ミュージカル『アニー』2022年の新アニーと大人キャストが初お披露目！

2022.02.08

REPORT

2022年4月23日(日)～5月8日(土)（予定）より新国立劇場・中劇場にて、丸美屋食品ミュージカル『アニー』が上演される。

本作は、1924年からアメリカで新聞連載がスタートした漫画「ザ・リトル・オーファン・アニー（小さい孤児アニー）」をもとに、1977 年にブロードウェイのアルヴィン劇場（現ニール・サイモン劇場）で誕生したミュージカル。同年のトニー賞において、作品賞をはじめ7部門を受賞し、現在も世界各国で上演され続けている。日本公演は、1986年、日本テレビが主催で上演をスタートして以来、今までに全国で約183万人もの人たちに深い感動を与え続けている国民的ミュージカルとなっている。

2017年に演出家・山田和也を迎え、テンポが良く現代的な演出で好評を博し、完売が続く人気公演となっている。2021年のアニーは新型コロナウイルスの影響で4月の東京初日が最終日となり涙を飲んだが、夏には特別に東京公演を行い感動の渦の中、幕を閉じた。そして、今年で37年目を迎える。

今年も個性と実力を兼ね備えた2人のアニー・山崎杏(やまざきあん)＆山本花帆（やまもとかほ）が誕生。合わせてオーディションで選ばれた12名の孤児役も生き生きとした魅力にあふれている。

そして、この度大人キャストが初お披露目となった。ウォーバックス役には２０００年に放送の「仮面ライダークウガ」で一条薫役を務めイケメンヒーローブームの火付け役となり、その後もドラマ、舞台で活躍の幅を広げ、現在は舞台『サザエさん』にも出演中の葛山信吾。ミュージカルへの出演は10年振りとなる。ハニガン役には2017年、２０２１年と同役を務め、好評を博し、舞台・テレビ出演のほか2020年には「日ブラジル外交関係樹立120周年」親善大使にも就任し、舞台『ジキル＆ハイド』『レ・ミゼラブル』ドラマ『ルパンの娘』などに出演するなどマルチに活躍しているマルシア、グレース役には劇団四季在団中は『ウェストサイド物語』『オペラ座の怪人』など、11作品・1800回近くのステージで主演、ヒロインとして活躍、退団後も数々の舞台に出演し、２０２１年度のアニーでグレース役をみごとにつとめた笠松はる、ルースター役には、「第25回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」フォトジェニック賞と紅茶花伝賞を受賞。2014年にミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンで初舞台を踏み、２０１7年ドラマ「水戸黄門」で佐々木助三郎役に抜擢されるなど舞台、ドラマ、映画に幅広く出演している財木琢磨、リリー役には、アニメ「絶対可憐チルドレン」で結成されたユニット「可憐Girl’s」のメンバーとしてYUIKA名義で参加し、その後女優として活動を始め、現在は舞台を中心に活躍中の島ゆいかと人気と実力を備えたメンバーが融合し更にパワーアップ！！

今回は、アニー役の山崎杏、山本花帆、共演の葛山信吾、マルシア、笠松はる、島ゆいかのコメントをお届けする。

※葛山信吾さんの葛の字は正式には下がヒ

アニー役<チーム　バケツ>: 山崎杏(やまざきあん)

小学校1年生の時に両親が『アニー』を観せてくれました。とても感動して、いつか出演してみたいとオーディションを受けました。受かるまではドキドキが大きかったけれど、受かってからは毎日がキラキラしてます。
学校でもみんなが楽しみにしてくれていて、今までにない『アニー』を笑顔で演じたいです。

(アニーと似ているところは？という質問に対して)
強気なところとすぐ口に出るところです(笑)

アニー役:<チーム　モップ> 山本花帆（やまもとかほ）

一回目は一次審査で落ちてしまって悔しかった。受かってからは実感がわかなかったけれど、今こうして製作発表をしていると「アニーになったんだな」と実感しています。友達に合格したことを伝えるととても喜んでもらえて、前よりももっと仲良くなれた気がします！みんなが元気になってもらえるような『アニー』になりたいです。

(アニーと似ているところは？という質問に対して)
ポジティブなところが似ていると思います。

ウォーバックス役：葛山信吾

（前に演じた)藤本さんが体格もいいので、僕じゃ頼りないかななんて…。
金持ちになることを目標に生きてきた男がアニーと出会い、人間の温かさや優しさを吸収して成長していくところをうまく表現していきたいです。
今回の2人のアニーのしっかりした挨拶を見て安心しています。2人と一緒に作り上げて行きたいと思っています。

(ウォーバックスと似ているところはありますか？という質問に対して)
僕には娘が2人おりますので、父親としての立場が少し似ているかな。