COCOON PRODUCTION 2023『パラサイト』メインビジュアルと公演情報詳細が解禁!
2023年6月より東京、大阪にて上演されるCOCOON PRODUCTION 2023『パラサイト』。この度、メインビジュアル・公演情報詳細が解禁となった。
世界の映画賞を席巻し、社会問題化している「格差社会」というテーマを描きながらも、所々に散りばめられた緻密な「伏線」や「テーマ性」が話題を呼び、サスペンス、ブラックコメディ、ヒューマンドラマなどの“ジャンルを超えた傑作”として世界各国で称賛の嵐を巻き起こした映画『パラサイト 半地下の家族』が、COCOON PRODUCTION 2023『パラサイト』として日本で舞台化。
日本版『パラサイト』の台本・演出は、映画『愛を乞う人』『焼肉ドラゴン』、舞台『泣くロミオと怒るジュリエット』などを手掛け、舞台・映画と幅広く活躍しそのパワーを遺憾なく発揮する脚本・演出家 鄭 義信が務める。
日本版『パラサイト』の舞台となるのは 90 年代の関西——。
家内手工業の靴作りで生計を立て、地上にありながら地下のように一日中陽がささないトタン屋根の集落で細々と暮らす金田一家。物語の中心となるそんな金田一家の主・金田文平を演じるのは古田新太。身分を偽造し、高台の豪邸に住む永井家の家庭教師としてアルバイトを始める文平の息子・純平を、宮沢氷魚、同じく永井家にアートセラピー教師として取り入る純平の妹・美姫には、伊藤沙莉、美姫に続いて家政婦として雇われる文平の妻・福子を、江口のりこが務める。
そして、金田一家とは対照的に高台の豪邸で暮らし、次第に金田家に<寄生>されていく永井家の主人で、実業家として成功しつつも中身はまるで“土建屋の親父”・永井慎太郎に山内圭哉、美しく品もあるが天然な側面も持ち合わせる“奥様”・千代子を、真木よう子、その娘・繭子を、恒松祐里が演じる。
さらに、永井一家の家政婦を務める安田玉子にはキムラ緑子、舞台『パラサイト』オリジナルの登場人物をみのすけと、個性と実力を兼ね備えた魅力的なキャストの共演が実現した。
原作である映画『パラサイト 半地下の家族』のビジュアルも彷彿とさせ、嵐の前の静けさとでも言うべきどこか不穏な雰囲気を纏いながらも、金田家、永井家とその家政婦らが一堂に会し微笑む、まるで家族写真のようなビジュアルが完成した。
舞台『パラサイト』ストーリー
堤防の下にあるトタン屋根の集落。川の水位より低く一日中陽がささず、地上にありながら地下のような土地で金田文平(古田新太)の家族は家内手工業の靴作りで生計を立てて暮らしている。
一方対照的な高台にある豪邸では、永井慎太郎(山内圭哉)、妻の千代子(真木よう子)、娘の繭子(恒松祐里)、引きこもりの息子健太郎がベテラン家政婦の安田玉子(キムラ緑子)とともに暮らしている。文平の息子の純平(宮沢氷魚)は妹の美姫(伊藤沙莉)が偽造した大学の在籍証明を利用し、繭子の家庭教師としてアルバイトを始める。息子の健太郎のアートセラピーの教師として、美姫が、慎太郎の運転手や玉子がクビになるように仕向け、その後釜に、文平と妻の福子(江口のりこ)が、と一家は永井家に寄生していく・・・。
公演概要
COCOON PRODUCTION 2023『パラサイト』
原作 映画『パラサイト 半地下の家族』
台本・演出 鄭 義信
出演:
古田新太、宮沢氷魚、伊藤沙莉、江口のりこ
キムラ緑子、みのすけ/山内圭哉、恒松祐里、真木よう子
青山達三、山口森広/田鍋謙一郎、五味良介、丸山英彦、山村涼子、長南洸生、仲城 綾、金井美樹
【東京公演】
公演期間: 2023 年 6 月 5 日(月)~7 月 2 日(日)
会場: THEATER MILANO-Za (東急歌舞伎町タワー6 階)
【大阪公演】
公演期間: 2023 年 7 月 7 日(金)~17 日(月・祝)
会場: 大阪・新歌舞伎座
公式 Twitter : @parasite_stage
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