平間壮一、林 翔太、東 啓介、阪本奨悟ら出演。Broadway Musical「IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ」東京公演が開幕! 取材会・公開ゲネプロレポート
3月27日(土)のプレビュー公演を皮切りに上演中のBroadway Musical「IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ」。この度、4月17日(土)より東京・TBS赤坂ACTシアターにて東京公演が開幕した。今回は、取材会と公開ゲネプロの様子をお届けする。
キャストコメント
Micro[Def Tech]
ダブルキャストでウスナビという役を演じさせていただきます。7年前の初演もあるんですが、今回は全く違うものに生まれ変わった「IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ」です。サウンドも台本の中身もそうですけど、本当に全て刷新して、これが本当の「IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ」だと僕は確信しています。今日、東京公演を迎えられたことがとにかく嬉しく、そして僕は今日は客席で本当のウスナビを観られるので楽しみにしています。
平間壮一
「IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ」のキャストの魅力といえば、演じている本人たちが無理なくそのキャラになれているところが俺はすごい素敵なところだなと思っていて。本当にこの瞬間、舞台上でワシントンハイツの住民たちのような感覚に自分自身がなるんですよね。信頼度も高いですし、このカンパニーが、ただ仲が良いだけじゃなくて、一人ひとり尊敬するところを持ってやれているところがこの作品の魅力なんじゃないかと思っています。
林 翔太
僕は今回初めてダブルキャストというのをやらせてもらいまして。ベニーという役をやらせていただいているのですが、人種差別やいろいろある障害を乗り越えながら自分の夢をかなえるために、頑張って努力している青年を演じさせていただいています。このご時世でなかなか劇場に来ることも難しかったりすると思いますが、来てくださった皆様に何か感じていただけるように、カンパニー一丸となって頑張っているので、受け取っていただけたらなと思います。
東 啓介
僕もベニーという役を演じるのですが、このワシントンハイツの中で唯一の黒人ということで。僕らが演じるとそれがなかなか伝わりづらいのかなと思うのですが、それを僕と林くんで信頼の上なり、歌の力なりで届けていきたいと思っています。ワシントンハイツの中での仲間感みたいなものも見られるのではと思いますし、今回ダブルキャストということで、地方公演では2パターンしかなかったものが、東京公演では4パターンになって、また新たな「IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ」が見られるんじゃないかなと思っています。千穐楽まで無事に走りきることが、このご時世の中で本当に大変なことだと思っていますが、皆様の力、そして僕らの力で乗り越えられればと思いますので、応援のほど、何卒よろしくお願いいたします。
田村芽実
聴くだけでノレる音楽だったり、とても明るい楽曲がたくさんあって、さらに登場人物もとても個性豊かなのですが、それだけではなくて登場人物一人ひとりがそれぞれの悩みや葛藤を抱えていて、しかもそれから逃げることなく、自分自身の悩みや葛藤と真正面から向き合っている。そんな懸命に生きている姿がこの作品で描かれていると思うので、そういったエネルギーを感じていただけたらいいなと思います。さっきもお話に出たんですが、今作ではダブルキャストの方がいらっしゃって、役者さんが変わるだけで本当に舞台上の空気全体が毎公演毎公演変わるので、舞台に立っていてライブをしてるなっていう感覚があります。なので、お客様にも一度とは言わず二度三度と、来ていただければ来ていただくほど楽しめる作品なんじゃないかなと思っています。
石田ニコル
「IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ」に関われたことは、私にとってもすごく大きく嬉しいことであり、こうやって無事にこのカンパニーで東京公演を迎えられて、またこうやってみんなでステージに立てたことをすごく嬉しく思っています。みんなでつくるこの「IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ」を観に来てくださるお客様一人ひとりの心に最後まで届けていけたらいいなと思っています。
阪本奨悟
稽古から約2ヶ月やってきましたが、地方公演を回らせていただいて、すごくチーム感というかキャストの皆さんと一緒にステージに立つ居心地みたいなものがすごく良くて、本当に伸び伸びとやらせていただいている感じです。だからこそ、このご時世で観に来ていただいたお客様に、このホーム感と言いますか、温かさみたいなものがすごく届いてほしいなという思いでいます。そして僕自身、もっともっとより磨きをかけて、より良いものをお客様に届けられるように、千穐楽まで駆け抜けていきたいなと思っております。
舞台写真
文、撮影:THEATER GIRL編集部
ストーリー
マンハッタン北西部、移民が多く住む町ワシントンハイツ。ドミニカ系移民のウスナビは両親の遺した商品雑貨店を守りながらドミニカで暮らす事を夢見ている。タクシー会社で働くベニーは、経営者夫妻の娘ニーナに想いを寄せている。ハイツの希望の星として名門大学に進学したニーナは、ある秘密を抱えて帰ってきた。ウスナビが恋心を寄せるヴァネッサはダニエラの経営するヘアサロンで働きながらハイツの外の世界に憧れている。
そんな中、皆から慕われているアブエラに奇跡が起きる!狂喜乱舞する住人達。しかし予想もしなかった混乱と不安が突然ハイツを襲う。
ウスナビとヴァネッサ、ベニーとニーナの恋の行方は?ハイツの未来は? 大切にしたい自分の居場所はどこにあるのか―。
公演概要
Broadway Musical「IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ」
【プレビュー公演・鎌倉】
日程:3月27日(土)、28日(日)
会場:鎌倉芸術館 大ホール
【大阪公演】
日程:4月3日(土)、4日(日)
会場:オリックス劇場
【名古屋公演】
日程:4月7日(水)、8日(木)
会場:日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
【東京公演】
日程:4月17日(土)~4月28日(水)
会場:TBS赤坂ACTシアター
原案・作詞・作曲:リン=マニュエル・ミランダ
脚本:キアラ・アレグリア・ウデス
演出・振付:TETSUHARU
翻訳・訳詞:吉川 徹
歌詞:KREVA
音楽監督:岩崎 廉
【CAST】
ウスナビ:Micro[Def Tech]/平間壮一(Wキャスト)
ベニー:林 翔太/東 啓介(Wキャスト)
ニーナ:田村芽実
ヴァネッサ:石田ニコル
ソニー:阪本奨悟
ダニエラ:エリアンナ
カーラ:青野紗穂
ピラグア・ガイ:エリック・フクサキ
グラフィティ・ピート:山野 光
ケヴィン・ロザリオ:戸井勝海
カミラ・ロザリオ:未来優希
アブエラ・クラウディア:田中利花
《ハイツの人々》菅谷真理恵 ダンドイ舞莉花 SATOKO MORI 戸塚 慎 ICHI TokoLefty 東間一貴 加藤さや香
【MUSICIAN】
ピアノ・コンダクター:阿部篤志 キーボード:伊東麻奈 ギター:齋藤隆広/渡辺具義
ベース:山口健一郎 ドラム:赤迫翔太 パーカッション:一丸聡子
リード:金山 徹 トランペット:田沼慶紀/大泊久栄 トロンボーン:古橋孝之石井 弦
製作:アミューズ、シーエイティプロデュース、ぴあ
公式サイト:https://intheheights.jp/
公式Twitter:@intheheightsjp