May’nインタビュー ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』 「ユリアの持つ揺るぎのない強さを大切に演じたい」(後編)
INTERVIEW
――今回が、3作目のミュージカル作品への出演ということですが、May’nさんが感じるミュージカル作品の魅力や、やりがいを感じるところはどんな部分でしょうか?
私は歌手なので、コンサートでは台本というものは一切なくステージ立っているのですが、ミュージカルは台本があってお芝居をするのでそのような違いを最初は感じました。ただ一つの作品で、何十公演しても同じ公演というのは一つもないんだということを感じて。
もちろん、発するセリフ自体は同じですが、日や相手によって違った雰囲気でセリフが言えたりして。なので、生の魅力であったり、その日にしか生まれない化学反応だったりという面白さは、ライブと同じだなと感じましたね。
元々ミュージカルを観るのはすごく好きだったのですが、自分がミュージカルに参加させていただいたことで、よりミュージカルを魅力的に感じ、同じ公演なんて一つもないんだというところにライブと同じように魅力を感じました。
――ミュージカルにも、ライブと通ずるものを感じられたんですね。
そうですね。あえて違うことをするという訳ではないのですが、「今日何か違ったよね」、「今日更に良かったよね」みたいな瞬間が確実にあるので、それは生ならではの魅力だなと思います。