小林親弘インタビュー 舞台『擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD ~陽いづる雪月花編~』 「組織のボスとしてミステリアスさを大事にしたい」(前編)
INTERVIEW
――アニメ版と舞台版の演じ分けはどのように考えていらっしゃいますか?
やはり距離感ですかね? 『擾乱』のアニメはそれこそ実写っぽいといいますか、ガンマイクといって、普段のスタンドマイクではなく実写に近いマイクで収録したので、空気のかすれる音とかも乗せていたんです。マイクとの距離感が近めなので、それを意識して今までみんな作ってきたと思います。明治座だと最前列のお客さまと1メートル以上は距離が空くので、その距離感でも客席にいるお客さまに届くようにみんな変えていくのかなと。一番はやはり距離感の違いが大きいですね。
――お稽古がまだこれからなので、実際分からないことのほうが多いですよね。(取材時)
そうですね。実感としてはまだ落ちていないところもありますが、距離感が大事になってくるのではないかなと思っています。