ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』開幕!「改めてこの作品と正座して向き合っているという気持ちです」
2025年8月10日より日比谷・シアタークリエにて、ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』が開幕した。
トニー賞最優秀ミュージカル賞やグラミー賞を受賞し、2014年には名匠クリント・イーストウッド監督による映画化も好評を博したミュージカル『ジャージー・ボーイズ』。



2016 年、日本人キャストによる日本初演は全公演満員御礼の熱狂に包まれ、数々の演劇賞に輝いた。2018 年再演のシーズンでは、世界初となる“コンサート版"上演を皮切りに、全国ツアー公演も行われ、各劇場が大きな拍手に包まれた。



2020 年、満を持しての帝劇公演は新型コロナウイルス感染の拡大により無念の全公演中止となったが、7月の帝劇再開のトップバッターとして、コンサート版での上演という奇跡の復活を遂げた。



そして2022年10月に日生劇場公演を経て、2025年はシアタークリエに凱旋。
今回は、『TeamBLACK』、『TeamYELLOW』、『TeamGREEN』花村想太の舞台写真とフランキー・ヴァリ役の中川晃教、小林唯、花村想太のコメントをお届けする。



はじまりはニュージャージー州の貧しい片田舎。”天使の歌声”を持つフランキーは、成功を夢見る兄貴分のトミーとニックのバンドグループに迎え入れられる。



早速3人での音楽活動が開始されたが、何かが欠けていた。鳴かず飛ばずの日々が続く中、作曲の才能溢れるボブが加入する。


しかし金もコネもない彼らを待っていたのは過酷な下積み生活。その中でも音楽性を着実に磨き、才能を開花させていく。そしてついにボブの楽曲と4人のハーモニーが大物プロデューサーの目に留まった。




彼らは《Sherry》をはじめとする全米ナンバー1の楽曲を次々に生み出していく。


しかし輝かしい活躍の裏では、莫大な借金やグループ内での確執、家族の不仲など、さまざまな問題が勃発し、グループを引き裂いていく。成功の光と挫折の闇。あまりに劇的な春夏秋冬を駆け抜けていく4人が、その先で見たものとは―。















コメント
中川晃教

〝春夏秋冬〟4つの季節=シーンを〝The Four Seasons〟の4人が順番にナレーターとなってバトンをつなぎながらグループに対して、或いは自分自身や個人に対して、胸中が語られていくミュージカル「ジャージー・ボーイズ」。
改めてこの作品と正座して向き合っているという気持ちです。
トミーとニックは兄弟と言えるし、ボブはパートナーと言える、そんなふうにより思えるようになった2025。
ぜひ僕たちの関係性にも注目していただけたらうれしいです。
小林唯

限られた時間での稽古期間でしたが最高のチームに仕上がったと思います!YELLOWならではの新しいジャージー・ボーイズを楽しんでいただけたら嬉しいです。僕個人としても本当に大きな挑戦になり、学でびにれた稽古の日々でした。特に歌は今までやってきたジャンルとは全く違う楽曲なので新しいー面を見ていただけると思います!お楽しみに!
花村想太

遂に開幕しました。
今回僕は特別公演ということで5公演に参加させていただきますが、この5回の一回一回そして1分1秒をフランキーとして大切に生きていきたいと思います。
カンパニーとお客様と作り上げる空間を最高のものにできますように。
公演概要
ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』
2025年8月10日(日)-9月30日(火)
東京 日比谷シアタークリエ
製作:東宝株式会社、WOWOW
