小川史記、高尾楓弥、森愁斗、岡本聖哉、西田祥、野瀬勇馬（BUDDiiS）インタビュー　映画『バトルキング！！-We’ll rise again-』（後編）

2023.03.09

INTERVIEW

2023年3月10日（金）から、ONE N’ ONLYの主演映画『バトルキング！！-We’ll rise again-』が公開されます。本作は、ヤンキー仲間とケンカに明け暮れる主人公・源二郎が、ダンスに打ち込む少女・可乃と出会ったことをきっかけに、ライバルたちと共にグループダンスの発表に向けて動き出すというストーリー。アクションをはじめ、歌にラップにダンスに、出演者たちの魅力を存分に披露したエキサイティングでスリリングな作品です。

ONE N’ ONLYのメンバーのほか、現在注目が集まる”DIY”ダンス&ボーカルグループ「BUDDiiS」のメンバーから小川史記さん、高尾楓弥さん、森愁斗さん、岡本聖哉さん、西田祥さん、大槻拓也さん、野瀬勇馬さん、岩尾春輝さんが出演。

今回THEATRE GIRLでは、南部美人役を演じる小川史記さん、直江龍之介役を演じる高尾楓弥さん、山縣虎太郎役を演じる森愁斗さん、小山田孟役を演じる岡本聖哉さん、馬場広樹役を演じる西田祥さん、木下雄太役を演じる野瀬勇馬さん6名にインタビュー。後編では、「バトルキング」という作品のタイトルにちなみ、メンバーに負けない自分の強みと劇場に来られる方へのメッセージをうかがいました。

インタビュー前編はこちら

メンバーの中でも「これだけは絶対に負けない！」それぞれの強みとは？

――ここからは、作品にちなんだ質問をさせてください。今回はバトルシーンがありますが、ご自身がメンバーに負けない強み、「これだったら自分が一番だ」と思うものをぜひ教えてください。

野瀬：僕は“運動神経”ならメンバーに負けないと思います。

小川：おおー！　やり投げは？

野瀬：やり投げは……できない（笑）。でも小学校から高校卒業までバスケをやっていたこともあって、基本的に球技は得意です。あと陸上も全般できます。

西田：僕はジャズダンスが得意なので、メンバーの中で一番“体が柔らかい”と思います。足を上げたり、ターンで回ったりするのも得意。小さいときから柔軟はめちゃくちゃ厳しくやらされていたので、一般的な男性よりは体が柔らかいほうだと思います。これはメンバーにも負けないです！

森：僕は、“デニム愛”です。今1年弱くらい洗わずに履いて、デニムを育てているんですよ。それくらい好きで、みんながデニムを履きづらくなっちゃうほど（笑）。

小川：知識が本当にすごいんですよ。

森：ちょっと気遣われている部分もあって。メンバーが「全員デニムだ」と写真を撮っていたとき、そのとき僕がたまたま居なくて……。

高尾：そのときの写真をインスタグラムに投稿しようと思って、愁斗くんのアカウントをメンションしようと思ったんです。でもちょっと考えて、「いや、何か違うかな？」と思って。僕たちが「ただデニムを履いて、たまたまデニムが揃った。いぇい！」っていうのは、なんだかおこがましい気がしちゃって。

小川：ちょっと浅はかな感じで「いぇい！」ってやるのはなんだかね……。

森：そんなつもりないのに、そういうふうに考えさせちゃっていたのか。僕はなんならみんなにデニムを履いてほしいのに（笑）。

小川：あはは。いや、やっぱり考えちゃいますよ（笑）。知識がえぐすぎるので。

森：そういう感じで見られてたのかー（笑）。

小川：僕が負けないことは、“メンタルの強さ”です。どれだけ罵声を浴びせられても、何も通じない。それくらい最強のメンタル持っているかなと思います。逆に、もう喜んじゃう領域に達しているので。

