高橋健介インタビュー『デブとラブと過ちと！』「より多くの人が元気になってくれたら」（前編）

2022.11.27

INTERVIEW

11月7日（月）よりTOKYO MXにて『デブとラブと過ちと！』が絶賛放送中。

本作は、電子書籍サイト「コミックシーモア」で累計6,000万DL突破の大人気オリジナルコミック、『デブとラブと過ちと！』（ままかり/ソルマーレ編集部）を原作とした、超ポジティブな記憶喪失のヒロインとイケメン若手副社長が繰り広げる、ドタバタラブコメディ。

本作のヒロイン・夢子役を務めるのは、ドラマ初主演となる3時のヒロインかなでさん。夢子が恋する若手副社長・結城役には、草川拓弥さん（超特急）。さらに、夢子の上司で、お菓子メーカー企画部のクールな課長・前園弘樹役を崎山つばささん、ベンチャー企業から夢子と同じ企画部にやってくる松陰寺尊役を高橋健介さん、夢子の同期で、会社での男性人気が断トツのぶりっ子キャラ・玉井咲役を、太田夢莉さんが演じます。

THEATER GIRLは、松陰寺尊役の高橋健介さんにインタビュー。前編では、演じる松陰寺尊について、主演の3時のヒロインかなでさんを始めとした共演者の印象やドラマ撮影でやりがいを感じたことなど、たっぷりとお話をうかがいました。

インタビュー後編はこちら

他界隈から評価してもらえたのは嬉しいし糧になる

――本作に出演が決まった時はどんなお気持ちでしたか。

マネージャーの営業なのか、MXさんのオファーなのか気になるところですが（笑）、でも本当に嬉しいですね。自分が今までやってきたフィールドじゃないところでのお仕事で、他界隈から評価してもらえてお仕事をいただけたと思うので、嬉しいし糧にもなります。今まで自分がやってきたことが間違ってなかったんだなと思えました。

――本作では、ベンチャー企業から夢子と同じ企画部にやってくる松陰寺尊役を演じられますが、注目してほしいポイントや役としての見どころはどんなところでしょうか。

物事をはっきり言えるところが松陰寺のいいところだと思います。やっぱり日本人って、思っていることをなかなか言えない人が多いと思いますが、松陰寺はけっこうスパッと言うので、非常に清々しいなと思います。

――事前特番からも皆さんの良い雰囲気が感じられましたが、共演者の皆さんの印象や撮影中のエピソードを聞かせてください。

事前特番でも撮影中でも、太田夢莉が非常に賢くやってたなと（笑）。自分が前に出る訳ではなく一歩引きつつ、でも良いポイントで喋っていて、一番うまく立ち回っていたなって。さすが長くアイドルをやっていただけあるなと思いましたね。

ずっとかなでさんと遊んでいました（笑）

――ドラマの撮影で楽しかったことや、やりがいを感じたことはどんなことでしょうか。

撮影の合間にSNS用のオフショットを撮ったりしましたが、かなでさんは撮影で疲れているはずなのに、「たかけん撮ろうよ！」って言ってくれて、ある意味休み時間が全くなかったんですけど、楽しかったですね。ずっとかなでさんと遊んでいました（笑）。

――事前特番でも高橋さんのツッコミが冴え渡っていましたが、かなでさんとは相性ばっちりだったんですね。

お互い引くに引けなくなっていたかもしれないですけど（笑）。つばさくんや草川さんは、休憩時間はしっかり休むタイプだったので。俺に捕まると思ったのか、気づいたらつばさくんは楽屋からいなくなっていました（笑）。

でも、それが本来正解ですから。俺は、楽屋にかなでさんや夢莉ちゃんがいたら、やっぱり話しちゃうじゃないですか。でも、すぐに「はい出番です」って言われるんですよね（笑）。楽屋ではそういう時間が多かったと思います。

――逆にドラマの撮影で難しいと感じた部分はどんなところでしょうか。

今回はラブコメだったのでけっこう大袈裟にやってもよかったんですけど、普段舞台に出演することが多いので、動きが大きくなってしまいがちです。今回はラブコメだったので、舞台で培った演技が通用していた部分があるとは思いますが、繊細なシーンでは、もうちょっと時間を使って考えられたらよかったなと思いますね。後からオンエアや編集を見て、反省することがいっぱいあったので。