新藤晴一（ポルノグラフィティ）プロデュース。a new musical「ヴァグラント」ビジュアルが解禁！　Hibiya Festival2023にてパフォーマンスも披露　

2023.05.02

THEATER

2023年8月19日(土)～31日(木)東京・明治座、9月15日(金)～18日(月・祝)大阪・新歌舞伎座にてa new musical『ヴァグラント』を上演される。そして、この度大正浪漫な雰囲気あふれるビジュアルが解禁された。

本作品は、ポルノグラフィティのギタリスト新藤晴一が初めて手掛けるオリジナルミュージカル作品。新藤はポルノグラフィティの楽曲の歌詞の多くを手がけ、自身以外のアーティストへの歌詞提供を手がける他、音楽の枠を超えて小説を２作出版するなど、言葉を使ったクリエイティブの才能が高く評価されている。

コロナ禍の最中に脚本・演出の板垣恭一と共に1年以上かけてプロットや脚本を練り上げてきた。歌詞と音楽で世代を問わず人気を集めてきた新藤が＜プロデュース・原案・作詞・作曲＞とゼロから立ち上げる日本発のオリジナルミュージカルに期待が高まる。

先日公開されたティーザー映像で、新藤作曲のインスト楽曲とともに、大正時代の作品であることや、一部の登場人物が明かされていた今作だが、この度、全キャスト及び、配役と、キャラクタービジュアルも公開された。個性豊な俳優陣が集結し、物語を彩り、本作を盛り上げる。

さらに、4月30日(日)に行われた「 NESPRESSO presents Hibiya Festival2023 」にてa new musical『ヴァグラント』劇中歌が初披露された。当日は、平間壮一、廣野凌大、小南満佑子、山口乃々華、水田航生、美弥るりかがパフォーマンスを披露し、さらにトークゲストとしてプロデューサーでもある新藤晴一も登場した。

Hibiya Festival2023 写真

ティザー映像

あらすじ

時は大正。
佐之助(平間壮一/廣野凌大〈ダブルキャスト〉)と姉貴分の桃風（美弥るりか）は、”マレビト”と呼ばれる芸能の民で、めでたいことや不吉なことがあった場所に赴き、歌や踊りを披露していた。マレビトの仕事は「ヒト様の人生に区切りをつける」こと。それゆえ「ヒト様」と安易に接触することを禁じられている。しかし「ヒトの正体」を知りたい佐之助は、新社長の就任式で招かれた炭鉱の街で、幼い頃から炭鉱のムラで育ってきた幼馴染の政則(水田航生)、譲治(上口耕平)、トキ子(小南満佑子/山口乃々華〈ダブルキャスト〉)と遭遇したことで、彼らに興味を持ち、ことあるごとに近づこうとする。

それぞれの事情を抱え、背負う運命に苦しむ幼馴染３人と、マレビトとして生きるために「人の正体」を見極めようとする佐之助の運命が交錯したとき、米騒動という市民運動の影響を受け大きく揺れるこのヤマで、多くの坑夫たちを巻き込んだ騒動が発生する。

悪い過去が暴かれ、今を見失い、未来がおびやかされても、ヒトは戦い続けることが出来るのか。
100年前の日本をメタファーに、彷徨う(=ヴァグラント)ものたちを描くオリジナル・ミュージカル。