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山崎育三郎、尾上松也、城田優による「IMY」のオリジナル作品『あいまい劇場 其の壱「あくと」』ゲネプロ&取材会レポート!

REPORT

11月20日(土)より、「IMY」(アイマイ)のオリジナル作品「あいまい劇場 其の壱『あくと』」が東京・EXシアター六本木で開幕する。

「自分たちの感性で、オリジナル作品を製作したい」という3人共通の思いから、山崎育三郎、尾上松也、城田優3人の名前の頭文字をとって名付けられたプロジェクト「IMY」。

脚本は福原充則と城田が書き下ろし、演出は本舞台が初演出となる成河、音楽監督は桑原まこが担当。「IMY」のほか、出演者はキムラ緑子、皆本麻帆、本作が舞台デビューとなる清水美依紗がそろった。

本公演は全4話からなるオムニバス形式となっている。第1話は「朝ドラオーディション」。事前にTwitterで募集した日替わりのお題に対して、「IMY」の3人がエチュード(即興芝居)を繰り広げる。キムラ演じる新人女優「キムラ魅(T_T)」の強烈キャラクターにも目が離せない。城田が脚本を書いた第2話「Lateral thinking」では、「IMY」3人の緊張感あふれる芝居に注目だ。第3話「1996年の鳥山明」では、尾上松也演じる売れない漫画家・酒井順平を中心に話が展開していく。最後、第4話については、劇場でのお楽しみにしてほしい。今までに観たことがない形のエンターテインメントであることは確かだ。

今回は、山崎育三郎、尾上松也、城田優、キムラ緑子、皆本麻帆、清水美依紗、演出の成河が登壇した公開ゲネプロおよび取材会のレポートをお届けする。

取材会レポート

――初日を明日に控えて、「IMY」のみなさんはどんなお気持ちですか?

山崎:いよいよ始まるんだなと。2015年に3人で雑談したところからスタートして、6年経ってステージを用意していただいて感動しております。観たお客さまがどう受け止めてくださるかワクワクしています。

松也:3人の普段の会話の中から生まれたアイデアがどんどん大きくなって形になって、出演者の皆さん、スタッフの皆さん、そして演出を引き受けてくれた成河くん、脚本を担当してくださった福原さんが、一生懸命この公演を面白く、素敵なものにしようとしてくださっている姿を見るだけで日々感動していました。その結晶をこれから皆さんに観ていただくのは、非常に楽しみでもあり、我々が言い出しただけに不安もありますが、一生懸命務めたいと思っております。

城田:その不安を多分一番感じていたのが僕でして。かれこれ約20年ミュージカルや演劇をやらせていただきましたが、その中でも群を抜いて、この劇場に来た瞬間から言葉にできない不安感と緊張に包まれました。それで一度体調がすごく悪くなってしまったのですが、今朝ちょっと気付いたんですよ。今回のこの「IMY」の公演は「僕らがとにかく楽しい、面白いと思えるものを作ろう」ってやってきて。ちょっと語弊があるかもしれないですが、くだらないと思われてもおかしくないといいますか。くだらないと思っていただきたい部分も正直あって……と考えると、プレッシャーをそこまで感じる必要ないなと。ようやくここに来て、ちょっとだけ心が落ち着きました。

演劇、ミュージカル、コンサート、ショーなど、いろんなジャンルのエンターテイメントがあります。その全てのいいところを凝縮したこの「IMY」ならではの、他では観たことがないものが完成したなと。あとは僕らが一生懸命それを演じれば、きっとお客さまには素敵な時間を過ごしていただけるのではないかなと思っております。

次のページ: キムラ緑子さんが感じたIMYの雰囲気とは?

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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