• HOME
  • topic
  • INTERVIEW
  • 平間壮一×小関裕太インタビュー ミュージカル『The View Upstairs-君が見た、あの日-』「今まで経験してきたものがどう合わさるのか楽しみ」(前編)

平間壮一×小関裕太インタビュー ミュージカル『The View Upstairs-君が見た、あの日-』「今まで経験してきたものがどう合わさるのか楽しみ」(前編)

INTERVIEW

――今回お二人は惹かれ合っていく役柄ということですが、平間さんは以前ミュージカル『RENT』でエンジェル役をやられていましたが、今回はどのようにウェスとパトリックの関係性を作っていこうと考えていますか? 

平間:裕太自身が持っている雰囲気と、自分が持っている雰囲気がどう合わさるのか、今から楽しみです。まだ2人で歌ったこともないので、どういう感じになるのか今は想像している段階ですが。『RENT』のエンジェルとコリンズの場合は、付き合ってずっと一緒にいるところが描かれていますが、今回のウェスとパトリックの場合は、惹かれ合っていく様子が描かれています。

恋愛って「こうしてくれたから好きになった」ということってあまりないと思うんです。好きになってしまったら、例え犯罪者であっても好きだと思うし。なので、何が好きなのか分からないところを掴んでいくのが楽しみだなって。どんな風にしていこうというのはまだ決めていないのですが、裕太自身の持っている裕太にしか出せない空気みたいなところに溶け込んでいきたいなと思いますね。

小関:僕も正直、今はまだわからないですね。ウェスとパトリックがどういうタイミングで惹かれ合っていったのか、どういう部分に思いを寄せているのかというのは台本には書かれているんですけど、まだちょっと自分の役作りで手一杯なところがあるので。

今はまだ、パトリックの家庭環境について考えたり、どんな学生時代を過ごしてきたのかという核を考えたりしている最中なので、それが自分の中で出来上がったときに交わって、2人ならではの関係性ができていくのではと思っているところです。

――今は稽古を重ねながら、二人の関係性を掴んでいきたいという段階なんですね。

平間:裕太がいつもどうやって稽古をしているのか俺も分かっていないくらいなので。今までも「役をどう作っていこうか」みたいな話し合いって、あまりしたことがないんですよね。

小関:他の方ともあまりないですよね。

平間:分かりきらない方が面白いのかなって。「どういう気持ちで言っているのだろう?」っていう雰囲気がよかったりするじゃないですか。なので、そういうところも楽しみながら稽古をしていきたいなと思いますね。

次のページ:バーの日常がメインに描かれている

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

プロフィール

PICK UP

関連記事一覧