

牧島は、本当に「キングダム」が好きなので、お会いできてちょっと泣いてしまったと感慨深く語った。

原作の原先生について三浦は、「まず開口一番に『4度泣きました』と言ってくださって感無量です」と喜びを語り高野は「 一度お会いしているのですが、 オーラがすごくて、感想をお聞きしている時に嬉しすぎてあまり覚えていないです(苦笑)」 と緊張した様子で語った。

小関も「初日を両方観に来てくださっていたことにすごく驚きました。挨拶をさせていただいたのですが一番最後だったので、たじたじになっちゃってしまい、あまり覚えていないんです(苦笑)。よかったよと言っていただけて、よりブラッシュアップするヒントもいただけたと思うので、凄く充実した時間でした」と原先生との交流について語った。

本作でここを観てほしいというシーンについて高野は「最後のシーンがめちゃくちゃ好きです」と、三浦は「僕は、紫夏のシーンがとても好きで、あのシーンを泣かずに観られる人はいないのでは」とそれぞれ語った。

三浦と高野はそれぞれのゲネプロを観劇したとのことで、それぞれの感想について三浦は、「昔から仲良くさせてもらっている仲なので、『俺たち頑張ってきたな』という思いを感じながら観ていました。やっぱり主人公が似合うなと思い、素晴らしかったです」と絶賛した。

高野も「舞台『千と千尋の神隠し』を観に行ったときも、帝劇に立っている宏規を見て『すごいな』と思ったのですが、今回も本当にカッコよくて帝劇を背負える男だなと。その姿から刺激をもらえているので、僕も頑張れています」と三浦を絶賛した。

最後に高野と三浦からメッセージが語られ、高野は「楽しみにしてくださっている方に『キングダム』を浴びたという気持ちになってもらえるように、しっかり舞台上で汗を流して最後まで戦い続けたいと思います」と、三浦は「初日のカーテンコールでも言ったのですが、世界初演、舞台『キングダム』の伝説が今始まりました! 皆様ぜひ見届けてください」とメッセージが語られ、開幕記念会見は終了した。

文:THEATER GIRL編集部

三浦宏規さん・高野 洸さん、小関裕太さん・牧島 輝さん、鈴木大河(IMPACTors/ジャニーズJr.)さん・神里優希さんのインタビューはこちら

公演概要

舞台『キングダム』

2023年2月5日(日)~2月27日(月)
帝国劇場

【キャスト】
信 :三浦宏規/高野 洸
嬴政・漂 :小関裕太/牧島 輝

河了貂 :川島海荷/華 優希
楊端和 :梅澤美波(乃木坂 46)/美弥るりか
壁 :有澤樟太郎/梶 裕貴
成蟜 :鈴木大河(IMPACTors/ジャニーズ Jr.)/神里優希
左慈 :早乙女友貴
バジオウ :元木聖也

紫夏 :朴 璐美/石川由依

昌文君 :小西遼生

王騎 :山口祐一郎

【スタッフ】
原作 :原泰久(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載) 脚本 :藤沢文翁
演出 :山田和也
音楽 :KOHTA YAMAMOTO

製作 :東宝

公式サイト:https://www.tohostage.com/kingdom/

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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