A.B.C-Z×ABC座10周年のアニバーサリーイヤー『ジャニーズ伝説2022 at Imperial Theatre』が開幕。囲み取材レポート！

2022.12.05

REPORT

2023年12月5日より帝国劇場にてABC座10th Anniversary『ジャニーズ伝説2022 at Imperial Theatre』が開幕した。

今年は、10周年のアニバーサリーイヤーとなり、A.B.C-Z演出のもと、ジャニーズJr.の7 MEN 侍、SpeciaL、少年忍者に加え、レジェンド・佐藤アツヒロも昨年に続き特別出演する。

今回は２幕構成が復活し、第１幕の『ジャニーズ伝説』では初代ジャニーズの活躍に加え、光GENJIの伝説的エピソードも紹介。第２幕のスペシャルメドレーでは初代ジャニーズからA.B.C-Z、世界デビューを果たしたTravis JapanやジャニーズJr.のナンバーまで36曲がノンストップで披露され、光ＧＥＮＪＩコーナーは、新しい構成となっている。

今回は、A.B.C-Zと佐藤アツヒロが登壇した囲み取材の様子と舞台写真をお届けする。

囲み取材レポート

今回、A.B.C-Z×ABC座が10周年のアニバーサリーイヤーとのことで河合は、「我々A.B.C-ZがこのABC座と同時にデビューしたので、もちろんABC座での思い出も入っていますが、今年もジャニーズの素晴らしさをお伝えしていく内容になっています」と語り、新演出のこだわりについては「やっぱり光GENJIです」と見どころを述べた。

昨年に続いての参加になる佐藤アツヒロは「また、A.B.C-Zに混ざっています（笑）」と茶目っ気を見せ、コロナ療養明けの稽古でのA.B.C-Zのサポートについて「皆さんから毎日手紙が届いて……もらった気でいました（笑）」と冗談まじりに語り、会場は笑いに包まれた。

今回のジャニーズメドレーは36曲に及ぶということで、選曲のこだわりについて河合は、「僕が好きな楽曲を入れました。ただの僕の趣味になっていないか毎回不安なんですが、毎回他では見られないジャニーズメドレーを作っているので、今回もこの帝国劇場でしか見られないジャニーズメドレーが完成していると思います」と自信を見せた。

特にこだわった曲について河合は、「それこそSnow ManやKing & Princeの曲は踊りがカッコいい楽曲なので。そこをあえてA.B.C-Zでやってみたらどうかなと思ってやりましたが、踊りが難しすぎてまだモノにできていない状態です（苦笑）」と語った。

King & Princeの『Magic Touch』のフリが難しく、橋本から、河合がその曲の稽古中にフードを被って踊っていたと暴露される一幕も。意識したメンバーについて聞かれると河合は「髙橋海人になった気持ちでやっていました（笑）」と裏話も飛び出した。

改めてジャニーズの楽曲への思いについて五関は、「毎回いろいろなグループのどの曲をやっても、知らない曲がないのがやっぱりすごいなと思います。 KinKiやV6などバックについてた時代の曲はもちろん知っているのですが、つかなくなってからの曲も分かるのは、改めてすごいなと思いますね」と語り、戸塚は「ヒット曲しかないし、どの世代の方も口ずさめる歌があるのはやっぱりすごいなと。ジャニーさんと一緒に作り出したアーティストの方々に、リスペクトを込めてやっていきたいと思います」とメドレーへの思いを述べた。

橋本は「やっぱり1曲1曲耳に残るなと。本当に素晴らしい曲ばかりだと思っていたのですが、忍者の曲だけは知らなかったんです」と語り、河合も「今の少年忍者ではなく、当時の忍者の曲はメンバー全員知らなくて、アツヒロさんも知らなかったんですよね」と突っ込むと佐藤も「題名は知らなかったんですが、曲を聴いたらわかりました」と、今回メドレーに入っている忍者の楽曲『秘・美・子』について触れた。

塚田は「やっぱり光GENJIメドレーでのローラースケート、あとはバンドのグループもあるので、それを7 MEN 侍のみんなが演奏したりと、そういったロックな感じは今回新しいのではと思います」と見どころを述べた。

光GENJIメドレーの選曲と演出について佐藤は「いいと思います！」と回答。選曲については「みんなで出し合いながら決まった感じです。『勇気100%』ではなく、カップリングの『微笑みをあずけて』をぜひ歌ってほしいと。メロディーは一緒なんですけど違う歌詞でちょっとバラードになっているんです。『STAR LIGHT』と『ガラスの十代』は、振り起こしをしてオリジナルの振り付けでやっています」と今回の選曲について語った。

A.B.C-Zが10周年を迎え、新たに作っていきたい伝説について河合は「このジャニーズ伝説を僕たちA.B.C-Zがやり続けることが、伝説の1つだとと思います。ABC座もジャニーさんが用意してくれた舞台ですし、ジャニーズ伝説という題材も、ジャニーさんが用意してくれたので、これを大切に色々な方に伝えていくのが、自分たちにできる伝説なのかなと思います」と真摯に語った。

今回共演するジャニーズJr.のメンバーについて河合は、「昨年も同じメンバーだったのですが、一年で成長と技術力がものすごく上がっていて。ジャニーズの舞台だけでなく、映像や外部の舞台など、いろいろと挑戦して身に付いているものがあると思うので、すごく頼もしいです。これからどう進化してデビューしていくのかすごく楽しみです」と後輩へ期待を込めた。

最後に改めて橋本から「ABC座そしてA.B.C-Zが10周年になるのですが、天国のジャニーさんに『10周年おめでとう』と言ってもらえるような舞台にしたいと思いますので、最後まで気を抜かずに頑張っていきたいと思います」と意気込みが語られ、囲み取材は終了した。