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松田岳インタビュー シン る・ひまオリジナ・るミュージカ・る『明治座で逆風に帆を張・る!!』「常に気持ちは1年生として、全力でぶつかっていきたい」(前編)

INTERVIEW

――第二部は毎年恒例のショーパートですが、今回『ジャングルジャナイトクルーズ』ということで、夢と魔法の明治座の地下王国“カマクーランド”でショーが繰り広げられます。こちらに関してはいかがでしょうか。

今年の演目も本当にる・ひまさんらしさが満載ですよね。皆さんに楽しんでいただける内容になると思います。

第二部はいつも毎年バタバタと作っているのですが、ショーを楽しみにしてくださる方だったり、その場で爆発的に生まれる何かを楽しみにしてくださる方だったり、それぞれいらっしゃるかと思います。そのリアルな空気感はやっぱり板の上に立ってみないと分からない部分があるので、今年はより稽古でしっかりと練習して、培っていったものを本番で出していきたいなというふうに思いますね。

本当にどうなるか分からなくて未知数なことも多いのですが、楽しみです。

――今年は、より爪痕を残したい気持ちもあったりするのでしょうか?

そうですね、一生懸命やることで何か残せたらいいんですけれども……。ただ去年の公演をなぞるようなことはしたくなくて、何か新しい自分をる・ひまさんで引き出していただいて、飛び込むといいますか、攻めの姿勢で行きたいなと思います。

サスペンスや時代劇などのオマージュをやってみたい

――今まで見られなかった松田さんの姿がまた今年も見られるかもしれませんね。毎年いろんなオマージュをやられていますが、何かやってみたいオマージュはありますか?

年末だとテレビで特番がありますよね? 連続ドラマのサスペンス2時間スペシャルとか、年末時代劇シリーズみたいな。そういったオマージュをやってみたいです。

最近は、YouTubeとかTikTokとか短い動画で楽しめる、爆発的な刺激があふれていますが、そうではない地味な演出でお客さまを楽しませられたらいいなと思っています。

次のページ:今回「こういうことをやってみたい」という提示を原田さんにできたら

THEATER GIRL編集部

観劇女子のためのスタイルマガジン「THEATER GIRL(シアターガール)」編集部。観劇好きの女子向けコンテンツや情報をお届けします。

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