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渡辺翔太(Snow Man)主演、チャンプ役 森本慎太郎(SixTONES)。『DREAM BOYS』製作発表レポート!

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2023年9月9日(土)より帝国劇場にて上演される『DREAM BOYS』。

2004年1月の滝沢秀明主演による初演以来、若々しく、パフォーマンス力を備えた二十代のジャニーズのタレントによって、大切に演じ継がれてきた『DREAM BOYS』。

20年目を迎える今回の公演で、過去に出演経験があり思い入れが深い渡辺翔太(Snow Man)、森本慎太郎(SixTONES)がこのたび満を持しての新生『DREAM BOYS』に出演する。

今回は、 渡辺翔太 、 森本慎太郎の二人が登壇した製作発表の様子お届けする。

まずは二人から挨拶があり、主演のSnow Man 渡辺翔太は「慎太郎と一緒に『DREAM BOYS』を全力で 盛り上げていきたいと思いますので、皆さん応援よろしくお願いします」と意気込み、チャンプ役のSixTONES 森本慎太郎は「私事ですが、天気が良かったので、先ほど外を散歩してました。なので、私の心も晴れ模様ということで、本日は楽しみたいなと思います」と茶目っ気を見せる。

その後、記者から質問が寄せられ、演出の堂本光一から具体的にどのようにオファーがあったかとの質問に、渡辺は「実は最初にお話をいただいた時に、一度お断りをさせていただいたんです。『DREAM BOYS』という舞台は、ジャニーズの歴史ある舞台で、さらに帝国劇場という歴史あるステージに立つのが僕でいいのか不安があった」と話し、 「なにわ男子はどうですか?」と光一に提案したという意外なエピソードも飛び出した。ただ、後日光一より「渡辺がいいんだ」いう言葉があり、もう一度アプローチしてくれたことに心を打たれ、さらにSnow Manメンバーの目黒蓮にも相談したところ、「渡辺ならできるよ」という言葉をもらい、出演を決意したと経緯を語った。

森本は「実は僕も一度お断りをしているんです。 回数は少ないけど SixTONESとSnow Manで、『少年たち』という舞台を日生劇場でやらせていただいたり、舞台に立ってきた経験はありますが、やっぱり帝国劇場のステージに立つにはまだ経験不足ではないかと感じた」と話し、僕も『なにわ男子の藤原丈一郎がいいんじゃないか』と渡辺と同じく、なにわ男子のメンバーを光一に推薦していたことを明かした。その後、さらに光一から、「森本と渡辺がいいんだよね」と再度アプローチがあり、SixTONESのメンバーに相談したところ、『しょっぴーと慎太郎のドリボを見たい』という声があり、「見たいと言ってくれる人がいるなら、ステージに立ってもいいのかもしれないと自分の中で思えるようになった」と出演へのエピソードを明かした。

会見でも仲の良さが出ている二人にお互いの印象を聞くと、渡辺は「彼は表では、面白くて陽気な人柄だと思うんですけど、でもその裏でバラエティーやお芝居と、すごくマルチにいろいろやっている、一見、ふざけている人ほど根は真面目だと思うので、慎太郎のことはギャップのある人だと思っています」と語り

森本は「会見前に袖でスタンバイしてるときに、しょっぴーが『めちゃめちゃ緊張する』って言ってたんですけど、ステージに立ったらちゃんとドシッと構えていて、裏では小心者な感じを見せますけど、実は男らしい一面もしっかりあって。テレビだと、いじられていたり、ちょっと抜けている部分があったりするんですけど、二人でご飯を食べに行くと、すごく頼りになる兄貴的な存在なので、好きですし尊敬してます」とそれぞれ信頼を見せた。

