木村達成、桜井玲香、小西遼生ら出演。KERA CROSS第四弾『SLAPSTICKS』開幕コメントと舞台写真が到着!
12月25日(土)より東京・シアター1010公演を皮切りに、KERA CROSS第四弾『SLAPSTICKS』が開幕した。
本作は、激動の時代に映画作りに情熱を注ぐ人々を、映画への愛と希望に溢れる一人の青年を通じて描くロマンチック・コメディ。劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)氏により、1993年に初演され、2003年に再演もされた。
今回は、木村達成、桜井玲香、小西遼生、壮一帆、金田哲、元木聖也、黒沢ともよ、マギーのコメントと舞台写真をお届けする。
開幕コメント
木村達成(ビリー・ハーロック)
やっと待ちに待った初日の幕が上がります。楽しみながら千秋楽まで怪我なく無事公演ができるように、最後まで気を緩めず演じていきたいと思います。クリスマスが初日、浮かれつつもいい緊張感の中、皆様にクリスマスプレゼントとしてこの作品を届けられればと思いますので、お楽しみに!!
桜井玲香(アリス・ターナー)
遂に幕が上がるという高揚感で胸がいっぱいです。
夢みる人たちが、その夢のため一生懸命生きる姿に奮い立たされる瞬間が沢山詰め込まれています。
儚くかけがえのない時間が流れる、素敵な作品に仕上がっています。劇場でお待ちしております。
小西遼生(中年のビリー)
過ぎた時間を思い出す時、バタバタと忙しなく生きていた時間ほど、それは鮮明に蘇り、愛おしく感じます。もちろんその分、後悔もきっと沢山。
喜劇は悲劇、嘘とまことの境界にある曖昧な感情を、それぞれの人生と重ね合わせ楽しんで頂きながら、映画を愛し命をかけていた人たちの姿を通して、ご覧頂く皆様の今日の喜びや、明日への活力になればと思います。そして、サイレントコメディ映画の魅力も知って頂けたなら幸いです。
壮一帆(メーベル・ノーマンド)
いよいよ初日を迎えようとしている今、ワクワクとドキドキが止まりません
歌もダンスもないストレートプレイはほんの少しの緩みがリズムを狂わせてしまうので、本番に向けて良い集中ができるよう調整していきたいですし、何より観に来て下さるお客様とこのストーリーの面白さを共有したいです!
カンパニーの良い空気が良いお芝居に繋がるよう、心してのぞみたいと思います
金田哲(ロスコー・アーバックル)
皆様!12月25日に最高のクリスマスプレゼントを用意させて頂きました!凄く素敵なモノが出来上がりました!ほんとにいいです!名作です!1920年代のハリウッドに登場する個性豊かなキャラクター達が放つピュアな気持ちと喜劇と悲劇を彷徨ったロスコー・アーバックルを是非、ご堪能ください!
元木聖也(デニー)
いよいよ『SLAPSTICKS』始まります!無声映画の面白さや、この時代にあったいろんな困難や葛藤など見どころがたくさんあります!昔の人は「こんなふうに映画を作っていたんだ」というのも、この舞台を観ていただければ分かるとおもいます。また、この舞台に出てくる役で、本当にその時代に生きていた人も出てきます。そんな事を思いながら観て、観終わった後に調べてもらったりしたら、より面白いかもしれません。映画にかける熱い想いを持った人達がたくさん出てくる、『SLAPSTICKS』楽しみにしててください!
黒沢ともよ(ヴァージニア・ラップ)
初めて台本を読んだ時に感じたわくわくがどんどん色や湿度を変えて、さらにさらにと膨らんでいくのを感じています。
“わたしたちの『SLAPSTICKS』”をたくさんの方に体感してもらえたら嬉しいです。大切に誠実に努めます。よろしくお願いいたします。
マギー(マック・セネット)
私、このカンパニーの最年長おじさんの経験をもってしても、今回の作品が、どんなお客さんたちに、どんな風に届くのか、幕が開くまで皆目、見当がつきません。そんな初舞台のような不安とワクワクで迎える初日。笑いに命を懸けた先人たちの熱い思いを込めて。若者たちとともに、いざ。
舞台写真
公演概要
KERA CROSS第四弾『SLAPSTICKS』
作:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
演出:三浦直之(ロロ)
出演:
木村達成、桜井玲香、小西遼生
壮一帆、金田哲、元木聖也、黒沢ともよ、マギー
亀島一徳、篠崎大悟、島田桃子、望月綾乃、森本 華(以上、ロロ)
羽鳥翔太、柏木凱斗
公演日程:
東京・シアター1010
2021年12月25日(土)・26日(日)
大阪公演 サンケイホールブリーゼ
2022年1月8日(土)~1月10日(月)
福岡公演 博多座
2022年1月14日(金)~1月16日(日)
愛知公演 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール
2022年1月28日(金)
日比谷・シアタークリエ
2022年2月3日(木)~17日(木)