高本学と菊池修司のDVD発売記念イベント『修学祭vol.3』潜入レポート！ DVD撮影秘話や二人の天然炸裂ガチ対決で会場は大爆笑の渦に!!

2021.11.11

REPORT

イベント後半は、お楽しみの“対決コーナー”へと突入！

「大人の男を目指す対決の最終決戦」のひとつ目は、まさかの『即興ラップバトル』。

サングラスをかけ、リズムにのって「YOYO～♪」と互いに相手を牽制し合うが、菊池が配信番組『ゆうゆうくらぶ』で共にMCを担当する相棒・松島勇之介との仲良しぶりをアピールすると、「でも勇之介、お前のボケ分かりづらいって言ってたYO」という高本の言葉にダメージを受けて撃沈（笑）。クレイジー対決の第一ラウンドは、高本が一歩リードした。

続く第二ラウンドでは、先行の菊池が「今日のメイク時間、俺は15分。でもお前は45分」と舞台裏を暴露して反撃の狼煙を上げるが、高本が“オレ様節”を炸裂させてあっという間に形勢逆転！　ラップバトルは観客の拍手の多さで高本が勝利したのだった。

「今日は一部でも二部でもラップバトルで負けて悔しいです」とガックリする菊池は、第二回戦で一矢報いることが出来るのか――。

続いての『殺陣バトル』には、特別講師としてアクション俳優の新田健太が登壇。その場で殺陣をつけて完成させるのだが、

「殺陣やアクションは稽古でじっくり時間をかけて作っていくものなので、この場ですぐに覚えるっていうのはドキドキしますね」（菊池）

「やるしかない！　頑張りましょう！」（高本）

と緊張を隠せない様子の二人。

新田が考えたのは、「“ひとりの男しか立派な男として認めてもらえない村”で育った幼馴染の青年たち。「なぜこの村に生まれてしまったのか」と苦悩しながらも刀を交えるのだった――」という“萌える”ストーリー。

名前も“高本学＝学えもん”と“菊池修司＝修じろう”に変えて殺陣稽古がスタート。

「学えもん、回転しながら刀を避けて」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「修じろうは袈裟斬りで反撃」

「左、右、上で刀を合わせて」

「カンカン！　ガッ！で左右に離れて」

「ブシュ（斬られた音）の後、勢いを利用して回転」

「ここでシャリーン！」

熱を帯び、擬音混じりになる新田の説明を理解し、すぐにイメージ通りに動けるのはさすが。

約15分ほどの練習時間を経て、太鼓と三味線、尺八の音が鳴り響くスリリングなBGMに合わせて、いよいよ舞台本番さながらの殺陣を披露することに。

学えもん「ここで会ったが百年目。お前と刀を交えることになるとはな」

修じろう「俺は･･････お前を殺したくない！」

と、即興で台詞も入れながら真剣な表情でジリジリと間合いをはかりながら斬りかかっていく！　手に汗握るつばぜり合いの連続に、一瞬緊張が走る場面もあったが、音楽が終わるタイミングに合わせて最後は相討ちとなり、舞台本番さながらの迫力ある殺陣に客席からは大きな拍手が起こった。

緊張が解け、ほっとしたような笑顔を見せる二人。

観客の拍手による判定は僅差で高本だったが、新田の加点によって菊池が逆転勝利！

「甲乙つけがたかったけど、最初の演舞で修じろうにキュン♡と来た」という新田の女子目線の判定に、「え？　そこ!?」と脱力する高本。その姿に場内には爆笑が起こったのだった。

負けた高本は罰ゲームに挑むことになったものの、「時間もあるし、まずは修司にやってもらって、その後に僕がやります。皆さんも修司の罰ゲーム見たいでしょ？」とニヤリ。

この提案に菊池もまんざらではない表情で、30秒間に高本とMC竹内の出すお題にちなんだ一発芸を次々と披露。アニメキャラやグッズ、さらには食べ物までテンション高く体を張って表現する姿に場内は爆笑の渦に包まれた。

一方、高本の罰ゲームは劇団番町ボーイズ☆のメンバー4名が登場する寸劇。「ハリウッドを目指すべきか悩んでいる糸川耀士郎の背中を押す菊池修司、木原瑠生、織部典成」が登場するシュールなストーリーに観客は大喜びだった。

楽しいイベントも、そろそろ終わりの時間となり、最後のコーナーは『修学祭』恒例のスペシャルライブ。ステージ上の大きなスクリーンには菊池が編集した5年分の思い出が詰め込まれた映像が映し出され、二人で作ったオリジナルソング「ベストフレンズ」を熱唱。

手拍子にのって歌いながら、時々後ろを振り返り「この写真、懐かしいな」「こんな時もあったね」と、照れたように顔を見合わせる二人が尊い。

高本「こうして、また皆さんの前で2年ぶりにお客さんの前で修司と二人でイベントが出来ることを幸せに思います。大変な状況のなか、足を運んでくださり本当にありがとうございます。DVDには僕らの素の表情が盛り込まれているので、何回も見ていただければ嬉しいです」

菊池「こういうご時世ですが、今後も楽しいイベントを企画したり、今回発売したDVDのようにいろんな方法で皆さんを楽しませていきたいし、僕らが見て欲しいものを頑張ってこれからも届けていくので、ぜひついて来てほしいです。DVDも何回も見て、少しでも旅行気分を味わっていただけたらうれしいです。お友達、仕事仲間、隣人、赤の他人（笑）、いろんな方に僕らのDVDを広めて一緒に楽しんでください。本日は御来場まことにありがとうございました！」

今後は、高本が11月に「朗読劇『クローバーに愛をこめて』」出演後、12月にミュージカル『ヘタリア』の新シリーズに出演。菊池は11月に舞台『プレイタの傷』と「朗読活劇『信長を殺した男 2021』」に出演、1月に舞台「ヴァニタスの手記」出演と、多忙な日々が続く。仲良しコンビの快進撃から目が離せない！

イベント終了直後、二人に感想コメントをいただきました♪

高本学

ファンの皆さんの前でやる『修学祭』は2年ぶりでしたが、コロナ禍でもイベントを無事開催出来たことは僕らの中でも大きな達成感がありますし、何より多くの方に集まっていただけたことに感謝しかないです。皆さんの前でDVD撮影時の話や修司と二人で考えたいろんな企画をやることが出来て、とても楽しい時間を過ごせました。これからも長く続くイベントになればいいなと思っているので、応援よろしくお願いします！

菊池修司

アットホームな雰囲気の中、皆さんと一緒に幸せな時間を過ごせました。発売させていただいた2種類のDVDには僕たちのアレコレがたっぷり詰まっていますし、どちらのDVDを先に見るかで僕らの印象も変わって来るような“素”の表情がたっぷり詰まった作品になっていると思います。ぜひ目に焼き付くほど何度も見て楽しんでいただきたいです。今日はありがとうございました！

文・撮影：近藤明子