今の時点で、この作品にどんな新しい風を吹かせたいかという問いに渡辺は「昔から『DREAM BOYS』という舞台は、いろんな先輩たちがやられていて、中身や演出も変わっていったりする中で、ここ数年、光一さんが演出をされるようになって、また一味変わった『DREAM BOYS』に、なっていると感じています。そんな中で、今年、僕と慎太郎がやるということで、新しい風を吹かすというよりは、少し遡って、光一さんの前の『DREAM BOYS』の要素をちょっと取り入れて、ザ・ジャニーズの演出と、光一さんの演出の融合ができたらいいなと思っています。それを光一さんに提案案してみようかなと思っているところです」と

森本は「SixTONESとSnow Manは一緒の日にデビューしたので、対なイメージがあると思うんですが、それだけじゃなく、しっかりと仲の良いところもちゃんと描けたらと思います」とそれぞれ語った。

錚々たるメンバーから今回主役を受け継ぐことについて、渡辺は「いろいろな先輩や同世代の仲間たちがやってると思うと、やっぱりプレッシャーは少し感じます。帝国劇場は、先輩のサポートやバックで立たせていただいた印象がほとんどなので、僕たち二人がメインを張ることに関しては、本当にプレッシャーです。ただ、Jr.時代が長かったので、それを考えると人生って何があるかわからないなって。過去の自分に『DREAM BOYS』の主役をやるよと言ってあげたいくらい、自分の中ではエモい展開だと思ってます」と感慨深く語った。

さらに、歴代の主演キャストの中でここは1番だと感じることについて「美意識じゃないでしょうか(笑)。やっぱりボクシングのシーンって、脱ぐじゃないですか。そういう時に、肌のもちもち感とか(笑)。 なかなかハードルの高い先輩たちばかりなので、そういう違ったアプローチで頑張っていこうかなと思います」と話すと、すかさず森本から「でも、皆さん肌すべすべよ」とツッコミが。渡辺は、「初日とかゲネ前に、ちゃんとアカスリとかに行こうと思ってます(笑)」と話し、会場は和やかな空気に包まれた。

前回公演ではSixTONESのメンバー田中樹がチャンプ役を務めたが、「負けられないと思うこと」について森本は「やっぱり声量ですね。声がデカいのでそこは負けていないのと、今回、最初で最後だと思う気持ちでステージに立とうと思っているので、一公演にかける思いは負けてないと思います」と語り、

田中のチャンプ役ですごいと感じたところは「樹はがなり声っていうんですかね、 喉に負担をかける発生方法でステージに立っていて。それをずっと枯らさずにやり続けているのはすごいと思いました。それと、気の強いところと弱いところを見せる瞬間の落差がすごかったのをよく覚えています」とリスペクトを見せた。

最後に、公演を楽しみにしている方へ向けて、森本から「僕と渡辺翔太の二人が出せる空気感と、二人だからこそできるお芝居があると思うので、稽古を積んで自分たちらしい『DREAM BOYS』にできたらと思います。これが最初で最後という気持ちで臨もうと思うので、 この作品にかける思いを受け取っていただけるように、精一杯務めていきたいです」と語られ、

さらに渡辺から「『DREAM BOYS』は、 今まで様々な方が演じられてきて、 最近は風磨と樹だったり、いろんな方のイメージがついてると思います。 変わってしまって悲しいと思う方もいるとは思いますが、ジャニーズ舞台はどんどん進化していくんだというのを僕と慎太郎で見せたいです。観に来てくださる方に後悔させない舞台作りを二人でしていきたいと思っているので、期待していてください」と意気込みが述べられ、製作発表は終了した。

文・撮影:THEATER GIRL編集部

公演概要

『DREAM BOYS』

演出 堂本光一

渡辺翔太(Snow Man)
森本慎太郎(SixTONES)

7 MEN 侍(中村嶺亜 本髙克樹 菅田琳寧 佐々木大光 今野大輝 矢花黎)
少年忍者(ヴァサイェガ渉 川﨑皇輝 北川拓実 織山尚大 黒田光輝
安嶋秀生 内村颯太 深田竜生 元木湧 檜山光成 青木滉平 豊田陸人)
紫吹 淳 鳳 蘭

2023年9月9日(土)~28日(木) 帝国劇場

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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