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京本大我(SixTONES)、咲妃みゆ、松岡広大、加藤清史郎ら出演。ミュージカル『ニュージーズ』開幕! ゲネプロ&初日カーテンコールレポート

REPORT

初日カーテンコールレポート

京本:素敵な拍手をありがとうございます! 本日はありがとうございました。昨年の中止から一年半お待たせしてしまい、僕たちももどかしい思いをしてきたのですが、報われたといいますか、まず初日の幕を開けられたことが何よりも嬉しく思います。

僕たちカンパニー全員、そしてスタッフの皆さん含め、一人ひとりがどれだけ『ニュージーズ』を愛しているか、初日を終えてその愛がお客さまに届いたのではないかなと感じています。ここから長丁場になっていきますが、誰一人欠けることなく最後まで和気あいあいとした、エネルギッシュでパワフルなこのカンパニーで、スタッフさんと一緒に突っ走っていきたいと思いますので、応援のほど宜しくお願いいたします。

(盛大な拍手)

京本:いやー、嬉しいですね。こんなに拍手がね。ありがとうございます。観ていただいて分かる通り、僕たちめちゃくちゃ動いていたり、台詞もたくさんあったり、みんないろんな気持ちを抱えて、大変な思いをしながらきっとステージに立っていまして。そんな中で一番大変だったといっても過言ではない方をお呼びしたいと思います。いいんですよね? いらっしゃいますよね? 演出家の小池修一郎さんです!

(センターに小池さんが登場する)

小池:レスがいたところに本当はいたのですが、遅い時間なのでレスが帰りました。ちょっと残念ではございますけれども……。

改めて『ニュージーズ』のカンパニーとして、紹介しましょう。“ニュージーズ”のメンバーです。どうぞ前へ。

( “ニュージーズ”が前に来て、拍手に包まれる)

小池:無事に終わってスタッフたちも一瞬緊張が緩んでいるところだと思います。一年半の延期ということでどうなることかと思いましたが、これはもう時の運というものがありますけれども、京本大我はすごい持ってるのだと思います。去年やったとしても、多分そのときより数倍上手いと思います。歌も演技も今日皆さんご覧になっていただいて分かるように堂々たるもので、正直ここまでやれるようになるとは思いませんでした。

今日ちょっと思ったのが、2014年にミュージカル『エリザベート』のルドルフ役を探しているとき、ジャニー喜多川さんにご相談したら「一人送ります」ということで送ってくださって。オーディションをして「歌えるからいけるかな」と思ったのですが、それにしてもこういう日が来るとは夢に描いておりましたが、実際に実現したのだと思うと本当にこんなに嬉しいことはありません。今日のこの舞台、天国のジャニーさんも観てくださっているのではないかなと思い、感謝の意を捧げたいです。本当にありがとうございました。

そしてこの素晴らしいメンバー、そして“ニュージーズ”のメンバーも、少し去年と変わった方もいらっしゃいますが、それでもみんな一丸となって頑張ってきました。PCR検査を繰り返し、みんな緊張したといいますか、大変ストイックな時間を過ごして、今日という日を迎えたと思います。

さらにこの一週間でなんと台風と地震が両方ございましたし、みんなも本当に雨にも負けず風にも負けず頑張っているのですが、少し大きな災害だったらどうなるのかなと。コロナにもそういった災害にも乗り越えるといいますか、それに耐えてまたいつか打ち勝っていくという強い精神を私たちは多分この一、二年で身に付けているのではないかなと思います。

そしてそれを体現してくれているのが彼らです。なので、本当に皆さんまだまだ不自由な日々が続くと思うのですが、そういう日々の糧として、生きるエネルギーの中にこの私たちの舞台が力になってくれたらと心から願っております。

忘れておりました、松平さんと咲妃さんに一言ずついただきたくて。まず咲妃さんからどうぞ。

咲妃:本日は初日の舞台をご観劇くださいまして、ありがとうございました。千穐楽まで誰一人欠けることなく、そしてお客さまにお楽しみいただける舞台をお届けすべく精進してまいります。今日のこの日をずっと忘れません! 本当にありがとうございました。

松平:今日はありがとうございます。この大我くんという素晴らしいリーダーにくわえて、“ニュージーズ”のパワーと情熱が溢れる姿を間近で見させていただきました。私自身もエネルギーをいっぱいいただいております。またその勢いで最後までこの役をやり遂げたいと思っております。どうもありがとうございました。

小池:最後にもう一発。

京本:もう一度ですか(笑)?

小池:「本日はありがとうございました」の前に何か言って。

京本:リハーサルじゃないのに(笑)。ダメ出しみたいに言わないでください(笑)。

小池:皆さまに、皆さまに。

京本:配信とかいろんな形もあると思いますが、こうやってお客さまに劇場に来ていただいて初日を迎えられたことが何よりも嬉しいです。ゆうみさんがおっしゃったように、本当に僕も忘れられない一日となりました。ある意味、心の中が空っぽになってしまったくらい喪失感とか、中止になってしまってからいろんな思いがあったのですが、こうしてまたミュージカルの世界に小池先生と一緒に僕もスタートできました。これからも突っ走って、いろいろ吸収して勉強して、みなさんからもたくさん学ばせていただいて、最後までこの『ニュージーズ』をしっかり大成功させて、皆さまの記憶に残る作品にしていきたいなと思います。(後ろを振り返って)なので、明日からも大変ですけれどもお願いします。

何より皆さまの応援があってこそだと思うので、この『ニュージーズ』を愛していただけるように僕たちも頑張ります。これからも宜しくお願いします。本日はありがとうございました。

(再度、京本さんが登場)

京本:皆さん声が出せなかったり、いろんなフラストレーションがあると思いますけれども、拍手だけでもめちゃくちゃ伝わるので、また観に来ていただける方だったり、他の舞台でも観劇される方だったり、たくさん拍手を送ってあげてほしいなと思います。僕たちもそれで「今日も一日頑張れた、明日も一日頑張ろう」と思えるので、どうかこれからも温かい拍手を……僕たちがいいお芝居ができたときだけぜひお願いいたします(笑)。本日はありがとうございました。規制退場に従って、お気を付けてお帰りください。

文:矢内あや

公演概要

ミュージカル『ニュージーズ』

作曲:アラン・メンケン

作詞:ジャック・フェルドマン

脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン

演出・日本語訳・訳詞:小池修一郎(宝塚歌劇団)

出演:
京本大我(SixTONES)
咲妃みゆ 松岡広大 加藤清史郎
霧矢大夢 松平健
ほか

【東京公演】
2021年10月9日(土)~10月30日(土)
日生劇場

【大阪公演】
2021年11月11日(木)~11月17日(水)
梅田芸術劇場メインホール

公式サイト:https://www.tohostage.com/newsies/

製作:東宝/TBS

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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