ミュージカル『RENT』２０２３年に再び上演決定！

2022.08.05

THEATER

２０２３年３・４月にシアタークリエにて、ミュージカル『RENT』の上演が決定した。

１９９６年の初演以来ブロードウェイで１２年４か月のロングラン、世界４０か国以上で各国語版の上演、２００６年には映画化もされたミュージカル『RENT』。日比谷・シアタークリエでは、２００８年にエリカ・シュミット（２０２２年公開ミュージカル映画「シラノ」脚本）による演出で初演の幕を開け、２０１２年にはオリジナル版を手掛けたマイケル・グライフによる新演出版が上演された。

以降も再演を重ね、更なる進化を遂げた６回目の２０２０年１１・１２月公演は残念ながら志半ばで公演中止を余儀なくされたが、この度７回目の上演が決定した。

『RENT』は、プッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』をベースに、舞台を２０世紀末のニューヨーク、イースト・ヴィレッジに置き換え、当時の若者たちの生き様や世相を鮮烈に描いた作品。

物語に登場する若きアーティストやミュージシャンたちは、貧困、エイズ、ドラッグといった死と隣り合わせの問題に翻弄されながらも、愛や友情を信じ、夢に向かって懸命に生きている。『RENT』の主題である「No day but today」という言葉、「過去もない、未来もない。今日という日を精一杯愛し、生きていく」という強いメッセージは、現在も色褪せることなく世界中で共感を呼ぶと共に歌い継がれている。