――もともとメンタルが強いのですか？

小川：いやいや、もともとではないです。もう何度もハートは割れました。割れすぎて、気づいたら何を言われても気持ちよくなっちゃってるんです（笑）。

森：いいなー。

小川：でしょ（笑）。鬼のメンタルなので、毎日が楽しいですよ。それもみんなが鍛えてくれたといいますか、みんなのおかげでナンバーワンになりました（笑）。

高尾：そう言うと、僕らが罵声を言っているみたいな感じになっちゃうじゃん（笑）。

小川：いやいやいや、言ってないよ！　たとえ言われたとしても「平気だよ」っていうこと。多分100度のお湯をかけられても一番平気だと思う。

――フィジカル面でも強いんですね！

小川：フィジカル面は……ごめんなさい。嘘ついた（笑）。

高尾：え、おばけとかも？　バンジーとかも？

小川：おばけとかはメンタルじゃないです。あれはだめなものです（笑）。

高尾：あれこそ、めちゃくちゃメンタルじゃない？

小川：えっと……前言撤回で、メンタル弱いです（笑）。

森：（笑）。でも、本当にメンタル強いです！　これはメンバーのお墨付きです。

高尾：僕が負けないのは、“エネルギッシュさ”です。

小川：それってどれくらいなの？　みんなエネルギッシュじゃん。

高尾：いや、マジで負けなくて。元気です！

森：本当に（笑）？

小川：今、全然元気じゃないじゃん（笑）。

高尾：いや、僕が一番若いので！

小川：それって声が大きいとかじゃなくて？

高尾：いや、元気でしょう！

森：声が大きいとかのほうがいいんじゃない（笑）？

高尾：じゃあ、声が大きいで（笑）。でも声が大きいのは、あまり世間では良しとされていないんですよ。TPOといいますか、時と場合による……。

森：本当に人に怒られちゃうくらい、大きいときがあるよね（笑）。

高尾：なので、エネルギッシュ！　なぜエネルギッシュなのかと聞かれたら、僕は声が大きいから。誰よりもエネルギッシュ！

小川：（笑）。こういうところがエネルギッシュなのかもしれないですね。

岡本：僕は“デザイン”です。グッズのデザインを担当していたり、企画で似顔絵を描いて「上手だね」と褒めていただいたり。だからデザイン力では負けないと思います！

森：これは本当、みんなも公認だと思います！　本当にすごいんですよ。

「僕たちの普段見られない姿をぜひ劇場で楽しんでほしい」

――ありがとうございます。では、最後にファンの方、劇場に来られる方に向けて、メッセージをお願いいたします。

野瀬：初めて映像作品に挑戦して、アクションなど挑戦が多い映画だったのですが、僕たちの普段見られない姿を楽しんでいただけると思います。迫力のある映像になっているので、ぜひ劇場で観てほしいです。

西田：冒頭から出演させていただくので、最初の激しいラップバトルから、ぜひ注目してみてください！

森：僕もドラマの経験はありますが、映画に出演するのは初めて。できれば、多くの方に見ていただけるような愛される映画になって、何年後かに「こういうのやったな」と今のことを思い出せる作品になればいいなと思いますので、ぜひ皆さん楽しみに待っていてください。

小川：全てのメンバーが、普段は絶対に見られない姿を「バトルキング！！」でではご覧いただけるので、それを楽しんでいただきたいです。個人的には、演じた南部のことでいうと、一番強いです。もれなくメンタルも強い（笑）。それはもう見たら分かっていただけると思うので、一番強い南部をぜひ楽しみにしていてください。

高尾：はい、エネルギッシュです（笑）！　僕が演じる龍之介もとてもエネルギッシュで、物語の中でもキーマンになる存在なので、ぜひ楽しみにしていてください。アクションシーンはもちろん、友情だったり、いろんなものが掛け合わさって、この映画ができているので、そういうところにも注目していただけたら。

岡本：アクションシーンやラップシーン、見どころがたくさんあると思うので、そのメンバーのそれぞれの演じた役との絡み合い、掛け合いにも注目していただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします！