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雛形あきこインタビュー ミュージカル『ハウ・トゥー・サクシード』 「今回のヘディは少しお姉さんらしい雰囲気になりそうな予感」(前編)

INTERVIEW

――雛形さんは前回に引き続き、ヘディ・ラ・ルー役を演じられますが、演じるにあたって前回と役への取り組み方に違いなどはありますか?

基本的な性格に変わりはないのですが、新しいキャストの方がいることでそれに伴って私にも変化があると思います。

今回ローズマリー役の唯月ふうかさんに比べたら、ヘディは少しお姉さんらしい雰囲気になるかもしれません。去年はセクシーでありながらも少女らしさも残して演じていたのですが、相手役がより若い方になることで「どういうヘディになるのかな?」、「少し大人っぽくしてみるのかな?」など考えながら役作りしていきたいと思っています。ヘディ自身にも変化がありそうです。

――お稽古を通して、また新しいヘディ像が完成されていきそうですね。

はい、やりながらですね。ベースはあるのでその中での反応といいますか、「ヘディってこういう一面もあるんだ」とか自分でも新しい発見ができるかもしれませんね。

――今回はどんなヘディが見られるか、こちらもワクワクします。

楽しみです。一度やっているからこそ、もっと性格を深掘っていけるのではないかなと。すでにヘディという人物がかなり見えているので、さらに明確に想像しやすい状況にあると思います。

ヘディに対して「純粋な気持ちで行動できるのが羨ましい」

――改めて、ヘディという役に対して雛形さんはどんな印象をお持ちですか?

ヘディは仕事ができる女性に憧れを持っていまして、そういう女性になりたいという気持ちが強いんです。とはいっても全然追い付けていないのですが(笑)、純粋な気持ちで行動できるのが羨ましいなと思います。大人になると簡単に行動できなくなってしまうと思うのですが、それを思い切って踏み出せる勇気はとても素敵だなと。

それと、だめだったら「もういい。次に行くわ」とできる切り替えの早さが少し自分と似ているかもしれません。「私にはちょっと合ってなかった」といった感じでサッと切り替えて、また次のビジョンを持てる前向きな感じがいいなと感じながら、そんなふうになりたいなとも思いながら演じています。

――そういう部分も演じていて分かるのですね。

はい。ヘディのことをどんどん分かっていくのが楽しいです。憎めないキャラクターだなと思います。

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THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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