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イマーシブシアター『サクラヒメ』出演者特別インタビュー【2】 新里宏太さん

INTERVIEW

演劇の本場ブロードウェイやロンドンでも話題となっている体験型演劇“イマーシブシアター”が、京都・南座にて上演されます。イマーシブシアター『サクラヒメ』 ~『桜姫東文章』より~は歌舞伎の『桜姫東文章』をモチーフとし、心中で思いを遂げた女性が花魁・サクラヒメ(純矢ちとせ)として転生し、巡り合った5人の男性(川原一馬、荒木健太朗、世界、平野泰新、Toyotaka)から、前世の記憶を頼りに運命の相手を探し出すというストーリーが、5通りのマルチエンディング形式で描かれます。

通常の舞台作品とイマーシブシアター作品の差は、何と言っても“観客の意思で物語の世界に入っていける”というポイント。今作では、演者と同じフロアで回遊しながら間近でパフォーマンスを鑑賞するスタイル(1階エリア)と、2.3階エリアから1階を俯瞰しながら物語の結末を決める裁決(投票)へ参加するスタイル、この2通りでの楽しみ方ができるとのこと。

今回のインタビューでは、ミステリアスな雲上の導者として歌声で観客をいざなう「新里宏太(しんざと・こうた)」さんに、作品への意気込みや、これまでに運命を感じたエピソードについて語っていただきました!

緊張感やプレッシャーに負けずに楽しみたい

――今作「イマーシブシアター『サクラヒメ』 ~『桜姫東文章』より~」(以下『サクラヒメ』)への出演が決まった時の心境を聞かせてください。

イマーシブシアター作品への挑戦は初めてになりますし、しかも由緒正しい南座という場所で公演ができるということで、やっぱり緊張はありましたけど嬉しさのほうが大きかったですね。

イマーシブシアターについても名前は知っていたんですが、まだ実際に触れたことはないので、全く未体験の世界に飛び込むという感じで。

――歴史ある南座という場所で、イマーシブシアターという新しい形式の作品を上演するのは、斬新で興味深い試みですが、意気込みはいかがでしょうか?

僕が演じる雲上の導者は、おそらく歌唱披露がメインで、あとは観客のみなさんを導いたりするんじゃないかなと思っているんですけど。「南座という場所で歌える!」という緊張感やプレッシャーに負けずに、楽しみながら頑張りたいです。

劇場内のどんな場所で歌ったりするのかはまだ分からないんですが、雲上というだけに、上階のほうでもパフォーマンスするのかなと。

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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