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方南ぐみ企画公演「あたっくNO.1」上演決定! 出演キャストも解禁

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2023年9月22日(金)~10月1日(日)に俳優座劇場にて、方南ぐみ主催、舞台『あたっくNO.1』の上演が決定した。

本作は、2001年に初演、その後、幾度も再演を行い、その度に多くの感動をよぶ伝説の作品。また方南ぐみの主催公演だけでなく、劇団EXILEが同作の公演を行うなど、高い評価を受けている作品だ。コロナ禍では、読み聞かせという形でも上演を行っていたが、今年は満を持しての舞台上演となる。

作・演出を務めるのは、劇団旗揚げから現在まで「方南ぐみ」企画公演作品の作・演出を全て手掛けてきた樫田正剛。映画、ドラマの脚本をはじめ、作詞家でもあり漫画原作、小説家として幅広く活動する樫田が伯父の日記を手にしたことがきっかけで、この物語を執筆することになった。

真珠湾攻撃に向かう潜水艦イ18号の艦内で綴った日記、そこには青春がつまっていた。物語は戦争だが、この時代背景を忘れてしまうほど、潜水艦イ18号乗組員たちはイキイキとしている。冗談が好きで、負けず嫌いでライバル心が強く、人を思い、スケベで、笑って笑って号泣して、そして心温まるストーリーとなっている。

ーー「あたっくNo.1」の稽古は極限状態になるまで追い込まれる、過去出演者たちは口々にそう言った。そしてやり遂げたときの達成感は他で味わえない爽快感だとも言う。そんな現場を知ってか知らずか11人の男たちが集まった。

この作品を最後に役者人生を終えると断言してる永岡卓也、バイプレーヤーとして多数の話題作に出演をし「あたっく」経験者の朝倉伸二と水谷あつし、自分を鍛えたいと強い信念を抱いて売り込んできた牧田哲也、過去の樫田作品に出演後に「悔しいぃぃー」と叫んだ負けず嫌いな上田堪大、方南ぐみ常連キャストの横尾瑠尉も毎度毎度「悔しいぃぃ」と絶叫する男である。2.5次元舞台、ストレートプレイでの活躍めざましい安西慎太郎、小松準弥、山田ジェームス武。ダンスボーカルユニット「原因は自分にある。」メンバーの吉澤要人、「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」を経て初めて舞台に立つ別府由来が出演する。

作・演出 樫田正剛(方南ぐみ)コメント 

この作品に出逢って僕の人生観は変わったと言っても過言ではありません。
それは2001年のことでした。仕事でつまずいた僕に母親が「海軍の伯父さんの日記」を読めと言ってきた。だが戦死をした人の日記を読む気持ちにはどうしてもなれなかった。苦しいとか辛いとか書いているんだろうな、と思いながらページを開いた。海軍の伯父が潜水艦乗組員ということをはじめて知り、その潜水艦が真珠湾攻撃に向かっていたことに驚き、勝つ気満々の文字にも驚いた。その潜水艦には特殊潜航艇という二人乗りの潜水艦を搭載してることを知った。はじめて目にした6文字。僕は図書館で資料を読み漁りながら伯父が乗艦していた潜水艦イ18号が、日本の命運を背負って真珠湾に向かっていたことを知りました。僕の胸はドキドキと興味に支配され、ついには広島県江田島にある海軍兵学校跡地(現・海上自衛隊、第1術科学校)、彼らが秘密の合宿をしていた愛媛県の旅館に出かけ、そこに保管されていた当時の乗組員たちの写真を見たとき、訓練後の風呂上がりの満面の笑顔を見たときに、この人たちの青春を描きたいと思ったのです。
タイトルは攻撃一番手を意識して「あたっくNo.1」と名付け、バレーボール物語と勘違いして飛び込んでくれるお客さんを期待したことを告白します。その後、幾度となく再演を繰り返すことになるとは想像もしていなかったので、タイトルにもう少しこだわれば良かったと反省もしましたが、過去出演者、スタッフ、観劇のお客さんたちから「あたっく最高」「あたっく、次はいつ」「あたっくと出会って元気になった」と「あたっく」が浸透してることが何よりも嬉しいです。
僕自身、この物語を知って、愚痴をこぼすことを嫌うようになった。好きな仕事をしてるのに、そんなことを言ったら、昭和16年の「あたっく」乗組員たちに怒られるからです。出演者も観劇者も「明日から、いや今から俄然生きるぞ」と感じてもらえる絶対的自信を持って幕を開けられる作品です。
彼らの青春に負けないように日1日を精一杯生きています。

あらすじ

昭和16年。冬。広島県呉軍港に集合した男たちは、目的も行き先も告げられず潜水艦イ18号に乗艦し、祖国を離れた。
出航後の艦内で行き先と目的を知らされた。
行き先は「ハワイ真珠湾」。目的は「戦争」。
そのとき男たちは「敵に不足なし」と叫んだ。
勝つ気なのだ。潜水艦イ18号には特殊潜航艇と呼称される二人乗りの小さな潜水艦が搭載されていた。

戦争とはなにか。人生とはなにか。祖国とはなにか。
男たちの青春グラフティーが潜水艦の中で繰り広げられる。

公演概要

方南ぐみ企画公演「あたっくNO.1」

公演日: 2023年9月22日(金)〜10月1日(日)
会場: 俳優座劇場(〒106-0032 東京都港区六本木4-9-2)

脚本・演出: 樫田正剛

出演:
朝倉伸二 安西慎太郎 上田堪大 小松準弥 永岡卓也 別府由来 牧田哲也 
水谷あつし 山田ジェームス武 横尾瑠尉 吉澤要人(原因は自分にある。)
※五十音順

企画・製作・主催: 方南ぐみ

チケット:
一般 : 8,000円 U-18チケット:4,000円
※全席指定・税込 未就学児童入場不可
※U-18チケットは観劇時に18歳以下対象、当日身分証明書をご提示ください。
※U-18チケットは販売枚数の限りがございます。売切次第受付終了となります。
※U-18チケットは一般販売より販売を開始いたします。

先行発売: 出演者先行:8月9日(水)10:00〜8月16日(水)23:59(抽選受付)
一般発売: 8月26日(土)10:00〜  
チケット取り扱い: カンフェティ http://confetti-web.com/attack_no1
 0120-240-540(平日 10:00~18:00)

お問い合わせ:
カンフェティチケットセンター
0120-240-540 (平日10:00〜18:00)

方南ぐみ公式SNS
公式HP: http://hounangumi.net/ 
公式twitter: https://twitter.com/hounan_gumi
公式instagram: https://www.instagram.com/hounan_gumi/
公式TikTok: https://www.tiktok.com/@hounangumi

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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