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ミュージカル『エリザベート』開幕!「心を込めて今できることを精一杯やりつくそうと思っております」

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2022年10月9日(日)より帝国劇場にて、ミュージカル『エリザベート』が開幕する。本作は1996年に宝塚歌劇団により日本初演、2000年の東宝版初演から観る者を魅了し続けてきた大ヒットミュージカル。

Wキャストでエリザベートを演じるのは、日本初演の『エリザベート』でタイトルロールを世界最年少で演じ、2019年にはオーストリア共和国有功栄誉金章受章、国内でも読売演劇大賞優秀女優賞、菊田一夫演劇賞大賞を受賞し、常に進化し続け圧倒的な存在感を放ち続ける花總まりと2019年より花總とともに同役を演じ、ミュージカル『マタ・ハリ』、『泥人魚』出演などに加え、NHK大河ドラマ「青天を衝け」など多方面での活躍も光る愛希れいかが務める。

トートには、人気・実力ともにミュージカル界のトップを走り続ける山崎育三郎(東京公演のみ)、古川雄大、井上芳雄(福岡公演のみ)の三俳優が集結した。2020年、新型コロナウイルスの影響で幻となった“山崎トート”が、遂に帝国劇場に現れる。

花總まり、愛希れいか、山崎育三郎、古川雄大より初日に向けてコメントが寄せられた。

エリザベート役の花總まりは、「いつもながらですが、もっと時間が欲しいと思ってしまいます。心を込めて今できることを精一杯やりつくそうと思っております。花總まりが演じる“エリザベート”がどんなエリザベートであったかは、ご覧になったお客様が決めることだと思いますので、わたしはただ一生懸命に演じるだけです。来年1月31日までのすべての公演を、心を込め、1回1回を誠実に、大切にしていきたいと思っております」と初日に向けて思いを寄せた。

同じくエリザベート役の愛希れいかは、「劇場に入り、いよいよはじまるんだなと実感してきて、今は緊張感でいっぱいです。とにかく最後まで諦めず闘い、もがいて…エリザベートの人生を生き抜きたいと思います。私としては、もう一度挑戦できる喜びや緊張、様々な思いがありましたが、何よりも2020年の公演を楽しみに待っていて下さったお客様の事を考えるととても胸が痛かったので、今回はより一層気合いが入りました。私が今できる全てを懸けて挑んで参りますので、どうぞ宜しくお願い致します」とコメント。

トート役の山崎育三郎は、「2020年4月の公演中止から2年半が経ち、幕が上がるこの日をずっと待ち望んでいました。これまでルキーニとして出演してきて今回初めてトートを演じますが、稽古を重ねる中で、同じ作品でも角度が変わるだけで、こんなにも作品への捉え方、感じ方が変わるものだと驚きの連続でした。トート役に対しての解釈も、ある意味正解がなく、自分自身と向き合う時間でもありました。稽古の中で、小池先生から「孤独と陰」というテーマをいただき、自分の中にある影が反映されているトートのような気がします。そして作曲家リーヴァイさんがおっしゃっている挑戦的で攻撃的なトートも強く意識して挑みたいと思います。帝国劇場が2025年をめどに一時休館するということも発表されましたが、今、この奇跡の瞬間を全力で楽しみたいと思います。」とトート役へ意気込みを寄せた。

同じくトート役の古川雄大は、「トート役は二度目となりますが、時間を重ね経験を積んでもなお、この作品、この役の重さを感じています。稽古期間は、改めてトートと向き合って、難しさを痛感した時間でした。今回は、前回のトートから自然と進化したところ、自分の成長が活きるところや、自分がこの三年間であたためてきたアイデアを取り入れたりしたところが多数あり、観て「変わったな」と感じていただける部分が多いと思います。この作品におけるトートについてはいろいろな解釈がありますが、自分なりの“新しいトート像”を創り上げ仕上げたつもりなので、その変化をご覧いただけたら嬉しいです」とコメントが寄せられた。

ミュージカル『エリザベート』は、11月27日(日) まで帝国劇場にて上演され、その後、愛知、大阪、福岡と巡演される。

公演概要

ミュージカル『エリザベート』

キャスト:
エリザベート(オーストリア皇后)-W キャスト- 花總まり/愛希れいか
トート(黄泉の帝王)-トリプルキャスト- 山崎育三郎(東京公演のみ)/古川雄大/井上芳雄(福岡公演のみ)
フランツ・ヨーゼフ(オーストリア皇帝)-W キャスト- 田代万里生/佐藤隆紀
ルドルフ(オーストリア皇太子)-W キャスト- 甲斐翔真/立石俊樹
ルドヴィカ/マダム・ヴォルフ 未来優希
ゾフィー(オーストリア皇太后)-トリプルキャスト- 剣 幸/涼風真世/香寿たつき
ルイジ・ルキーニ(皇后暗殺者)-W キャスト- 黒羽麻璃央/上山竜治

スタッフ:
脚本/歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽/編曲:シルヴェスター・リーヴァイ
演出/訳詞:小池修一郎(宝塚歌劇団)

製作:東宝

スケジュール:
【東京】
2022 年 10 月 9 日(日)~11 月 27 日(日)
帝国劇場

【愛知】
2022 年 12 月 5 日(月)~21 日(水)
御園座

【大阪】
2022 年 12 月 29 日(木)~2023 年 1 月 3 日(火)
梅田芸術劇場メインホール

【福岡】
2023 年 1 月 11 日(水)~31 日(火)
博多座

公式サイト:https://www.tohostage.com/elisabeth/

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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