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醍醐虎汰朗×阿部顕嵐インタビュー 朗読劇『君の名前で僕を呼んで』「今まであまり見たことのない朗読劇になるのでは」(後編)

INTERVIEW

今もなお多くのファンに愛されている映画『君の名前で僕を呼んで』。この度、2023 年に日本公開 5 周年を迎えるにあたり、2023 年 1 月 27 日(金)より恵⽐寿ザ・ガーデンホールにて、記念イベントの実施が決定しました。

イベント第1部は、「朗読劇 君の名前で僕を呼んで」。第2部は、出演者と映画ライター・よしひろまさみち氏のトークショーが実施されます。

第1部「朗読劇 君の名前で僕を呼んで」で、主人公エリオに扮するのは、『天気の子』の主人公・森嶋帆高 役 (声の出演) で第十四回 声優アワード 新人男優賞を受賞し、最近では映画『野球部に花束を』(主演)、『カラダ探し』や NHK 連続テレビ小説『舞いあがれ!』、舞台『千と千尋の神隠し』などで活躍めざましい醍醐虎汰朗さん。オリヴァー役には、俳優として主演映画『ツーアウトフルベース』や舞台『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stageなどで幅広く活躍しながら、7人組アーティスト 7ORDERのボーカルとして音楽活動にも取り組んでいる阿部顕嵐さんが出演します。

脚本・演出は、「私の頭の中の消しゴム」など朗読劇の名手、岡本貴也氏。音楽監督は、多彩な音楽性を活かし、新感覚・音楽朗読劇 SOUND THEATRE をはじめ、映像や舞台、TV アニメなどの音楽を次々に手がける土屋雄作氏が務めます。

THEATER GIRLは、醍醐虎汰朗さん、阿部顕嵐さんにインタビュー。後編では、初挑戦となる朗読劇に挑むお気持ちやお二人にとっての特別な記念日について語っていただきました。

インタビュー前編はこちら

今までに見たことのない朗読劇になるのでは

――今回、朗読劇に挑戦されることについてはどう感じていますか。

阿部:朗読劇に挑戦するのは初めてなので、どこまでやっていいのか、まだわからない部分がありますね。 例えば走り回ったりしてもいいのかなと思っていたんですけど、演出家の岡本さんと話して、走り回ることはないよと言われました(笑)。座って読んで、あの世界観を表現するというのは、いい意味でプレッシャーですし、すごく楽しみです。やりごたえがありそうでワクワクしますし、学ぶことが多そうだなと感じています。

醍醐:わからないことだらけなので、ワクワク、ドキドキしていますね。初めてのことにチャレンジする前はいつもそうですが、いつも以上に緊張感があります。何を準備していいかは模索中なところもありますが、まずは体ごと投げ出すような気持ちで臨もうと思っています。今は現場に行く前のソワソワが抜けずに、落ち着かない気持ちですね。

阿部:二人で一緒に何が良いのかを探すのが楽しみですね、冒険です。

――今回、映画『君の名前で僕を呼んで』が、日本公開5周年を迎えるとのことですが、お二人にとって、特別な記念日はありますか。

阿部: 僕が思いつくのはクリスマスですね。一年の中で一番好きです。特に何かあるわけではなく、いつもお仕事をしているんですけど。街の雰囲気がすごく好きです。クリスマスが終わってすぐに年末ムードになって、寂しくなる感じも好きですね。

醍醐:毎年楽しみにしているのは1月1日ですね。あまりもらえなくなりましたが、もしかしたらお年玉をもらえるかなという気持ちがあるので。去年はラッキーなことにもらえました(笑)。ただ、最近は親戚の子にあげる側にもなったので、これからもあげつつも、もらえたら嬉しいですね。

――お二人がなにか習慣でされていることはありますか。

醍醐:サウナですね。今日も朝6時ぐらいから行ってきました。

阿部:僕もサウナは好きです。他に習慣的にしていることはトレーニングですね。パーソナルジムに通っています。

――では、最後に本作品を楽しみにされている方にメッセージをお願いします。

阿部:たくさんの方に愛されている作品だからこそ、作品の世界観を崩さずに、作品ファンの皆様に、より好きになってもらえるような朗読劇にしたいです。生演奏も入りますし、美術セットもすごく素敵なので、今まであまり見たことがない朗読劇になるんじゃないかなと思います。僕自身すごく楽しみですし、皆さんも楽しみにしていてください。

醍醐:原作に多くのファンの方がいる作品なので、原作の素敵な世界観は崩さないようにしたいです。でもせっかく劇場という空間で朗読劇をやらせていただくので、朗読劇だからできる表現をお客様に届けて、「原作の映画もよかったけど、この作品も面白かったね」と感じてもらえるような公演になれば最高だと思っています。

取材・文:THEATER GIRL編集部
Photo:野村雄治

スタイリスト=MASAYA(ADDICT_CASE)(醍醐)/ヘアメイク=中元美佳(醍醐)、荒木さき(ADDICT_CASE)(阿部)

インタビュー前編はこちら

イベント概要

君の名前で僕を呼んで ~5th anniversary~

原作:君の名前で僕を呼んで
脚本・演出:岡本貴也
音楽監督:土屋雄作

出演:醍醐虎汰朗、阿部顕嵐

演奏:土屋雄作、永田ジョージ、眞鍋香我

公演日時:2023年1月27日(金)~1月29(日)
会場:恵比寿ザ・ガーデンホール

内容: 
第1部:朗読劇「君の名前で僕を呼んで」

第2部:映画スペシャルトーク 醍醐虎汰朗、阿部顕嵐 司会:よしひろまさみち(映画ライター) 

チケット: 全席指定9,680円(税込) *発売中
https://l-tike.com/kimiboku5th

お問合せ:contact@808.baby

主催・企画・製作:カルチュア・エンタテインメント株式会社

© Frenesy, La Cinefacture、© Culture Entertainment Co.,Ltd.

公式サイト:https://culture-pub.jp/cmbyn-5th/
公式SNS:Twitter:@cmbyn_movie_jp

映画『君の名前で僕を呼んで』あらすじ

1983年夏、北イタリアの避暑地。17歳のエリオは、アメリカからやって来た24歳の大学院生オリヴァーと出会う。彼は大学教授の父の助手で、夏の間をエリオたち家族と暮らす。はじめは自信に満ちたオリヴァーの態度に反発を感じるエリオだったが、まるで不思議な磁石があるように、ふたりは引きつけあったり反発したり、いつしか近づいていく。やがて激しく恋に落ちるふたり。しかし夏の終わりとともにオリヴァーが去る日が近づく…。

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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