古田新太、阿部サダヲら出演。Yellow⚡新感線『月影花之丞大逆転』ビジュアルが解禁！

2021.01.12

THEATER

2月26日より東京公演を皮切りに上演される2021年劇団☆新感線41周年春興行 Yellow ⚡ 新感線『月影花之丞大逆転』。この度、ビジュアルが解禁された。

劇団☆新感線の公演は、出演者、スタッフ合わせ100人規模のカンパニーで作品を創り上げられているが、コロナ禍での劇団公演について日々模索する中で、“デキない”ことを悩むのではなく、「密にならない、短い上演時間で、新感線らしい、観たお客様が元気になる作品」を創るべく、名付けて“Yellow ⚡新感線”として発進した。

JR新幹線を安全に走行させるために点検や診断を行う黄色い新幹線であり、走行の希少さから、見た人は幸福になるとも言われている、ドクター・イエローから着想を得て、コロナ禍でも劇団☆新感線を求めてくれるお客様へ笑顔を届けるべく、そしていつかこれまで通りの大規模な公演ができる日に向けて、まずは“Yellow ⚡新感線”として走り出す。

そして上演する内容は新感線らしく笑いにあふれる作品にしたいという想いから、1996年、2003年に上演された『花の紅天狗』のスピンオフ作品を座付き作家の中島かずきが急遽書き下ろし。かつて木野花が演じた爆発的なテンションの月影花之丞が再び登場し、いのうえ演出の王道、歌あり、笑いあり、強烈キャラ満載のネタもの的な、楽しくスカッと元気になる作品となっている。

強烈なキャラクターが暴れ回るにあたって、キャラクター同様に強烈で豪華なキャストが結集した今作。そんなキャスト全員の姿を収めた、痛快なビジュアルが解禁された。ビジュアルコンセプトは、「劇団月影花之丞が上演してきた人気公演のキャラクターに扮した劇団員たち」。

それぞれの作品＆キャラクターは劇団月影オリジナルではあるが、懐かしの名作や人気の作品への愛あふれるリスペクトの数々となっている。

あらすじ

あの『紅天狗』から18年!　月影花之丞が帰ってきた!
「すべての道は芝居に通ず!」という、劇団月影花之丞・座長<月影花之丞(つきかげはなのじょう)／木野花>の号令一下、今日もその稽古場はむせかえるような熱気に満ちていた!
芝居に己をぶつけるのは、ベテランの風格あふれる<塾頭剛太郎(じゅくとうごうたろう)／古田新太>、ワケありの元トップ女優・<水林星美(みずばやしほしみ)／西野七瀬>、大口契約ほしさに稽古に参加する保険外交員の<東影郎(ひがしかげろう)／阿部サダヲ>といった面々!
そして、この一座に潜入しようとする一人の男が。インターポール極東支部捜査官の<モスコウィッツ北見(きたみ)／浜中文一>である!
劇団員の塾頭が国際的な殺し屋“イレイザー”という秘密情報をキャッチした北見は、インターポール魂にかけて暗殺を阻止、“イレイザー”を逮捕せんと入団希望を装い、首尾よくオーディションに合格、潜入に成功した!
出自も演じる理由もバラバラな役者たちによる、熱く激しい稽古!　それぞれの思惑が交錯する中、迫りくる本番初日!
そして、水面下で進行する暗殺計画が全貌を現したその時、歴史の闇に埋もれた一大プロジェクトが甦るのだった……ッ！！！！